マメッド・ハリドフ9連続一本勝ち!怪力世界一男快勝!5・17『KSW 27 – Cage Time』

(C)KSW
KSWオフィシャルホームページ

2014年5月17日にポーランドで欧州最大のMMA大会『KSW 27 – Cage Time』が開催された。

日本でもパンクラスが、世界水準に合わせてリングから金網に移行し、そのリスタート大会の模様をど迫力の写真でレポートされ『マット界舞台裏14年05月22日号』に掲載され、大きな評判になっているが、このKSWも、今大会から同じ様にリングから金網に移行した。

メインでは、団体実力面でのエースと言える一本勝ちで連勝を続けるマメッド・ハリドフが、元UFCファイター、ベラトールのトーナメントでも優勝しているブラジルのマイケル・ファルカオンを迎えうった。ハリドフは下から攻め続け、最後は1R終了寸前に腕十字で一本勝ち。これで9連続一本勝ちという大記録を達成した。しかも相手が、ケンドール・グローブ、メルヴィン・マヌーフ、桜井隆多、そしてこのマイケル・ファルカオンという世界のメジャー団体で活躍した相手に勝利している。この連勝記録をどこまで伸ばすのだろうか?

ダブルメインイベントで組まれたのがポーランド国民的英雄、怪力世界一男マリウス・プジアノフスキーの試合だ。対戦相手はイギリスのヘビー級強豪、UFC参戦経験もあるオリ・トンプソンだ。下馬評ではトンプソン有利という事だったが、試合はプジアノフスキーがそれを覆した。1R、いつもの様に前に出てテイクダウンに成功。これはすぐに立たれたものの、その後も打撃や金網へ押し込みで試合を有利に進めるプジアノフスキー。2Rはいきなりテイクダウンに成功したプジアノフスキーがラウンドのほとんどをグランドで上からパウンドする展開。最後こそ逆に上を取られたが、判定は当然、プジアノフスキーとなり地元の英雄の勝利となった。

また、ウェルター級王座戦は、挑戦者ボリス・マンコウスキーが打撃で試合を有利に進め、最後は三角締めを極めて王者アスランベック・サイドフを下し、新王者に輝いた。

■ KSW 27 – Cage Time
日時:2014年5月17日
場所:ポーランド

<ダブルメインイベント ミドル級>
○マメッド・ハリドフ
 1R 腕十字
●マイケル・ファルカオン

<ダブルメインイベント ヘビー級>
○マリウス・プジアノフスキー
 判定
●オリ・トンプソン

<KSWウェルター級王座タイトルマッチ>
○ボリス・マンコウスキー(挑戦者)
 2R 4分27秒 三角締め
●アスランベック・サイドフ(王者)
※マンコウスキーが新王者

<KSW女子王座タイトルマッチ>
○カロリーナ(王者)
 1R 3分53秒 腕十字
●ジャスミナ(挑戦者)
※カロリーナが王座防衛

<ミドル級>
△ピョートル・スタウス
 ドロー
△アブ・アザイタ

<ライト級>
○マテウス・ガムロット
 判定
●ジェファーソン・グローブ

<ライトヘビー級>
○トーマス・ナークン
 1R 1分06秒 膝十字固め
●カーロス・アンドラデ

電子書籍版はマット界舞台裏5月29日号ROH新日NY横アリWWE北朝鮮’82猪木馬場新日キック付録CPEに掲載されました。

【海外情報局アーカイブ】
マット界舞台裏3月13日号TNA特集wmシュート罠バティスタ映画英国KTmma徳留一樹UFC
マット界舞台裏3月20日号WWE株$30ROHヤングバックスTNA支離滅裂Lockdownベラトール
マット界舞台裏3月27日号UFCジョニヘンOneFC鈴木信達TNA支配者MVP初AAAラ・パルカ
マット界舞台裏4月3日号シュワ超人wweレイザーラモンTNAブリスコUFCダンヘンCMLL髪切
マット界舞台裏4月10日号WM前CMパンクAJ婚約アフリカMMA岡見勇信WsofSuperkombat
マット界舞台裏4月17日号GFWジャレットWM裏ROH田中将斗DGUSAベラトールJホーン
マット界舞台裏4月24日号曙異変WWE株価W-1解析Fブラッシー鈴木秀樹CC仙台ノアSem
マット界舞台裏5月1日号AJスタイルズ過密CダニエルズTNA退団Eヤング髭2CW田尻UFC
マット界舞台裏5月8日号Rawワイアット面kids洗脳TNAサクリファイスUFC五味隆典GSF
マット界舞台裏5月15日号Glory16OneFC15WWE金網ベラトール118郷野聡寛JungleFight69
マット界舞台裏5月22日号WWE王故障TNA危機新日ROHベラトール119MペインWWL母CMLL