[ファイトクラブ]黄金の虎、再び吠える―佐山サトルが20周年記念大会で新たな挑戦を宣言

[週刊ファイト12月18日]期間 [ファイトクラブ]公開中

▼黄金の虎、再び吠える―佐山サトルが20周年記念大会で新たな挑戦を宣言
 (C)SSPW 編集部編
・SSPW後楽園20周年記念大会激闘の記録
・伝説の初代タイガーマスクが後楽園に降臨 新道場設立と新武道創設を宣言
・スーパー・タイガー&竹田誠志が新設王座の初代王者に!激戦の一夜
・彩羽匠が圧巻の勝利で締めた―J横田&Sareeeとの初トリオ極上の連係美
・藤田和之&ケンドー・カシンが圧倒の勝利―永田裕志との再会
・「直視できません…」平井丈雅代表が語った感動の理由


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SSPW後楽園20周年記念大会激闘の記録

■ 初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.37 ーTHE 20th ANNIVERSARYー〔20周年記念大会〕
日時:12月4日(木)
会場:後楽園ホール

<メインイベント SSPW認定世界タッグ選手権試合 60分1本勝負>
○スーパー・タイガー 竹田誠志
 12分03秒 ハイキック⇒片エビ固め
村上和成 ●高橋“人喰い”義生

<第6試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負>
ジャガー横田 Sareee ○彩羽匠
 9分51秒 ランニングスリー⇒片エビ固め
NORI MIRAI ●宝山愛

<第5試合 タッグマッチ 30分1本勝負>
○船木誠勝 デイビーボーイ・スミスJr.
 11分51秒 ハイブリッドブラスター⇒体固め
黒潮TOKYOジャパン ●関根“シュレック”秀樹

<第4試合 30分1本勝負>
○藤田和之 ケンドー・カシン
 10分42秒 サッカーボールキック⇒片エビ固め
永田裕志 ●間下隼人

<第3試合 タッグマッチ>
○朱里 八神蘭奈
 12分05秒 朱雀
櫻井裕子 ●ChiChi

<第2試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負>
ザ・グレート・サスケ ○タイガーマスク ハヤブサ
 9分42秒 逆打ち
日高郁人 ●政宗 阿部史典

<第1試合 シングルマッチ 15分1本勝負>
○藪下めぐみ
 6分16秒 腕十字固め
●志真うた

▼ストロングスタイル:初の大阪大会は超満員札止めの大盛況!

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伝説の初代タイガーマスクが後楽園に降臨 新道場設立と新武道創設を宣言

 2025年12月4日に後楽園ホールで開催された「初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.37 -THE 20th ANNIVERSARY-」の舞台で、観客の視線を一身に集めたのは、メインイベントでもセミでもない、初代タイガーマスク・佐山サトルのリング上でのあいさつであった。創設から20周年を迎えたストロングスタイルプロレス、その節目の大会に、長らく体調不良によりファンの前に姿を見せる機会が少なかった佐山が、自らの足でリングへと登場したこと自体が、大会の象徴であり、強烈なメッセージとなった。

 佐山はまず、観客に向かって「本日はご来場いただきまして誠にありがとうございます。ストロングスタイルの旗の下、こんなに優秀な選手が集まっていただいて、たくさんのファンに集まっていただいて、最高に幸せな気分です」と感謝の言葉を述べたうえで、ストロングスタイルの本質を力強く語った。「一言にストロングスタイルといっても、何が違うかというと、選手自体の資質です。今日この会場に来てくれている選手の技術を見れば一目瞭然です」と語り、洗練された技術、足腰、そして意識の高さこそがこのスタイルの真髄であることを明確にした。その言葉には、観客席から自然と拍手が巻き起こった。

