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3月22日（現地時間）にメキシコ合衆国メキシコシティで『AAA Rey de Reyes 2025』が開催された。
今大会はAAA春のビッグマッチで王の中の王を決めるレイ・デ・レイエス（英語でキング・オブ・キングスという意味）が行われる大会だ。
メインでは団体最高峰王座であるAAAメガ王座戦で、悪党王者であるアルベルト・エル・パトロン（ドスカラスJr.、アルベルト・デル・リオ）が元王者のイホ・デル・ヒキンゴを迎え撃った。ビキンゴはAAAメガ王者として長期君臨し、TNA、AEWなど北米メジャー団体にも参戦したが、怪我で長期欠場となり王座を返上している。復帰したビキンゴは自分は負けて王座を奪われた訳ではないので、王座挑戦の権利があるとなり、王座挑戦となったのだった。試合は、両軍のセコンドが乱入を繰り返す乱戦となった。まずエル・メシアスがパトロンの味方して乱入したのを皮切りに、ビキンゴの父親キング・ビキンゴが救出に入り、更にサンソンがパトロンに、ラレド・キッド、ニーニョ・アンブルゲサがビキンゴに加勢。イホ・デ・ティランテス、ドリアン・ロルダンがギターを持ってパトロンに加勢すると、ラテン・ラヴァーが怒りの乱入で二人を蹴散らしビキンゴに加勢した。しかし、そこになんとWWEのレジェンド、JBL（ジョン・ブラッドショー・レイフィールド）が現れ、ラヴァーに背後からローブロー、そしてクローズ・ライン・フロム・ヘルを叩き込んだのだった。そして最後はパトロンがビキンゴにローブローからテーブル葬で、フォール勝ち。大乱戦を制したパトロンが王座防衛を果たした。
レイ・デ・レイエス2025は予選を勝ち上がってきたのはエル・メシアス、イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.、DMTアズール、ニーニョ・ハンブルゲサの四名だった。メシアスは元AAAメガ王者、ワグナーJr.は元GHCヘビー級王者、DMTアズールは元メキシコナショナルヘビー級王者とシングルのメジャー王座経験者だが、アンブルゲサはAAA混合タッグ王座経験があるものの、三人に比べると格落ち感は否めない。しかし、試合は、なんと同じルードのアズールがメシアスが協力体制だったが、同士討ち。更にワグナーJr.とメシアスが共にローブロー合戦でダウンした隙にハンブルゲサがトップロープからメシアスを押しつぶしてフォール勝ち。ハンブルゲサが下馬評を覆し、見事にレイ・デ・レイエス2025に輝いた。
そのアンブルゲサが参戦した予選には、なんと骸骨男ラ・パルカの三代目が登場（初代は現L.A.パーク、二代目は故人・ヘスス・アルフォンソ）。客席からダイブして会場を沸かせた。2025年5月に試合デビューする予定だ。
■ AAA Rey de Reyes 2025
日時：2025年3月22日（現地時間）
会場：メキシコ合衆国メキシコシティ ヒムナシオ・オリンピック・フアン・デ・ラ・バレラ
＜AAAメガ王座タイトルマッチ＞
[王者]○アルベルト・エル・パトロン
体固め
[挑戦者]●イホ・デル・ヒキンゴ
＜レイ・デ・レイエス2025決勝戦＞
優勝：ニーニョ・ハンブルゲサ
参戦選手
エル・メシアス
イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.
DMTアズール
＜AAAレイナ・デ・レイナス王座タイトルマッチ＞
[王者]○フラマー
体固め
[挑戦者]●デイリス
＜AAA世界タッグ王座タイトル3WAYマッチ＞
[王者]○新世代ダイナマイト兄弟（サンソン＆フォラステロ）
体固め
[挑戦者]●ラレド・キッド パガノ
[挑戦者]ジェフ・ジャレット サム アドニス
＜レイ・デ・レイエス2025予選＞
勝ち上がり：DMTアズール
トーラス
エアロスター
シベルネティコ
＜レイ・デ・レイエス2025予選＞
勝ち上がり：イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.
メカウルフ450
チェスマン
ネグロ・カサス
＜レイ・デ・レイエス2025予選＞
勝ち上がり：ニーニョ・アンブルゲサ
タクマ
ベルセゴール
エル・フィスカル
＜レイ・デ・レイエス2025予選＞
勝ち上がり：エル・メシアス
ピンピネラ・エスカルラータ
Mr.イグアナ
パニック・クラウン
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