(C)GLORY
10月9日（現地時間）にコロラド州デンバーで『GLORY 24 DENVER』が開催された。
メインはミドル級戦でジョー・シリングがオランダのジェイソン・ウィルニスを迎え撃った。シリングはキックボクサーだがMMAにも挑戦しており、グローリーと同じくスパイクTVで放送されている兄弟番組であるベラトールにも参戦。鳴り物入りでベラトール入りしたメルヴィン・マヌーフにKO勝ちした実績もある。元々、このシリングがミドル級王者アーテム・レヴィンに挑戦する事になっていたが、レヴィン欠場で、ウィルニスと対戦する事になった。試合は、白熱した打撃戦が続き、最後は2ラウンド終了後、ウィルニスが足を負傷したという事で、試合続行不可能となり、シリングがTKO勝利。次こそ王座戦だとアピールした。
またヘビー級王座挑戦者決定トーナメントも準決勝が行われ熱戦が続いた。ベンジャミン・アデブイとジャファー・ウィルニスがそれぞれTKO勝利で勝ち上がり、決勝は僅差のスプリット判定でアデブイが勝利。リコ・ヴァーホーベンの保持するGLORYヘビー級王座への挑戦権を獲得した。
■ GLORY 24 DENVER
日時：2015年10月9日（現地時間）
場所：アメリカ・コロラド州デンバー
＜ミドル級＞
○ジョー・シリング
2R終了 TKO
●ジェイソン・ウィルニス
＜ヘビー級王座挑戦者決定トーナメント準決勝＞
○ベンジャミン・アデブイ
判定 2-1
●ジャファー・ウィルニス
＜ミドル級＞
○ダスティン・ジャコビー
3R TKO
●ウェイン・バレット
＜ヘビー級王座挑戦者決定トーナメント準決勝＞
○ベンジャミン・アデブイ（ルーマニア）
3R TKO
●ムラデン・ブレストバッチ（クロアチア）
＜ヘビー級王座挑戦者決定トーナメント準決勝＞
○ジャファー・ウィルニス
2R TKO
●ベン・エソワーズ
10月9日（現地時間）にネバダ州ラスベガスで『RFA 31: Smith vs. Marunde』が開催された。
RFAはAXSTVで全米に生放送されている為、北米中堅MMA団体でも注目度が高く、レガシーFCと共にこのRFAで王者になるとUFCやベラトールというメジャー団体との契約出来る事が多い。またUFCやベラトールといったメジャー団体からリリースされた選手も、ここで実績を積む事によって再契約される確率も高く、実際、今大会のメインに登場するミドル級王者ギルバート・スミスはジ・アルティメット・ファイターに参戦している。優勝出来ず契約出来なったスミスはその後、タイタンFCやレガシーFCを渡り歩き、RFAで遂にベン・スミスを破って王者になった。挑戦者のブリストル・マルンデもジ・アルティメット・ファイター出身で4連勝中でRFA初参戦でいきなり王座への挑戦が決定した。試合は、4Rまでもつれ込んだが、スミスがTKOで勝利した。
また聖地ラスベガスという事もあり、RFA女子ストロー級暫定王座決定戦も行われ、ジョスリン・ライバーガーが判定勝ちで新王者に輝いた。
■ RFA 31: Smith vs. Marunde
日時：2015年10月9日（現地時間）
場所：アメリカ・ネバダ州ラスベガス
＜RFAウェルター級選手権試合／5分5R＞
○ギルバート・スミス（王者）
4R 2分03秒 TKO
●ブリストル・マルンデ（挑戦者）
＜RFA女子ストロー級暫定王座決定戦／5分5R＞
○ジョスリン・ライバーガー
判定 3-0
●ゾイラ・フラウスト
＜ミドル級／5分3R＞
○ガブリエル・チェッコ
3R 4分17秒 三角絞め
●マイク・ジャスパー
＜バンタム級／5分3R＞
○マシュー・ロペス
1R 2分18秒 リアネイキドチョーク
●ジャスティン・リン
電子書籍版は金曜16日発売『週刊ファイト10月22日号』に収録されました。
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