[週刊ファイト2月22日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
▼スックワンキントーン2部ポッシブルK微差-小林司 笠原直希KO勝利
photo & text by タダシ☆タナカ w/木村プロ
・木村プロ評シュートボクサー強し!怪我したのかムエタイ・キック君失速
・小林司28-28ドローと踏むも3者共ポッシブルK 健太戦4・14後楽園
・セーンアティット3Rヒジ流血狙いブラジル出身ホンダイゴール最後まで
・ランキング5位須藤誇太朗、猪木ボンバイエ”青木大好き”足動かない
・シュートボクサー笠原直希、倒した渋江健司10カウント立ってるがKO
・勇成2-0松山和弘負傷欠場代打のノーンガティ 審判員ドンだけ29-29
・左ジャブ上手いYUHEI、1R HiromiをKO ムエタイ大会珍しい連続へ
・瑛流EIRU16歳2-0滑飛レオン18歳会場沸騰!審判員ドンだけ29-29
・高梨凌太-荒谷壮太ナシでペット ンガンとロムイーサンが因縁のエキシ
・女子戦Opening Fight 上垣麻夜がママさんファイター並木裕子を下す
■ SUK WAN KINGTHON(スックワンキントーン)1st 第2部
日時:2月12日(月・祝日) 開始18:00
会場:東京・新宿FACE
木村プロ評シュートボクサー強し!怪我したのかムエタイ・キック君失速
<第8試合メインイベント スックワンキントーン次期スーパーライト級王座決定出場戦63kg契約3分3R>
○ポッシブルK(K`GROWTH)31歳 170㎝ 37戦21勝16敗-62.85kg
・SB日本ライト級1位
・TENKAICHIスーパーライト級王者
判定3-0(29-28×3 30-28)
●小林司(sports24)25歳 174㎝ 9戦8勝1分-63kg
・スックワンキントーン ライト級王者
この大会の詳細は週刊ファイトを隅々まで読んでいる方なら、試合結果はどうでも良いので省略。
この大会にラウンド・ガールが居たのか記憶が飛んでいる。果たしてラウンド・ガールがいたのか?
ランドガールなんでテレビで見る時以外はどうでもいいものだ。
メイン
ポッシブルK vs. 小林司
シュートボクシングは強い。
ここだけがはっきりした。
タイ観光協会は新たな刺客を用意したほうが良い!
チャンピオンクラスを連れてきたほうが良い!
試合の流れはざっくり書けば、1R後半からムエタイ・キック君が急に失速。減速前は、ムエタイ・キックが圧倒的にレベルの違う強さを見せていたのに急に鈍化したのだ。怪我でもしたのかってくらいにドタバタしだし、終われば3R判定負け。
ムエタイ・キック君の反省点はそこだけ!
小林司28-28ドローと踏むも3者共ポッシブルK 健太戦4・14後楽園
スックワンキントーン・スーパーライト級王者の鈴木真治(フジマキックムエタイジム)が、ONEに専念する為ベルトを返上。4月14日(日)の後楽園ホール大会ですでに挑戦者に決定している健太(E.S.G)と、今大会2部メイン(第8試合)63kg契約で対戦する小林司(スポーツ24) vs. ポッシブルK(K’GROWTH)の勝者で王座決定戦が行われることになった注目のカードである。
1RにポッシブルKが小林からダウンを奪ったのでこれで2ポイント確保。しかし、2Rは鈴木のパンチが当たり出しポッシブルKがふらつく場面もあったので、記者採点では小林が1ポイント取ったとメモしたのだが・・・。
3Rも小林がポッシブルKの鼻から流血させていたので、一進一退ではあったが小林が優勢だったように見えたので、28-28のドローもあるんじゃないかと踏んだのだが、三者とも判定はポッシブルKに。
上記画像のようにポッシブルKのマイクでは、「以前、健太さんと写真撮ったことあります」と。健太は「覚えてません」(笑)だったのだが、4・14後楽園ホールは見逃せない。
セーンアティット3Rヒジ流血狙いブラジル出身ホンダイゴール最後まで
<第7試合 セミファイナル 64㎏契約 3分3R>
○セーンアティットY`ZD(Y‘ZDGYM)34歳 170㎝-63.85kg
・元ラジャダムナンスタジアム・フェザー級6位 & ルンピ二同級5位
判定3-0(29-28 30-28×2)
●ホンダ イゴール(HIDEGYM)26歳 176㎝ 30戦21勝7敗2分-64kg
なにしろ昨年11月19日の新宿FACE大会で、強豪のコンデートに2-0で勝利したブラジル人のホンダ イゴールである。
▼ヒジ流血させたコンデート勝利ならず0-2ブラジル人イゴール手挙がる
しかし、10月22日の後楽園ホール大会で健太に右フックでKO負け喰らってしまったとはいえ、百戦錬磨のセーンアティットが相手である。やはりイゴールはヒジで切り裂かれてしまい流血に。ドクター・チェックの中断でも「大丈夫」と、結局最後までリングに立っていた。そこは誉めないといけない。
▼タイ選手KO健太「しばらく元チャンピオンと言われ・・・」、Sライト級照準
絵になる試合になったのだから、立派にセミのマッチメイクなのだった。