クリスマス・イブ、沢山の人で溢れかえる新梅田シティにて、GLEATの大阪大会が行われた。
ケガのため6年間欠場していた山村武寛だったが、次回12月30日のTDCホールで復帰戦が決まった。よって、今大会を最後にオープニングDJを終了する事となった。いつも、試合開始前にいろんなジャンルの曲をあやつり会場をあたためてくれたが、今度からはストロングハーツの一員に戻り、試合で大いに盛り上げてくれるだろう。
前回、11月12日の同会場でKAZMA SAKAMOTO本人へのサプライズとして、20周年記念試合の開催を発表。その試合には、かつての師匠であったTAKAみちのくとのタッグを組み、レジェンド藤波辰爾&カズ・ハヤシと対戦するというKAZMAにとっても夢のようなカード。
そして、その日を迎えた。がっちりと握手から始まり、オーソドックスな攻防。後半では、藤波のコブラツイストやドラゴンスクリュー。KAZMAの延髄斬りなども炸裂。掟破りのドラゴンスリーパーまで見せたKAZMAだったが、最後は本家のドラゴンスリーパーには勝てず無念のタップアウトとなった。
メインは、ストロングハーツとバルク・オーケストラの戦い。特に、T-Hawkは次回TDCでは田村ハヤトとの防衛戦が決定しており、その前哨戦でもある。
目まぐるしい技の応酬であったが、最後はCIMAがうまくチェック島谷を丸め込んで勝利を得た。
試合後も、最後までT-Hawkと田村は睨み合っていた。
他にも、吉野正人コミッショナーも好勝負だったと語っていた石田凱人と池本誠知の対戦。通常のプロレスルールであったが、完全にUWFルールの戦い方。バチバチの打撃、関節、投げのみで行われた熱い試合など全7試合が行われた。
■ GLEAT Gプロレスリング Ver.67
日時：2023年12月24日（日） 開始14:00
会場：大阪・梅田ステラホール
観衆：260人（主催者発表）
《第1試合》
◯鬼塚一聖
神野聖人
本間朋晃
7分43秒 フランケンシュタイナー
鈴木鼓太郎
●佐藤恵一
ハートリー・ジャクソン
《第2試合》
●頓所 隼
8分42秒 ファイヤーロック
○ファイヤー勝巳
《第3試合》
○田中 稔
JDリー
11分36秒 ミノルレッグバー
ガレノ・デル・マル
●トミー・ナイト
《第4試合》
○渡辺壮馬
進 祐哉
11分25秒 ファイヤーバードスプラッシュ⇒片エビ固め
●伊藤貴則
井土徹也
《第5試合》
○石田凱士
11分01秒 ハーフタイガースープレックスホールド
●池本誠知
《第6試合》KAZMA SAKAMOTOプロレスラー20周年記念プレミアムタッグマッチ
●KAZMA SAKAMOTO
TAKAみちのく
11分14秒 ドラゴンスリーパー
○藤波辰爾
カズ・ハヤシ
《第7試合》
T-Hawk
エル・リンダマン
○CIMA
16分12秒 渾身のごっちゃん式エビ固め
河上隆一
田村ハヤト
●チェック島谷
☆この大会の完全詳細は、1月5日発売の週刊ファイトに掲載されました。
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