(C)UFC
<メインイベント>
ショーン・ブレイディは短期通知で訪れたチャンスをキャリア最大の勝利へと変え、敵地で元ウェルター級王者レオン・エドワーズを破った。第1ラウンドは互いにスタンドでの攻防が続いたが、第2ラウンドからブレイディは得意のグラップリングに切り替え、優位なポジションを確保しつつサブミッションを狙い、質の高い打撃を繰り出し続けた。第3ラウンドも同様に支配し続け、そして第4ラウンド開始直後、再びエドワーズをテイクダウンしてマウントポジションを奪取。一方の腕だけでギロチンチョークを極め、エドワーズはタップアウトを余儀なくされた。ブレイディは試合後にこう語った。
「本当に最高の気分だよ。実はこの試合、妻が出産して退院したその日にオファーを受けて引き受けたんだ。だけど、こういう舞台で自分ならできると確信してた。俺はこの階級の誰とでもやれるって証明した。つい最近まで王者だった男に対してそれを示せたのは大きい。月曜か火曜には俺がランキング1位になってるはずさ」
<セミメインイベント>
ライトヘビー級の対戦では、カルロス・ウルベルグとヤン・ブラホヴィッチが15分間にわたって互いに譲らぬ激戦を繰り広げた。ウルベルグは7連勝中で、ランキング上位の相手との対戦は今回が2度目。一方の元王者ブラホヴィッチは2023年7月以来の復帰戦で、再起を目指していた。両者ともに好機を作る場面はあったが、どちらかが決定的な支配を見せることはなく、観客にとっては見応えがあり、ジャッジにとっては難しい試合となった。最終的に、判定は3者一致でニュージーランドの新星ウルベルグに軍配。これで8連勝を達成し、王座戦線にさらに近づいた。ウルベルグは試合後にこう語った。
「ヤンはベテランだから、彼みたいな相手には警戒が必要だった。でも彼はもうキャリアの終盤に差し掛かっていて、俺はここで自分の存在を示したかった。彼とオクタゴンで対峙できて良かったよ。俺はいまライトヘビー級で最長の連勝記録を持ってる。次に必要なのはただひとつ、タイトルショットだけだ。それがすべてだ」
■ UFCファイトナイト・ロンドンエドワーズ 対 ブレイディ
日時:現地時間2025年3月22日(土)
会場:英国ロンドン O2アリーナ
<ウェルター級>
○ショーン・ブレイディ(米国)
4R 1分39秒 ギロチンチョーク
●レオン・エドワーズ(英国)
<ライトヘビー級>
○カルロス・ウルベルグ(ニュージーランド)
判定
●ヤン・ブラホビッチ(ポーランド)
<ウェルター級>
○ケビン・ホランド(米国)
判定(
●グンナー・ネルソン(アイスランド)
<女子ストロー級>
○アレクシア・タイナラ(ブラジル)
2R 3分42秒 ギロチンチョーク
●モリー・マッキャン(イングランド)
<ライト級>
○クリス・ダンカン(スコットランド)
判定
●ジョーダン・ヴチェニッチ(イングランド)
<フェザー級>
○ネイサン・ウッド(イングランド)
判定
●モーガン・シャリエール(フランス)
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