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8月16日（現地時間・放送日）に放送されたスマックダウン・ライブは、番組冒頭から、次回PPV大会「サマースラム」でWWE王座戦を行う王者ディーン・アンブローズと挑戦者ドルフ・ジグラーが激しくやりあった。この2人はどろどろした抗争が多いWWEの王座戦では珍しく同じベビーフェイスで友人同士という（設定）で、クリーンに王座戦を行う予定だったが、2人が一緒にヒール達と戦っている時にジグラーがアンブローズに誤爆。これでアンブローズに不信感が生まれ、遂に仲間割れしてしまったのだった。そして、ジグラーは自分が実力の割に団体から冷遇されている事を訴えると、アンブローズも、それは認めたものの、王座防衛を果たすのは自分だとアピール。一触即発となった。
また、怪物ブロック・レスナーと「サマースラム」で対戦するランディ・オートンは、ドラフトでロウ大会、スマックダウン・ライブのどちらからも指名されなかったヒース・スレーターと対戦。スレーターはオートンに勝利すれば、スマックダウン・ライブと契約出来るのだが、荒れ狂うオートンになすすべなし。しかし、レフェリーの制止を振り切り攻撃を続けるオートンが反則負けとなってしまった為、スレーターの勝利となった。もちろん、その後もオートンはスレーターに攻撃を続け、PKOを決めたのだった。半死半生で控え室に戻ったスレーターは反則とはいえ、記録上は勝利だったので、コミッショナーのシェイン・マクマホンに契約してもらう事になったが、スレーターが気がつかない間にシェインは契約書を持ち去ってしまう。またしてもスレーターは契約出来なかった。
そして番組のメインでは、ジョン・シナが「サマースラム」で一騎打ちを行うAJスタイルズが見守る中、アルベルト・デル・リオと対戦。勝利したシナにAJスタイルズが襲いかかったが、シナが逆に返り討ち。「サマースラム」直前の前哨戦ではシナが圧倒した。
■ スマックダウン・ライブ
日時：2016年8月16日（現地時間・放送日）
場所：アメリカ・テキサス州オースチン
＜シングルマッチ＞
○ジョン･シナ
ピンフォール
●アルベルト･デル･リオ
＜タッグマッチ＞
○ベッキー･リンチ、カメーラ
ピンフォール
●ナタリア、アレクサ･ブリス
＜シングルマッチ＞
○ディーン･アンブローズ
ピンフォール
●エリック･ローワン
＜シングルマッチ＞
○ヒース･スレーター
反則
●ランディ･オートン
＜12人タッグマッチ＞
○ウーソズ、アメリカン･アルファ、ハイプ･ブラザーズ
ピンフォール
●ボードビランズ、アセンション、ブリーザンゴ
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