(C)TNA
6月19日(現地時間・放送日)に『TNA iMPACT!』が放送された。
今放送のメインでは、チャンピオン・チャレンジが行われた。これは、各タイトルの王者だけが組んだチームと、次期挑戦者が集まったチームでの全面対決だ。TNA世界王者トリック・ウィリアムス、TNAインターナショナル王者スティーブ・マクリン、Xディビジョン王者ムース、TNA世界タッグ王者ザ・ネメス(ニック&ライアン・ネメス)が組んで、挑戦者のチーム、ジョー・ヘンドリー、イライジャ、レオン・スレーター、ザ・ラスカルズが激突した。これはベビーフェイスとヒールが関係なく組まされるので、いつものパートナーではない為、連携がどうなるかが問題となる。試合は白熱した展開となるも、王者チームのマクリンとネメス兄弟が揉めるなど不穏な状況となり、最後はライアンがベルトを凶器としてヘンドリーを攻撃しようとするが、マクリンが止めたのだった。凶器を味方に止められたライアンは孤立し、ヘンドリー必殺のスタンディングオーベーション、そしてイライジャがハイウェイマンズ・フェアウェルで仕留め、ライアンからフォールを奪い、挑戦者チームが堂々の勝ち名乗りとなった。
勢力の衰えない悪のヒールユニット、ザ・システムのエディ・エドワーズ&JDCを相手にマット・カルドナは、謎のパートナーXを用意するとしていた。そして、そのパートナーは、最近TNAマットに出没している謎の覆面レスラー、ホームタウンマンだった。ホームタウンマンはエドワーズとのシングルマッチに敗れ、TNAから解雇されたコーディ・ディーナーに体型が酷似していると話題になっているレスラーだ。そして試合では、なんとホームタウンマンが丸め込んでフォール勝ちしたのだった。怒ったザ・システムはリングになだれ込みホームタウンマンを襲う。新たな抗争が勃発したようだ。
番組冒頭では、サミ・キャラハンとエリック・ヤングのベテラン同士がシングルマッチで激突した。共にラフ殺法が得意なだけに、ゴツゴツとした展開で好勝負になるも、ヤングがピンチになると手下のノーザン・アーモリーが乱入。ヤングがレフェリーの注意を引き付けている間に、アーモリーがキャラハンを椅子で強打。そこでヤングがすかさず必殺のパイルドライバーでフォール勝ち。反則絡みで決着となった。
■ TNA iMPACT!
日時:2025年6月19日(現地時間・放送日)
会場:アメリカ合衆国TVテーピング
<チャンピオン・チャレンジ>
○挑戦者チーム(ジョー・ヘンドリー&イライジャ&レオン・スレーター& ザ・ラスカルズ)
体固め
●王者チーム(トリック・ウィリアムス&スティーブ・マクリン&ムース&ザ・ネメス(ニック&ライアン・ネメス))
<シングルマッチ>
○マット・カルドナ ホームタウンマン
体固め
●ザ・システム(エディ・エドワーズ&JDC)
<タッグマッチ>
○エレガンス・ブランド(アッシュ&ヘザー・バイ・エレガンス)
体固め
●マーシャ・スラモビッチ レイ・イン・リー
<シングルマッチ>
○エリック・ヤング
体固め
●サミ・キャラハン
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