アルバート・クラウス、モサブ・アムラーニ勝利、JBサディック反則負け~6・29QFS(QABALA FIGHT SERIES)アゼルバイジャン

Ben Pontier Photography

 現地時間6月29日、アゼルバイジャン共和国で『QABALA FIGHT SERIES』が開催された。アルバート・クラウスをはじめとする世界的にメジャーなキック選手が集結し、東欧諸国の急成長ぶりが伺える。注目のクラウスはスーパーファイトに登場(この試合はGloryの実績としてカウントされるらしい)し、エルカン・ヴァロルに判定勝利。これでクラウスは連勝となり、一時期、4連敗し引退説も流れたが、完全に復調したようだ。

 クラウスと共に、もうひとつの目玉であったヘビー級戦、ヘスディ・ゲルゲス(ヘスディ・カラケス)対ジャマル・ベン・サディックは大変なトラブルが起った。試合開始すぐに、サディックがゲルゲスのキックを掴み押し倒す。ここまでは流れの中で仕方ないのだが、サディックはさらに寝ている相手にキック、そしてMMAのようにパウンドを叩きこんだのだ。MMAでは許される攻撃も、キックでは当然、反則。ゲルゲスはレフェリーに激しく抗議し、ゲルゲスの反則勝ち。後味の悪い結果となった。

 モサブ・アムラーニ対イム・チビンは1Rにアムラーニが、膝蹴り、ミドルキックをチビンのわき腹の同じ個所に命中させ、2度のダウンを奪いKO勝利。チビンは悶絶して立ち上がる事が出来ず、アムラーニが圧勝となった。

■ QABALA FIGHT SERIES
日時:6月29日(現地時間)
場所:アゼルバイジャン共和国

140629QFSAlbertKraus1
140629QFSAlbertKraus2
<ライト級スーパーファイト>
○アルバート・クラウス
 判定3-0
●エルカン・ヴァロル

140629QFSHesdyGerges
<ヘビー級スーパーファイト>
○ヘスディ・ゲルゲス
 反則
●ジャマル・ベン・サディック

140629QFSMosabAmrani
<ライト級スーパーファイト>
○モサブ・アムラーニ
 TKO
●イム・チビン

<70キロ級トーナメント決勝>
○ユーリ・ケール
 判定
●ラマル・アスラノフ

<70キロ級トーナメント準決勝>
○ユーリ・ケール
 判定
●タダス・ジョンクス

<70キロ級トーナメント準決勝>
○ラマル・アスラノフ
 判定
●ロマン・マイロフ

<70キロ級トーナメント一回戦>
○テオ・ミケリッチ
 判定
●タダス・ジョンクス

<70キロ級トーナメント一回戦>
○ユーリ・ケール
 TKO
●テルマン・スレイマノフ

<70キロ級トーナメント一回戦>
○ラマル・アスラノフ 
 TKO
●グオ・ジャンフェン

<70キロ級トーナメント一回戦>
○ロマン・マイロフ 
 判定
●マテウス・コピック

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6・29QFS(QABALA FIGHT SERIES)アゼルバイジャン共和国で超豪華キック大会
6・29QFS(QABALA FIGHT SERIES)アゼルバイジャン共和国、選手続々到着!

【なぜに上記大会がGLORY名義でないのかは『マット界舞台裏6月19日号』がよくわかる】
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マット界舞台裏6月19日号次IWGP谷川貞治Glory長瀬館長マカオ泰拳CAC武藤船木BJマリガン