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6月13日（現地時間・放送日）に放送されたロウ大会は、まず、番組冒頭、フロリダ州オーランドで起った銃乱射事件の被害者への黙祷を行なった。こうした社会的に大きな事件に真正面から向き合うのがWWEという事だろう。
そして、番組では7月から生放送になるスマックダウンに関して、シェインとステファニーのマクマホン兄妹が言い争った。シェインは、それぞれどちらかの番組を仕切る事にしようと提案するが、ステファニーは、両方とも自分が仕切るとアピールしたのだった。そこに現れたのはケインだった。ケインはジ・アンダーテイカーの弟として怪奇派レスラーであるが、背広を着てコーポレート・ケインとして過去に番組のGMを務めた事もある。その実績、そして兄であるテイカーの推薦状も用意し自分に仕切らせてくれとアピールしたのだった。その後もシェイン、ステファニー、ケインの3人で自分にやらせろと平行線。ケインは2人（シェイン、ステファニー）はスマックダウンを仕切るのにふさわしくないと語り、シェインは、ロウ大会はステファニーとケインで仕切ればいい、自分はスマックダウンを仕切ると言う。スマックダウンが生放送になるまで、誰が仕切るか揉める感じだ。
そして次回PPV大会「マネー・イン・ザ・バンク2016」直前という事で、そこで対決するジョン・シナとAJスタイルズの調印式、そしてWWE世界ヘビー級王座戦を行なうロマン・レインズとセス・ロリンズ、そしてMITB戦に参戦するディーン・アンブローズも、王座を保持するのは自分だと揉め、PPV大会へ抗争は最高潮に達してきたようだ。
■ WWE RAW
日時：2016年6月13日（現地時間）
場所：アメリカ・ルイジアナ州ニューオーリンズ
＜シングルマッチ＞
○ディーン･アンブローズ
ピンフォール
●クリス･ジェリコ
＜タッグマッチ＞
○ケビン･オーエンズ、アルベルト・デル･リオ
ピンフォール
●ルチャ･ドラゴンズ
＜シングルマッチ＞
○サミ･ゼイン
ピンフォール
●セザーロ
＜シングルマッチ＞
○シェイマス
ピンフォール
●ザック･ライダー
＜シングルマッチ＞
○ペイジ
ピンフォール
●シャーロット
＜8人タッグマッチ＞
○カール・アンダーソン、ルーク・ギャローズ、ボードビリアンズ
ピンフォール
●ニュー･デイ、エンツォ、ビッグ･キャス
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