 この日の佐山は、単なるあいさつにとどまらず、新たな挑戦として「プロレスを変える」決意を表明した。まずは道場の設立を掲げ、その道場で新たな選手たちを育成し、ストロングスタイルがいかなるものかを世界へ伝えるという使命を明かしたうえで、「修斗は40年前に私が創りました。総合格闘技を創りましたが、技術を入れて、闘い方を入れて、精神的な心を入れるのを、まだ若かったので出来ませんでした。これを来年にかけて、日本発祥の武道として、日本が誇れるプライドを持って創りたいと思います」と、新たな武道創設への構想を語った。

 この発言は、単なる個人の夢や希望にとどまらない。格闘技界における佐山の功績、すなわちプロレスと格闘技の融合を志した「修斗」の創設者としての実績を踏まえれば、今回の宣言は、再び彼が道を拓こうとしている意思の表れであり、今後の業界全体にも影響を与え得る大きな一歩となるだろう。佐山はあくまで既存の修斗に迷惑をかけない形で、「技術」と「心」を伴った修斗=武道として世界に広げる構想を語っており、その言葉からは、未完の理想を成就させようとする覚悟と、かつてない静かな闘志が読み取れた。

 また、リング上では藤原敏男や北原光騎、和田政宗ら旧知の関係者が花束を手に集い、佐山の復活を祝福。さらには息子・佐山聖斗も観客席から手を振るなど、佐山を中心に世代を超えた絆が浮かび上がる瞬間もあった。かつてアントニオ猪木からストロングスタイルを継承し、自らのスタイルを確立した男が、いま再びその精神を後世に受け継がせるために立ち上がったその姿は、プロレスファンにとって忘れがたい光景であったはずだ。

 ストロングスタイルプロレスはこの20周年大会を機に、第2のステージへと突入した。佐山サトルという存在が単なる象徴ではなく、現実としてプロレス界の未来を再び動かそうとしている今、その一歩一歩がどこへ向かうのか、今後の展開から目が離せない。

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スーパー・タイガー&竹田誠志が新設王座の初代王者に!激戦の一夜

 ストロングスタイルプロレス20周年という節目の舞台となった2025年12月4日、後楽園ホールにて開催された「初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.37」。そのメインイベントにおいて、新たに制定された「SSPW認定世界タッグ王座」の初代王者決定戦が行われ、スーパー・タイガー&竹田誠志組が、村上和成&高橋“人喰い”義生組を撃破し、見事に初代王座の座を勝ち取った。リング上に集った4人の男たちは、まさにストロングスタイルを体現する闘志と技術をぶつけ合い、短時間ながら濃密で激しい攻防が展開された。

 因縁の背景として、9月の大会でスーパー・タイガーと竹田誠志が村上和成&川村亮組と対戦し、スーパーがスクールボーイで勝利した一戦が存在する。このとき、村上のセコンドについていた高橋義生が乱入し、その場で村上が12月大会での再戦とタッグ王座設立を要求、平井丈雅代表がそれを受けたことで、今回の王座決定戦が実現した。まさにその舞台は「清算」と「創設」が交錯する場所となり、観衆の期待と緊張感が頂点に達する中でゴングが鳴らされた。

 試合は、入場時から既に火花が散る展開となった。村上と竹田はパイプ椅子を手にして登場、竹田が「村上、出てこい」と吠え、激しい闘争心をむき出しにする。開始直後から村上と竹田がぶつかり、両者ともクリーンブレイクを交えながらも張り手や挑発を繰り返す中、竹田がスーパーにタッチ。一方の村上も高橋に繋ぎ、ここから試合は流れを読み合う展開へと進む。

 高橋はスーパー・タイガーの蹴りを受け止めグラウンドに持ち込むも、スーパーはすぐに立ち上がり首相撲から膝蹴りを連打、強烈なボディへの攻撃で主導権を握る。しかし、高橋も水車落としからのフォールで食らいつき、決して一方的な展開を許さなかった。その後も竹田がスリーパーホールドから逃れる場面、高橋が足関節を狙う場面など、細かい攻防が続いたが、試合を決定づけたのは、スーパー・タイガーの代名詞とも言える鋭く美しいハイキックであった。

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