プロレスファンの初詣 1・4新日本プロレス東京ドーム 王者・棚橋弘至王座防衛 武藤敬司飛んだ!天コジ悲願のタッグ王座奪取

 毎年の風物詩、プロレスファンの初詣と言われる新日本プロレス、東京ドーム大会『NJPW 40th anniversary Tour. レッスルキングダムⅥ in 東京ドーム』が1月4日に開催された。東京ドーム43000人の大観衆(主催者発表)の中、熱戦が続いた。
 メインイベントでは、棚橋弘至が史上最悪の侵略者、鈴木みのるを迎え撃ち、ゴッチ式パイルドライバーを食らって絶体絶命だったが、何とか返し、逆転のハイフライフロー2連発で見事に王座防衛。試合後、凱旋帰国を果たしたオカダ・カズチカが挑戦者として名乗り出たが、棚橋はお客さんに聞いてみようとアピール。すると観客からは大きなブーイング、「100年早い!」「顔じゃない!」「誰だお前は?」と辛らつな野次も飛んだ。これを受けて王者・棚橋は時期早々として、ここ(挑戦者の座)まで上がってこい!と一蹴した。
 そして、ファンの声援に応え、エアギターを披露、最後は「東京ドームの皆さん、愛してまーす!」で締めくくった。
 セミファイナルでは武藤敬司がシャイニング・ウィザードの連発から、最後は何とムーンサルトプレスを披露し、完全に若い内藤を食ってしまった。
 また、注目された、天コジ復活のIWGPタッグ王座選手権は、バッド・インテンションズの猛攻に苦しみながらも、最後はバーナードに小島の剛腕ラリアット、天山のムーンサルトプレスの連携技で遂にピンフォール勝ち。天コジが悲願のタッグ王座を新日本プロレスに取り戻した。
■ 新日本プロレス NJPW 40th anniversary Tour. レッスルキングダムⅥ in 東京ドーム
日時:2012年01月04日(水) 17:00
会場:東京・東京ドーム
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<第11試合 60分1本勝負 IWGPヘビー級選手権試合>
○棚橋 弘至(王者)
25分59秒 ハイフライフロー→片エビ固め
●鈴木 みのる(挑戦者)
週刊マット界舞台裏’11年12月22日号 背水の陣で迎える1・4ドームのメーンが、棚橋VS鈴木で良いのか?
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<第10試合 30分1本勝負 GENIUS FACES GENIUS>
●内藤 哲也
22分35秒 ムーンサルトプレス→片エビ固め
○武藤 敬司
<第9試合 30分1本勝負 NJPW vs NOAH BATTLE CONCENTRATION II>
●矢野 通、中邑 真輔
15分10秒 ゴーフラッシャー→体固め
丸藤 正道、○潮崎 豪
<第8試合 30分1本勝負 FIGHTING WITHOUT HONOR OR HUMANITY>
○真壁 刀義
09分15秒 キングコング・ニードロップ→体固め
●高山 善廣
<第7試合 30分1本勝負 NJPW vs NOAH BATTLE CONCENTRATION I>
○後藤 洋央紀
12分35秒 昇天・改→片エビ固め
●杉浦 貴
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<第6試合 60分1本勝負 IWGPタッグ選手権試合>
“ザ・マシンガン”カール・アンダーソン、●ジャイアント・バーナード(王者)
12分40秒 ムーンサルトプレス→片エビ固め
小島 聡、○天山 広吉(挑戦者)
<第5試合 30分1本勝負 TOKYO MONSTER WAR>
シェルトン・ベンジャミン、○MVP
09分41秒 イリバーシブルクライシス
●高橋 裕二郎、田中 将斗
<第4試合 30分1本勝負 BLUE JUSTICE NEVER DIE>
●井上 亘、永田 裕志
06分34秒 左ハイキック→片エビ固め
河野 真幸、○船木 誠勝
<第3試合 30分1本勝負 NEW JAPAN RESPIRATION オカダ・カズチカ&YOSHI-HASHI 凱旋帰国試合>
○オカダ・カズチカ
04分37秒 レインメーカー→片エビ固め
●YOSHI-HASHI
<第2試合 30分1本勝負 AERIAL KINGDOM feat. CMLL SUPER ESTRELLAS>
マスカラ・ドラダ、KUSHIDA、タイガーマスク、○獣神サンダー・ライガー
10分18秒 垂直落下式ブレーンバスター→体固め
タイチ、TAKAみちのく、●バリエンテ、アトランティス
<第1試合 60分1本勝負 IWGPジュニアタッグ選手権試合>
ロッキー・ロメロ、●デイビー・リチャーズ(王者)
12分44秒 前方回転エビ固め
○田口 隆祐、プリンス・デヴィット(挑戦者)
<第0試合 15分1本勝負>
●三上 恭佑、本間 朋晃
08分47秒 ヘッドシュリンカー→片エビ固め
○タマ・トンガ、キャプテン・ニュージャパン
詳細版は週刊マット界舞台裏01月12日対抗戦暗礁 新日禁断猪木今年元気ですかに収録されました。お楽しみ下さい。
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