写真提供:ストロングスタイルプロレス公式
[週刊ファイト12月19日]期間 [ファイトクラブ]公開中
▼力道山生誕100年記念大会:スーパー・タイガー新王者誕生と激闘のSSPW後楽園
(C)SSPW 編集部編
・佐山サトル、力道山生誕100年セレモニー欠席の背景と思い
・スーパー・タイガー、レジェンド王座奪還!村上和成との激闘の行方
・タイガー・プリンセスの挑戦と試練:戦闘不能状態の舞台裏
・Sareee、後楽園ホールでの孤伯戦を制す
・SSPW力道山先生ご生誕100年記念日感謝大会試合結果
・初代タイガーマスク佐山聡、小川直也と四半世紀ぶりの再会
佐山サトル、力道山生誕100年セレモニー欠席の背景と思い
2024年12月5日、後楽園ホールで開催された「ストロングスタイルプロレス Vol.32 力道山先生 生誕100年記念日感謝セレモニー」において、名誉顧問である初代タイガーマスク・佐山サトル氏が体調不良のため欠席した。このセレモニーは、日本プロレス界の礎を築いた力道山氏の功績を称える重要なイベントであり、佐山氏の欠席は関係者やファンに大きな驚きと悲しみをもたらした。
佐山氏はセレモニー当日、東京ドームホテルで待機していたが、メニエール病によるめまいが悪化したため、リングに上がることを断念。代わりに平井丈雅代表がファンに向けて謝罪の言葉を述べ、「皆さまにごあいさつできないことにくれぐれもお詫びをしてほしい」と佐山氏のメッセージを伝えた。
セレモニーは佐山氏不在のまま進行され、力道山氏の次男である百田光雄氏のメッセージが読み上げられた。「空の上の父も喜んでいると思います」という言葉に、会場は感動に包まれた。また、コミッショナーである和田政宗氏が佐山氏の体調について説明し、「リングに上がって何かが起きたら申し訳ないという強い思いがあった」と、彼の断腸の思いを代弁した。
佐山サトル氏は、プロレス界においても「初代タイガーマスク」としてその名を刻み、格闘技界全体に影響を与え続けてきた人物である。今回の欠席は、体調の問題によるものであるが、それでも佐山氏の思いとファンへの感謝は確実に伝わっていた。
力道山氏は、プロレスを日本全国に広めた立役者であり、その功績は永遠に語り継がれるものである。このセレモニーは、力道山氏が築いたプロレス文化の継承と新たな世代へのメッセージを込めたものであった。佐山氏の欠席は残念ではあるものの、彼の意志は平井代表や和田氏によってしっかりと伝えられた。
「力道山先生 生誕100年記念日感謝セレモニー」は、多くの人々の思いが交錯する特別なイベントであった。初代タイガーマスク佐山サトル氏がその場に立つことは叶わなかったが、彼の存在感は欠席の中でもなお感じられるものだった。このセレモニーを通じて、力道山氏の偉大さとプロレス界への影響が改めて浮き彫りにされたと言える。
スーパー・タイガー、レジェンド王座奪還!村上和成との激闘の行方
後楽園ホールで行われた「ストロングスタイルプロレス Vol.32」にて、スーパー・タイガーが村上和成とのレジェンド王座戦で勝利を収め、4年ぶり5度目の戴冠を果たした。この試合は、力道山生誕100年を記念する特別な大会のメインイベントとして開催され、観客の注目を集めた。
試合開始前、王者・村上和成が奇襲を仕掛け、場外乱闘を展開。イス攻撃や強烈なチョップでスーパー・タイガーを攻め立てた。さらにリング上では、得意技であるSTOを炸裂させ、勝利目前と見られた。しかし、スーパー・タイガーはここから反撃に転じる。