[週刊ファイト4月24日]期間 [ファイトクラブ]公開中
▼名古屋DEEP公武堂ファイトRIZIN佐賀勝利の八尋大輝KO勝！
photo：ケーシー & DEEP公式 by ケーシー
・地方にも強い選手がいっぱいいることがわかった
・ルール上NCだが、ののかの強さが際立った試合だった
・笑顔でラウンドガールのハートポーズを取る脇田
・ケーシー画伯、地方大会もできるだけ観戦していく
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地方にも強い選手がいっぱいいることがわかった
4月13日に愛知県刈谷市で開催された名古屋DEEP公武堂ファイトは、先週の大阪に続くDEEPの大会（4月は毎週開催）で、RIZINでお馴染みのばらあげの店も出て、オープニングファイトの前から客が集まり盛り上がった。
＜第19試合：DEEP フライ級 5分2R＞
○八尋大輝（ニコニコファイトクラブ）
1R 1分10秒 →レフェリーストップ
●松岡疾人（NEX SPORTS）
本来のメインはDEEP東京大会やRIZINにも出場経験を持つTATSUMI選手が行うはずだったが、足のケガで欠場し、同門の松岡の試合が繰り上がってメインとなった。リングサイドには、病院から外出許可をもらって駆けつけたTATSUMIの姿があった。
松岡は入場の際、気合充分な感じでケージの中へ。対戦相手の八尋はRIZIN佐賀大会に出場したということで、九州の選手らしいぐらいの情報しかなく試合を見守った。
勝負は一瞬だった。八尋の右のオーバーフックが松岡の左顔面にクリーンヒット。八尋が秒殺KOで公武堂ファイトのメインを飾った。まだまだ地方にも強い選手がいっぱいいることがわかった試合。
＜第18試合：DEEP バンタム級 5分2R＞
○草野ガブリエル（草野道場）
判定 3-0
●吉田陸（SPLASH）
今大会は5人の選手が出場したSPLASH。若手を引っ張る立場となった吉田陸が赤コーナーで出陣。対する青コーナーは草野道場代表の草野レアンドロの息子、草野ガブリエル。草野はRUMBLEの初代チャンピオンにも就く実力者。寝技のガブリエルと立ち技の吉田の構図だ。RUMBLEのチャンピオンベルトを高々と掲げながら入場する草野。吉田陸は応援団の大声援を背に威風堂々と入場。
1R、打撃では吉田有利と予想していたが、草野も華麗なステップワークから打撃を繰り出し互角の展開。吉田がケージ際に追い詰め膝蹴りを連打、パンチの応酬となり吉田がフラッシュダウン。グラウンドでのコントロールがうまい草野がバックから肘、パンチで吉田を追い込むが、後頭部に攻撃が入りスタンドに戻る。今度は吉田が盛り返し攻勢に出るもラウンド終了。このラウンドは草野が取ったと予想。
2R、打撃の攻防で吉田のローキックが草野の下腹部に入り一時中断。吉田のハイキックはタイミング良く入るが倒すには至らず、草野もパンチを返していく展開。残り時間1分となり両者の動きが加速する。激しい打ち合いをし、吉田は最後まで諦めなかった。判定は草野に上がる。
ルール上NCだが、ののかの強さが際立った試合だった
＜第17試合：DEEP JEWELS 50kg以下 5分2R＞
－ののか（FIGHTER’S FLOW）
ノーコンテスト
－マユミ GSB（GSB 大須 MACS）
今大会唯一の女子の試合、筆者が密かに一番期待していたカード。地元のマユミGSBは昔からグラップリング、柔術をやっており、ハビブ・ヌルマゴメドフを崇拝する選手で、師匠の坪井から口説き落とされMMAに挑戦し、デビュー戦は富松恵美と闘い判定で惜しくも敗れている。
赤コーナーのののかはMMAデビュー2戦目で、セコンドにはクイーン・オブ・パンクラシストの渡邉史佳とFIGHTER’S FLOW上田代表が付く。2週間後にRIZIN東京ドーム大会に出場する上田がセコンドで名古屋まで来るのはさすがである。ののかは50kgの契約体重を守れず、イエローカード2枚からのスタート。