[週刊ファイト9月4日期間 [ファイトクラブ]公開中
▼全日後楽園!宮原健斗-青柳優馬の激闘王道T白熱の開幕!
テキサスロングホーン 編集部編
・全日本プロレス後楽園大会!激闘の記録
・宮原健斗が真霜拳號を王道1回戦で撃破
・野村直矢が青柳優馬との激闘を制す
・関本大介がパワー全開で土井成樹粉砕
・MUSASHIが15年の歩みを勝利で彩った夜
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全日本プロレス後楽園大会!激闘の記録

■ 全日本プロレス 第12回 王道トーナメント開幕戦・1回戦
日時:8月24日
会場:後楽園ホール 観衆983人(主催者発表)
<第7試合 トーナメント1回戦 時間無制限1本勝負>
○宮原健斗
21分6秒 シャットダウン・スープレックス・ホールド
●真霜拳號
<第6試合 トーナメント1回戦 時間無制限1本勝負>
○野村直矢
16分26秒 マキシマム⇒片エビ固め
●青柳優馬
<第5試合 トーナメント1回戦 時間無制限1本勝負>
○関本大介
6分43秒 ビッグバンカタストロフィ⇒体固め
●“ミスター斉藤”土井成樹
<第4試合 MUSASHIデビュー15周年記念試合スペシャルタッグマッチ 30分1本勝負>
○MUSASHI 吉岡世起
10分48秒 二天一流⇒片エビ固め
ザ・グレート・サスケ ●のはしたろう
<第3試合 30分1本勝負>
○芦野祥太郎 ザイオン オデッセイ
11分44秒 アンクルロック
斉藤ジュン 鈴木秀樹 ●デイビーボーイ・スミスJr
<第2試合 20分1本勝負>
大森北斗 ○羆嵐 他花師
11分43秒 ダイビング・セントーン⇒体固め
本田竜輝 綾部蓮 ●小藤将太
<第1試合 15分1本勝負>
青柳亮生 ○ライジングHAYATO
12分24秒 十字架固め
田村男児 ●井上凌
宮原健斗が真霜拳號を王道1回戦で撃破

2025年8月24日に後楽園ホールで開催された「第12回 王道トーナメント」開幕戦のメインイベントにおいて、宮原健斗と真霜拳號による注目の1回戦が行われた。過去に三冠ヘビー級王座を懸けて対戦したこともある両者の対決は、全日本プロレスの中でも重みのある一戦であり、宮原にとっては通算3度目の王道トーナメント優勝という記録に向けての大きな関門であったのに対し、真霜にとっては「決勝戦のつもりで闘う」と公言して臨んだ、まさに命運を懸けた試合であった。
試合は序盤から静かに立ち上がり、ロックアップと間合いの探り合いが続く展開となったが、真霜が宮原を場外戦へと引きずり込んだことで、その均衡が崩れる。鉄柵に叩きつけ、さらにはフェンス越しの膝蹴りを叩き込むなど、真霜がベテランらしい老獪な攻めを見せ、試合の主導権を握った。リングに戻ってもその流れは継続され、真霜がじわじわと間接を責めていく。対する宮原も反撃を試み、得意のエルボー合戦から流れを変えようとするが、真霜は隙を与えず、ミドルキックと首投げを組み合わせた連続攻撃で、宮原の動きを確実に削っていった。

試合中盤、宮原が得意のブラックアウト(ジャンピング・ニー)を連発しようとするも、真霜は寸前でかわす冷静さを見せ、逆にハイキックで反撃してダウンを奪うなど、完全に主導権を譲らない。試合のテンポは徐々に加速し、両者の意地と意地がぶつかり合う展開へと突入する。宮原が投げ技でリズムを取り戻し始めると、真霜もバックドロップからの片エビ固めでカウント2を奪取し、なおも厳しい攻めを続けた。
終盤には真霜が雪崩式ブレーンバスターを狙うも、宮原が必死に抵抗。逆に雪崩式フランケンシュタイナーで切り返して観客を沸かせると、ここで一気に勝負をかけた宮原は、ブラックアウトからのシャットダウン・スープレックス・ホールドを狙う。しかし、真霜も粘りを見せ、これを何度も切り返し、逆に胴締め式のスリーパーホールドで絞め上げる。だが、宮原は冷静にロープエスケープし、致命傷には至らせなかった。
試合時間が20分を超え、両者ともに疲弊する中で、最後の勝負をかけた攻防が展開される。真霜がハイキックからのバズソーキックを狙うが、これを寸前で宮原が回避し、今度こそ渾身のブラックアウトを叩き込み、直後にシャットダウン・スープレックス・ホールドを完璧に決めてスリーカウントを奪取した。

この試合を制した宮原は、トーナメント1回戦を突破し、3度目の優勝に向けての第一歩を力強く踏み出した形となった。一方、真霜拳號もその老練な攻めで観客を唸らせたが、あと一歩のところで敗北。両者の歴史に新たな1ページが刻まれた、激闘の末の明暗分かれる一戦であった。
野村直矢が青柳優馬との激闘を制す

8月24日に後楽園ホールで行われた全日本プロレス「第12回 王道トーナメント」開幕戦において、野村直矢と青柳優馬が1回戦で激突した。両者は若手時代からタッグを組み、世界タッグおよびアジアタッグ王座を獲得した戦友でもあり、“ノムヤギ”の愛称で親しまれていたが、今回は正真正銘の一騎打ちとして3年ぶり18度目のシングル戦に臨んだ。
