[ファイトクラブ]UFCファイトナイト:元RIZINマネル・ケイプ1R爆殺KOで戦線大再編

[週刊ファイト12月25日期間] [ファイトクラブ]公開中

▼UFCファイトナイト:元RIZINマネル・ケイプ1R爆殺KOで戦線大再編
 photo:(C)UFC公式 by 野村友梨乃
・ケイプが2位ロイヴァル撃破:フライ級王座戦線が怒涛の大再編!2025
・ケイプ、フライ級2位ブランドル・ロイバル瞬殺!挑戦者戦線に殴り込み
・デビュー1年でチカゼ撃破!ヴァシェホス、豪快バックブローでKO
・ランキング入りへ一直線!コスタの左ハイキックでチャイエーを葬送
・フライ級戦国時代へ:ケイプ、平良、堀口がフライ級覇権争奪に突入


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ケイプが2位ロイヴァル撃破:フライ級王座戦線が怒涛の大再編!2025
 2025年12月13日(日本時間14日)、米国ラスベガスのUFC APEXで『UFC Fight Night: Royval vs. Kape』(U-NEXT配信/UFC Fight Pass)が開催された。2025年のUFCはフライ級が主役となった一年だったが、その勢いを象徴するように、この日のメインイベントもフライ級戦線の行方を大きく左右する一戦となった。

 メインでは、元RIZINバンタム級王者で現UFCフライ級6位のマネル・ケイプ(アンゴラ/ポルトガル)が、同級2位ブランドン・ロイヴァル(米国)を1R TKOで破り、新王者ジョシュア・ヴァンへの挑戦を力強くアピールした。

 9日に発表された最新ランキングでは、ブランドン・モレノをTKOで下した平良達郎がついに3位へ浮上。王者はアレッシャンドレ・パントージャに負傷TKO勝ちしたジョシュア・ヴァン。1位パントージャ、2位ロイヴァル、3位平良、4位モレノ、5位アミル・アルバジ、6位ケイプ、7位アスー・アルマバエフ、8位堀口恭司と、上位陣が大きく入れ替わった直後のタイミングだった。
 ここ数週間のUFCでは、フライ級の激変が続いている。11月23日には堀口恭司がウランベコフをリアネイキドチョークで下し完全復活を示し、続く12月7日には平良達郎が元王者モレノを圧倒して2R TKO勝利。さらに同日のフライ級タイトルマッチではジョシュア・ヴァンがパントージャを負傷TKOで破り新王者となり、階級全体が一気に再構築された。
 そして今回のケイプによるロイヴァル1R撃破。この勝利によって2025年フライ級タイトル争いはますます混迷を深め、一年間続いた激動の流れが最後まで止まらないまま、シーズンの締めくくりを迎えることとなった。

 2025年最後のUFCは、やはりフライ級が主役だった。階級の中心は大きく揺れ続け、誰が次の世界タイトルへ手を伸ばすのか。その答えは、この日のAPEXで新たに刻まれた。

▼UFCドーハ熱狂:堀口恭司、9年ぶり復帰で絞殺決着の帰還劇

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ケイプ、フライ級2位ブランドン・ロイバル瞬殺!挑戦者戦線に殴り込み
<フライ級 5分5R>
〇マネル・ケイプ(ポルトガル)22勝7敗(UFC7勝3敗)
 1R 3分18秒 右フック⇒パウンドTKO
●ブランドン・ロイバル(米国)17勝9敗(UFC7勝5敗)

 3度目の正直となったケイプ vs ロイバル。過去2度の対戦は怪我で流れ、ようやく迎えたこの一戦は、揺れ続けるUFCフライ級タイトル戦線の行方を占う大一番となった。試合前、ロイバルは「平良やヴァンの世代は完成度が高すぎる」と警戒しつつも、「俺はヴァンと“今年のベストバウト級”をやった男だ。ケイプを倒してタイトル戦へ戻る」と強い決意を口にしていた。

 しかし、その言葉を打ち消すように、試合はあまりにも速く、そして鮮烈に終わった。ケイプは序盤から圧をかけ、ロイバルの蹴りをいなしながら距離を支配。右ボディから一気に前へ出て、右フックをクリーンヒット。崩れ落ちたロイバルにパウンドを重ね、レフェリーが止めに入った。1R 3分18秒。ケイプの完勝だった。

 ランキング2位のロイバルを一蹴したことで、ケイプのタイトル挑戦は一気に現実味を帯びた。1位パントージャはヒジ負傷で復帰未定、3位平良はモレノTKOで挑戦権目前、8位堀口は2月にアルバジと激突する。混迷するフライ級で、「次の挑戦者は誰か?」の議論が過熱するなか、ケイプは試合後インタビューで自信満々に吠えた。
 「まず神に感謝したい。そして応援してくれた仲間たち、全ての人々に感謝する。ジョシュア・ヴァン、そのベルトは俺のものだ。もし7月に足を折ってなきゃ、今頃チャンピオンだったんだぜ。俺はここにいる。ヒューストンだろ? 2月の大会で戦おうじゃないか。契約書にサインしろよ。俺は“スターボーイ”。この階級で一番危険な男だ。誰も否定できない。俺が最高だ!」いつもの強気を超え、言葉の端々から“本気で王者を獲りにきた男”の気迫が溢れたインタビューだった。

 試合後の余韻が冷めぬまま、フライ級のストーリーはさらに複雑になる。ロイバル撃破でケイプが挑戦最右翼に浮上し、3位平良はすでに世界が認める実力を証明済み。そこへ堀口が完全復活し、2月にアルバジを破ればタイトル戦線へ滑り込む可能性も高い。2025年、フライ級はUFCで最も熱い階級となった。新時代へ向けた主役争いは、ここからさらに激しさを増していく。

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