[週刊ファイト1月1日期間] [ファイトクラブ]公開中
▼RIZIN大晦日10日前:王者シェイドゥラエフの余裕、朝倉未来の覚悟
photo:週刊ファイト+(C)RIZIN公式 by 野村友梨乃
・RIZIN大晦日:闘志燃やす公開練習&フェザー級タイトルマッチ調印式
・仕上がった朝倉と、出来上がっている王者:シェイドゥラエフ余裕の笑み
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・RIZINフェザー級王座決着の時:余裕の怪物か、覚悟の挑戦者か
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RIZIN大晦日:闘志燃やす公開練習&フェザー級タイトルマッチ調印式
決戦まで、あと10日。RIZIN10周年の集大成となる「RIZIN師走の超強者祭り」(31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)を前に、都内で行われた公開練習&調印式は、華やかさよりも異様な緊張感に包まれていた。

フェザー級(−66kg)王者ラジャブアリ・シェイドゥラエフ(25=キルギス)と、挑戦者・朝倉未来(33=ジャパン・トップチーム)。RIZIN10周年の大晦日、そのメインを張る2人が、いよいよ同じ空気の中に立った。
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仕上がった朝倉と、出来上がっている王者:シェイドゥラエフ余裕の笑み
先に姿を現したのは朝倉未来だった。ファンが密集する会場の中央を割るように進み、上半身裸で登場する。腹筋は深く刻まれている。試合まで10日――仕上がりは誰の目にも明らかだった。
ボクシンググローブを装着し、2分間のミット打ち。MAXパワーではない。それでも左ストレートを軸に、ワンツーを正確に突き刺していく。音は重く、動きに無駄がない。集中が極まるにつれ、会場も真剣にその姿を見つめていた。

そして、その様子を見つめていた男がいる。王者、ラジャブアリ・シェイドゥラエフだ。「空港から直行してきた」そう語られた通り、彼は私服姿で会場に現れた。スニーカー、ジャケット、腕時計、携帯電話。ふらっと立ち寄ったかのような佇まいだ。その表情には一切の緊張が感じられなかった。
朝倉の公開練習が始まっても、シェイドゥラエフは動かない。余裕とも取れる笑みを浮かべながら、じっと見つめる。挑戦者を値踏みするようでもあり、すでに「分かっている」ようでもある。
続いて、王者の公開練習が始まった。ジャケットを脱ぎ、腕時計と携帯をスタッフに預ける。ロンT一枚になった瞬間、会場の空気が変わった。服の上からでも分かる、分厚い上半身。フェザー級とは思えない密度だ。

シェイドゥラエフがシャドーを始める。一つ一つの動きに無駄はない。速さや力は抜いていた。だが、それでも伝わる。この男は、すでに出来上がっている。王者の“圧”だけが、確実に会場を支配していった。怪物――。そう呼ばれる理由は、派手さではない。むしろ、この「何もしていないのに強さがにじみ出る余裕」にこそある。
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