[週刊ファイト7月13日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
▼タイガー・クイーン 彩羽匠に初黒星!完全詳細ストロングスタイル大阪
photo & text by 西尾智幸
・遂にタイガー・クイーンに彩羽匠が土をつけた
・序盤の蹴りでクイーンは早くも動けなくなり失速
・関根シュレック顔面3か所骨折をもろともせず大健闘
・これぞストロングスタイルの真骨頂マッチ
・Sareeeはジャガー横田と組み久々の大阪、関西の癖ありコンビに快勝
・レジェンド王者・間下隼人は大阪の親分M岸和田と対峙
・初代タイガー&新間寿会長が揃って元気な姿を見せる
遂にタイガークイーン初黒星/ストロングスタイル大阪完全詳細
■ 初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.24 闘宝伝承2023
日時:2023年7月2日(日)11時30分開場 12時00分開始
会場:大阪市コミ協ひがしなり区民センター
観衆(未発表)
ストロングスタイルプロレス、3度目の大阪興行が2日に開催された。原稿を書いている段階では団体からの観衆は未発表ではあるが、ほぼ満席の観客で埋め尽くされていた。
まずは、いつもの通り、平井丈雅代表の挨拶からスタート。いよいよ熱戦が始まる。
《第6試合 45分1本勝負》
●タイガー・クイーン
11分21秒 ランニングスリー⇒エビ固め
〇彩羽匠(Marvelous)
セミは、タイガー・クイーンとマーベラスのエース・彩羽匠とのシングル戦。クイーンは、シングル10戦目となり今まで無敗だ。また、タッグでも一度たりとも直接のフォール負けはない。
彩羽とは、第3戦で対峙しており、今回は2度目のシングルとなるが、彩羽にとってもリベンジマッチであり、負ける訳にはいかない。果たして、クイーンは連勝ストップか、それとも返り討ちか? 注目の一戦であった。
試合は、序盤で彩羽が放ったバズソーキックがクイーンの後頭部を直撃。そのまま場外にエスケープするも、軽い脳震盪にでもなったのか頭を抱えて動けない。不安そうに駆け寄る日高郁人。なんとか立ち上がろうとするも、足がもつれてリングに戻れない。このままカウントアウトか?
しかし、待ちきれない彩羽は、場外に出て強引にリングに戻す。しかし、まだ立ち上がれないクイーンに『どうした? そんなものか?』と発破をかけ、攻撃の手を緩めない。
全く、立ち上がれないクイーン。彩羽は、場外でも厳しい攻撃。
クイーンは、フラフラの状態の中でも応戦しようと、場外へのラ・ケブラーダを敢行。
リングに戻ってからも、ダイビングボディアタック、だるま式ジャーマンと大技で攻めるもいつもの流れるような動きは見られず、最後はボム系2連発からトドメのランニングスリーを喰らい、返す力は全くなかった。遂にクイーンは無敗記録がストップしてしまった。
これぞストロングスタイル! 骨折の関根シュレック敗退も大健闘
《第7試合 60分1本勝負》
スーパー・タイガー
○池本誠知
13分55秒 フロントネックロック⇒レフェリーストップ
船木誠勝
●関根“シュレック”秀樹
このメンバーを見れば、ストロングスタイルの真骨頂ともいえる闘いを期待できると誰もが
思うはず。特別レフェリーとして拳和館(空手道場)館長のスミヒデアキが務めた。