(C)TNA
2月6日(現地時間・放送日)に『TNA iMPACT!』が放送された。
今放送では、提携団体WWEからNXTタッグ王者フレクシオム(ネイサン・フレイザー&アクシオム)が参戦し、ザ・ネメス(ニック&ライアン・ネメス)が挑戦するという他団体の王座戦が組まれるという展開となった。しかし、ニックとライアンのネメス兄弟は少しぎくしゃくしており、そこが不安視されるところだ。それでも試合はニックがライアンをフォローしながら試合を進めるものの、ニックのお膳立てでも、フォールを奪えないライアンは業を煮やし、なんと椅子を持ち出して攻撃しようとする。これには、ニックも制止するも、その隙に、背後からフレクシオムが襲い、ニックは場外に転落。そしてライアンがフレクシオムの合体技に捕まってフォールされ、試合はフレクシオムが王座防衛を果たした。またしてもネメス兄弟の不協和音が浮き彫りになった形となった。
番組冒頭ではTNA世界王者となった人気者ジョー・ヘンドリーが自分の戴冠記念で、コンサートを開いた。そこに難癖をつけたのがジェイク・サムシングだった。サムシングは王座挑戦をアピールすると、番組ディレクターのサンティーノ・マレラが、それならと王座戦を決定。2025年2月13日放送回で、ヘンドリー対サムシングの王座戦が決定したようだ。
悪のヒールユニット、ザ・システム相手に孤軍奮闘していたレオン・スレーターにレジェンドであるザ・ハーディーズ(マット&ジェフ・ハーディー)が手を貸す事になった。ハーディーズという心強い味方を得たスレーターもハッスル、6人が入り乱れる大混戦の中、最後はジェフが必殺のスワントーンをザ・システムのリーダーであるムースに決め、フォールを奪って勝利となり、会場からは凄い声援を浴びていた。
マイク・サンタナに敗れTNAを去る宣言をしたジョシュ・アレキサンダーを救うと、かつての抗争相手エリック・ヤングがタッグを組んだものの、ヤングはアレキサンダーを裏切り、逆にヒール転向した。そしてアレキサンダーの部下だったノーザン・アーモリーと組んでアピールを行ったのだった。ヤングはアレキサンダーが、TNAを去ると言って、無責任にもTNAや手下のノーザン・アーモリーを見捨てていく行動を非難、自分たちカナダ人こそがTNAを支配しているはずだと語った。なので、自分がアレキサンダーを襲ったのは正当性があるとし、今後は自分がノーザン・アーモリーを率いていくと宣言した。これに対し、同じくアレキサンダーと抗争していたので、ヤングと共闘していたスティーブ・マクリンが現れ、ヒール転向したヤングとはもう組めないと宣言。そしてアレキサンダーも現れ、自分もTNAを愛しており、最後の試合としてヤングと直接対決する事を宣言したのだった。ベビーフェイスとヒールが入れ替わり因縁の決着戦が行われる事になったようだ。
提携団体WWEとTNAの対決という事でエース・オースティンがシングルマッチでタイソン・デュポンにフォール勝ちした。試合後、ウェス・リー、タイリーク・イグウェが乱入し、集団でオースティンを襲うが、ここでザ・ラスカルズが救出に入る。この抗争も激化しそうだ。
■ TNA iMPACT!
日時:2025年2月6日(現地時間・放送日)
会場:アメリカ衆国 TVテーピング
<WWE NXTタッグ王座タイトルマッチ>
○フレクシオム(ネイサン・フレイザー&アクシオム)
ピンフォール
●ザ・ネメス(ニック・ネメス&ライアン・ネメス)
<シングルマッチ>
○マイク・サンタナ
ピンフォール
●マット・カルドナ
<6人タッグマッチ>
○ザ・ハーディーズ(マット&ジェフ・ハーディー)、レオン・スレーター
ピンフォール
●ザ・システム(ムース&エディ・エドワーズ&JDC)
<ノックアウト王座挑戦者決定バトルロイヤル>
優勝:サバンナ・エバンス
参戦選手;
ローズマリー、シア・ブルックサイド、ジョディ・スレット、アリーシャ・エドワーズ、ターシャ・スティールズ、ジャズ、ヘザー・バイ・エレガンス、ダニ・ルナ
<シングルマッチ>
○エース・オースティン
ピンフォール
●タイソン・デュポン
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