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3月22日(現地時間)にコネチカット州マシャンタケットで『LFA 204: Cunha vs. Freeman』が開催された。
このLFA(Legacy Fighting Alliance)は、アクセスTVで全米に生放送されていたレガシーFCとRFAが合併された新団体である。レガシーFCのミック・メイナード社長が2017年よりUFCのマッチメーカーに就任する事になり、それに伴い同じアクセスTVで生放送されていたRFAと合併となった。共に全米で生放送されていた為、北米中堅MMA団体でも注目度が高く、レガシーFC、RFA共に王者になるとUFCやベラトールというメジャー団体との契約出来る事が多く登竜門的な大会であったが、現在ではUFCファイトパスで生放送されるようになり、王座に就いたものはUFCと契約を勝ち取るケースが増えてきている。
従って現在は、UFCのファーム団体のようになっているが、今大会では、注目のヘビー級王座戦、そして、あのUFC創始者のホリオン・グレイシーの五男ヘイラン・グレイシーのMMAデビュー戦が行われたのだった。
メインで行われたヘビー級王座戦は、王者ウーゴ・クーニャが最強の挑戦者デンゼル・フリーマンを相手に防衛戦を行った。試合はグレコローマン選手であるフリーマンが当然、テイクダウン狙いでいくが、クーニャもなんとか耐える展開が続く。しかし2R、遂にテイクダウンに成功したフリーマンはそのままパウンド連打。遂にレフェリーがストップし、フリーマンがTKO勝ちとなり、新王者に輝いた。
注目のヘイラン・グレイシーのMMAデビュー戦は、クエンティン・パズリーと対戦。もっともヘイランはすでに35歳で不動産業を営んでおり、グレイシー一族なので、柔術は学んでおり一応、黒帯だが、今後、MMA選手として活躍しようという感じではなく、個人的なMMAチャレンジという感じだ。試合は、打撃ではパズリーに勝てないので、組み付こうとするも、逆に打撃を食らって、最後は膝蹴りででダウンしたヘイラン。そのままバズリーのTKO勝ちとなり、ヘイランのMMA挑戦は終了した。
■ LFA 204: Cunha vs. Freeman
日時:2025年3月22日(現地時間)
会場:アメリカ合衆国コネチカット州マシャンタケット
<ヘビー級王座タイトルマッチ>
[挑戦者]○デンゼル・フリーマン(米国)
2R 2分10秒 TKO
[王者]●ウーゴ・クーニャ(ブラジル)
<ライト級>
○ディラン・マンテロ(米国)
2R 2分36秒 TKO
●エドニルソン・サントス(ブラジル)
<ライト級>
○ジョー・ジャネッティ(米国)
1R 4分10秒 TKO
●レオナルド・リンベルガー(ブラジル)
<ライトヘビー級>
○ルイス・エンリケ・バルボーザ(ブラジル)
2R 4分45秒 キムラ
●ジャスティン・サンプター(米国)
<フライ級>
○アン・トゥアン・ホー(ベトナム)
1R 0分16秒 TKO
●ジミー・ナティビダッド(米国)
<ライトヘビー級>
○クエンティン・パズリー(米国)
1R 1分31秒 TKO
●ヘイラン・グレイシー(米国)
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