6月19日(アメリカ現地時間)、世界最大のプロレス団体WWEのPPV大会『WWE PPV Capitol Punishment』が開催された。首都ワシントンDCで行われたので、バラク・オバマ大統領のそっくりさんコメディアンを前面に出し、政府がWWEをバックアップしている様な楽しく、豪華な演出で盛り上げてくれた。
(C)WWE 2011 All Rights Reserverd.
メインはやっぱりジョン・シナだ!
特にメイン直前に、偽オバマ大統領が演説、そして引き上げようとすると、放送席の解説者ブッカーTが、引き止める。そしてリングに招きいれ、なんとスピン・ルーニーをリクエストしたのだ。偽オバマ大統領は快く笑顔でそれに応える、大統領のスピン・ルーニーが爆発だ!ゴージャスな演出で大会に華を添えてくれた。
勿論、試合も激しいの一言、なんとUS王座とIC王座がベルト移動という衝撃的な結果に。特にIC王座戦では、ウェイド・バレット率いるユニット“ザ・コア”から追放されたエゼキエル・ジャクソンの怒りが爆発。アメリカン・プロレスを代表する名選手、トータル・パッケージ・レックス・ルガーの必殺技トーチャー・ラック(アルゼンチン式バックブリーカー)で、バレットからタップを奪い完勝、WWE王座、世界ヘビー級王座への登竜門であるIC王座を奪取した。
(C)WWE 2011 All Rights Reserverd.
ドルフ・ジグラーが伝統あるUS王座を奪取
勿論、ジョン・シナ、ランディ・オートンの2大王者もそれぞれ、Rトゥルース、クリスチャンを相手に防衛戦。特にスペイン興行で脳震盪を起こし、出場も危ぶまれたオートンだが、クリスチャンと名勝負数え唄を披露。シナに絡むRトゥルースは試合を有利に進めるも、例によって客席に子供に絡むのだが・・・・。
また翌日20日の『WWE RAW』は“Power to the People”と銘打った3時間スペシャル。両ブランドの選手が一堂に会し、メインでは、ジョン・シナ、ランディ・オートン、アレックス・ライリーvs.Rトゥルース、クリスチャン、ザ・ミズという超豪華、PPV並のカードが組まれた。
翌日のRAWも含む詳細は週刊マット界舞台裏'11年6月30日号 和田京平讃 猪木長州確執IGF破局に掲載されました。
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『WWE PPV Capitol Punishment』
日時:2011年6月19日
場所:アメリカ ワシントン州ワシントンDC
<WWE王座タイトルマッチ>
○ジョン・シナ(王者)
(14分46秒 ピンフォール)
●Rトゥルース(挑戦者)
<シングルマッチ>
○エヴァン・ボーン
(7分18秒 ピンフォール)
●ジャック・スワガー
<世界ヘビー級王座タイトルマッチ>
○ランディ・オートン(王者)
(14分05秒 ピンフォール)
●クリスチャン(挑戦者)
<シングルマッチ>
○CMパンク
(15分00秒 ピンフォール)
●レイ・ミステリオ
<IC王座タイトルマッチ>
○エゼキエル・ジャクソン(挑戦者)
(6分50秒 トーチャー・ラック)
●ウェイド・バレット(王者)
<シングルマッチ>
○アルベルト・デル・リオ
(4分56秒 レフリーストップ)
●ビッグ・ショー
<シングルマッチ>
○アレックス・ライリー
(10分12秒 ピンフォール)
●ザ・ミズ
<US王座タイトルマッチ>
○ドルフ・ジグラー(挑戦者)
(11分05秒 タップアウト)
●コフィ・キングストン(王者)
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