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3月22日（現地時間）にフロリダ州マイアミで『DBX 1: Romero vs. Hylton』が開催された。
このDirty Boxing ChampionshipはボクシングとMMAの中間ルールで行う新興団体。1ラウンド3分でボクシングルールだが、グランドでの打撃も許されるMMAに近いルールとなっている。
この旗揚げ戦では、ヨエル・ロメロ、アンドレイ・アルロフスキーという元UFCの大物が参戦する事で話題となった。
メインはロメロで、ベラトール、PFL参戦経験もあるラス・ヒルトンと対戦。ヒルトンはヘビー級なので、体格差は歴然。しかし、試合はロメロが逆に体格差を生かして、ヒルトンのボディーに強烈なパンチを叩き込み、ヒルトンは悶絶。そしてぐらついたヒルトンにロメロは最後、ワンツーを決め、ヒルトンは崩れ落ちるようにダウン。レフェリーがストップし、ロメロがKO勝ちした。
元UFCヘビー級王者アルロフスキーもコ・メインイベントに登場。毎週の様に大会が開かれるUFCだけに、UFC参戦経験者が他団体に上がる事は珍しい事では無くなったが、それでも元ヘビー級王者が他団体に参戦という事は特別な事となる。対戦相手は巨漢ヘビー級黒人のテランス・ホッジスだが、アルロフスキーはスタンドでの肘打ち連打で、ホッジスの額をぱっくりと割り、大流血。ドクターストップとなりアルロフスキーがKO勝ちとなった。
■ DBX 1: Romero vs. Hylton
日時：2025年3月22日（現地時間）
会場：アメリカ合衆国フロリダ州マイアミ
＜DBXルール＞
○ヨエル・ロメロ（キューバ）
3R 2分26秒 TKO
●ラス・ヒルトン（米国）
＜DBXルール＞
○アンドレイ・アルロフスキー（ベラルーシ）
1R 1分22秒 TKO
●テランス・ホッジス（米国）
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