TOP画像:永田裕志公式より
[週刊ファイト10月17日]期間 [ファイトクラブ]公開中
▼[ファイトクラブ]永田裕志 引退説を一蹴!故郷にて凱旋勝利で健在ぶりをアピール
編集部編
・永田裕志、引退説否定!地元凱旋興行に賭ける意気込み
・永田裕志、地元凱旋興行で激勝!大会も大成功
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・レスリング出身の天才、永田裕志!強靭な身体と技術で築いた伝説
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永田裕志、引退説否定!地元凱旋興行に賭ける意気込み
2024年10月6日、永田裕志の地元凱旋興行「Wrestling Life 40周年 永田裕志 Produce Blue Justice XIV ~青義秋苑~」が千葉県の東金アリーナで開催される。この大会を控え、永田は最近の「引退説」を完全に一蹴した。9月29日の神戸大会後、永田が「この会場での試合は今日で最後かもしれない」というコメントを残したことが一部で引退を危惧する声を呼んでいた。しかし、永田はそれに対して「引退しません。まだまだ健在です」とはっきりと語り、自身の健在ぶりを証明する意欲を見せた。
永田にとって地元の東金での興行は、特別な意味を持っている。2016年から毎年開催されているこの大会は、地元住民にとっても恒例のイベントとなっており、永田の故郷にプロレスが根付きつつある。そのため、この大会は単なるプロレスイベント以上に、永田にとって地元への感謝と自分の健在ぶりを見せる場でもある。
永田は今年の2月、後楽園ホールで行われた「LIMITE BREAK」大会で秋山準と組み、ノアの潮崎豪、小峠篤司と対戦したが、その際には左アキレス腱の痛みに悩まされ、不完全燃焼だったという。そのため、今回の東金大会で同じ対戦相手との再戦に挑むことで、永田はその悔しさを晴らし、完全な状態で自分の力を見せたいという強い意気込みを語っている。「ふがいない試合をしてしまったことが原因で引退説がささやかれているが、今回はその思いを払拭する」と永田は腕をぶした。
また、永田の目標は明確である。彼は、もう一度IWGP王座を獲得するまで引退しないという強い執念を持っている。神戸大会ではグレート―O―カーンがIWGP王座を奪取した際、永田との防衛戦を示唆していたが、それが実現しなかったことについて、永田はオーカーンに対して厳しい言葉を投げかけつつ、自分自身の足で再びチャンピオンシップに向かって進んでいく決意を新たにした。
「他人任せはもうやめだ」と、自らの力で道を切り開いていくことを誓った永田。その熱い思いは、地元の東金アリーナで爆発するだろう。引退の噂を一蹴し、なおも現役でリングに立ち続ける永田の姿は、ファンにとっても、そしてプロレス界にとっても大きなインスピレーションとなる。
永田裕志、地元凱旋興行で激勝!大会も大成功
(C)永田裕志公式
2024年10月6日、千葉県東金アリーナで開催された「Wrestling Life 40周年 永田裕志 Produce Blue Justice XIV ~青義秋苑~」は、プロレスファンにとって記憶に残る一日となった。地元凱旋興行として14回目となるこの大会は、特に永田裕志にとって重要な意味を持つものであり、多くのファンが会場に集まった。長年にわたるキャリアを誇る永田にとって、地元での試合はプロレスラーとしての誇りを証明する場でもあり、ファンとの絆を再確認する機会でもある。今回の試合でも、永田はその存在感を存分に発揮し、引退説を完全に一蹴する活躍を見せた。
メインイベントは、永田が盟友である秋山準とタッグを組み、ノアの潮崎豪、小峠篤司と対戦するタッグマッチ。特にこの試合は、今年2月に後楽園ホールで行われた「LIMIT BREAK」での引き分けを受けた再戦であり、永田自身がその時の不完全燃焼を払拭するためのリベンジマッチだった。アキレス腱の痛みに苦しんだ永田にとって、今回の一戦は格別な意味を持ち、再び健康な状態で潮崎に挑む機会となった。
試合が始まると、永田は序盤から激しい攻防を展開。潮崎豪との打撃戦では、永田のエルボーと潮崎の逆水平チョップが何度も応酬され、会場中に打撃音が響き渡った。特に潮崎の強烈なチョップで永田の胸板は赤黒く腫れ上がり、ファンはその壮絶さに息を呑んだが、永田は決して怯むことなくエルボーで応戦。さらに彼の得意技である「白目式腕固め」が炸裂すると、会場のボルテージは最高潮に達し、「白目」コールが鳴り響いた。
中盤では、秋山準もタッグパートナーとしての強さを見せつけ、潮崎や小峠に対して的確な技を繰り出していった。特に、秋山が小峠に放ったエクスプロイダーは、会場の観客を歓声で包み、ベテランの巧みな連携が光る場面が多く見られた。一方、潮崎もムーンサルトプレスを狙うなどして逆襲を図るが、永田と秋山はそれを見事にかわし、さらに逆襲に転じる展開となった。