[ファイトクラブ]ヤマモ放談6月の花嫁「昭和は終わってない」マリーゴールド花園満開

[週刊ファイト6月13日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼ヤマモ放談6月の花嫁「昭和は終わってない」マリーゴールド花園満開
 編集部編
・創ろうとしても作れないロッシー小川解雇マリーゴールド旗揚げSTORY
・今週の要? 話題にならないBOSJ 棚橋弘至社長10指針 スターダム
・一見さんも結構来ていたマリーゴールド会場とヤマモ軍団の応援シート


 4月4日に開催された昼のヤマモ酒・大阪編『大阪大好き❤』への協力感謝からオフレコ話まで「”6月の花嫁”マット界総覧」として、ヤマモこと山本雅俊さんからお話を伺う機会に恵まれた。実際の議題の順番ではないのだが、やはり5月20日の後楽園ホール、マリーゴールド旗揚げ大会が読者も関心を持つに違いない。Part 1記事に抜き出すことにした。

創ろうとしても作れないロッシー小川解雇マリーゴールド旗揚げSTORY

 先に断る必要があるのは、本誌はすでに2本、別角度からマリーゴールド旗揚げ戦は取り上げてある。週刊ファイト読者であるヤマモさんも、2本とも読んだ上での会話になっているため、重複する論点は省かせていただく。

▼インサイドルポ! MarigoldはRed Hot Chili Peppersと並んで咲いた

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▼今週の要:昭和回帰なマリーゴールド旗揚げ 選挙違反逮捕つばさの党

[ファイトクラブ]今週の要:昭和回帰なマリーゴールド旗揚げ表・裏つばさの党選挙違反

「マリーゴールドは貴重なStoryを手に入れました」
「前田の長州襲撃があって、それでUWFが生まれるんだから、新団体というのは創ろうとしても作れるモンじゃない」

 確かにクビになって、ロッシー小川の5ヶ月間に注目が集まったわけだが、本誌も誉めるところは誉めてある。Wrestle Universeでの配信とか固めて来たし、両国国技館進出というサプライズも用意してきて、”仕掛け人”ロッシー小川が戻って来たことを鮮やかに黄金の花園に咲かせて魅せた。
 また、ジュリアが手首を負傷してしまったことなんか、むしろGOD ANGLE(神のアングル)に昇華しており、ファンは「どなるんだろう」と気を持たせてと、出来過ぎるくらいにうまくやれた旗揚げ興行であった。

 本誌既出の論点と違ったのは「こんなところに着目するのは多分、自分だけだと思いますが」と前置きして「他の主役達を引き立たせる為に、熟練した仕事人の立場を淡々と貫いた高橋奈七永がMVP」としたこと。ファンに「これからがんばれ」と感情移入させる未熟な者同士のカードからでなく、本来は中堅ポジションの奈七永が第1試合である。
 ブシロードの木谷会長は「昭和を1回終わらせる」発言をした経緯があり、当てつけで「昭和は終わってない」と言わんばかりのスタイルをやらせていた。本誌は、背番号1番を貰ったビクトリア弓月が、14分15秒の尺貰ってこんなモンかと不満だったのだが、なるほど最後まで見てみると新人ボジラの怪獣ぶりまで、興行に筋が通っていた。


▼スターダムBUNTAI客入り大苦戦!家出レスラー提供QUEENDOM’24

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 ヤマモさんも延々と指摘していたのだが、スターダムのBUNTAIこけら落とし大会で、アジャ・コングと伊藤薫の老害コンビを起用した件に関しては、本誌はすでにたっぷりと叩いてあるので割愛する。ただ、そっちの昭和回顧は勘弁願いたいのだが、シュート活字委員会がMVP認定のSareeeらによるボジラを大Overさせる流れを「昭和のスタイル」とするなら、これは原点回帰の正解であろう。
 事実、そのSareeeが新人ボジラをリードして、ジュリア&林下詩美とぶつかる<マリーゴールド最強タッグ伝説>、15分経過のアナウンスがあり、普通はロープワークが始まる頃合いかと思いきや、ジュリアがグラウンドに試合を持って行った。「おや?」と気づいた大人のファンは少なくない。

 一方、無理に苦言箇所を聞いてみたら、ボジラが場外で暴れる場面、女子リングアナウンサーを雇っているのに、サブで入ったオッキー沖田が「お気を付けください!」をアナウンスしていたのはよくないと。なるほど、この指摘は新鮮に聞こえました。どっちみち、他の専門媒体は気を遣った上辺の試合展開で文字数を水増ししているだけで、読者やファンが知りたい核心に迫れてないないと「濃く、深い底なし沼の活字プロレスを標ぼうする週刊ファイト」であるが、こちらは気がつきませんでした。確かにオッキーは、女子アナに言わせるよう合図すべきなのでした。

 ちなみに一時はすっかりEVP職に安住してしまい、丸くなっている、元気がない、バイタリティがないと陰口されていたロッシー小川が、ここまで緻密に計画した旗揚げ大会をやれたのはあらためて凄いと思う。もっともさすがに精根尽きたのか、「体調壊して寝てました」と2週間ぶりにSNS発信してたんだけど・・・。

今週の要? 話題にならないBOSJ 棚橋弘至社長10指針 スターダム

 ここで割りを喰ったのがスターダムということになる。プロレスの歴史を紐解いても、選手が抜けた時こそ大チャンスであり、それこそ純粋興行やった方が良かったのに、レジェンド起用とかどうなのか。まぁ先に決まっていた大箱スケジュールをこなしていく過程で、そっちに安易に手を出した作る側への同情はあるが、中野たむはアジャ・コングに寝て、さらにはAEWのTBS女子王者ウィロー・ナイチンゲールの防衛戦ダウン役(5月18日横浜武道館大会)って、「私が負けたらスターダムが否定される」じゃなかったのか?
 だいたい、MLWに出ていた頃から誉めていたウィローではあるが、この時期はメルセデス・モネがまともにリング復帰するまでのつなぎ王者役割で、現地時間5月26日の『Double or Nothing』ではモネに王座を明け渡している。アメプロまでグローバルに全体を見ている専門媒体的には、カード発表段階から酷いマッチメイクだと憤慨なのだった。

 もっとも、スターダムともども、そのAEWとの提携強化を、社長就任半年を迎えて棚橋弘至が10の指針として発表したのだが・・・。

1)若手の抜てき、新人の発掘
2)チャンピオンベルトの価値向上
3)乱入や介入の阻止
4)ユニットが増えて勢力が弱まっている本隊への有志の結集
5)スターダムとの関係強化
6)米AEWとの関係強化
7)チケットの価格帯、券種の検討
8)ニュージャパンワールド(配信)の改善
9)個人情報管理の強化
10)協賛営業の強化


 ああ、そうですかと、取り上げるべきマット界のニュースにすらなってない。ましてや新日本プロレスの『Best of Super Jr. 31』に至っては、誰も話題にしてないんじゃないかと。まだ心配されているスターダムの方がマシなのかも。


▼第2回大阪ヤマモ会!矢継早やに出るマニア話の宴に心は酔いしれて

[ファイトクラブ]第2回大阪ヤマモ会!矢継早やに出るマニア話の宴に心は酔いしれて

 実際、part 2として次号回しにさせていただくが、上場企業2社含むUJPW日本プロレスリング連盟のこととか、大阪でのヤマモ酒がどうだったの話にはなっても、やはり6月の花嫁トークは国内のJoshi Puroresu話題が軸なのでした。

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