チェール・ソネン、毒舌王からアンポンタンへ!2度目の薬物検査陽性、しかもHGH(ヒト成長ホルモン)

(C) Photo Courtesy of UFC
 すでに引退を表明しているとはいえ、チェール・ソネンが6月5日に行われた2度目の薬物検査に陽性だったことがネバタ州のアスレティック・コミッションから発表された。しかも今度は、アルティメット・ウォリアーの寿命を縮めたことでも悪名高きHGH(ヒト成長ホルモン)他、数種類というから仕方ない。ヴァンダレイ・シウバをこき下ろしていた毒舌王が、今度は道化師のアンポンタンになってしまった。
カード編成笑劇!UFC175、毒舌王チェール・ソネン薬物検査失格

 もっとも、「公平なスポーツ競技の確立」をお題目にする米国流は果たして正しいのかという疑問は大きい。喰えなくなってボディーガードをしていることが話題になったケン・シャムロックは、こういった風潮を「もし、そこまで厳格にやるなら、UFCのレベルは昔に戻ってしまう」と、極めてまっとうな警鐘を鳴らしていた。

 なんでもアリの総合格闘技なんだから、前日なにを食ったかとか、どんな注射を打ったかなんかどうでもいいじゃないか、という意見も無視できない。お客が見たいのはその試合当日どっちが強かったかだけであって、順当な場合もあれば、番狂わせもあるから面白いのではなかったのか。前日に家族が亡くなって、それどころじゃなかったとか、しょせん公平なんてモンは存在しないのだ。宮本武蔵は最後はボートオールを武器に使って佐々木小次郎を倒したのであって、そんなの反則だとか、本当は小次郎の方が剣豪として最強だったと言っても、結果は変えられないのだ。
 やっぱりPRIDEがイチバン面白かったと思っているファンは少なくないのではなかろうか。

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