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12月22日(現地時間)にメキシコシティ・アレナメヒコで『CMLL アレナメヒコ金曜日定期戦』が開催された。
メインでは、CMLL復帰したラ・ソンブラことアンドラーデが、宿命のライバル、ボラドールJr.と6人タッグマッチで対戦した。ソンブラは覆面を奪ったアトランティスやCMLL絶対エースのミスティコとも因縁があるが、CMLL時代に長きに渡ってライバル関係だったのがボラドールJr.。特に覆面剥ぎマッチではボラドールJr.の覆面をソンブラが剥ぎ取っており、最も因縁のある相手となっている。試合は、一本づつ取り合い、運命の三本目。リングではソンブラとボラドールJr.が遂に一騎打ちで決着をつける事になった。しかし、ここでレフェリーが試合に巻き込まれ背を向けた隙にソンブラが反則のローブロー。そして丸めこんでフォール勝ちしてソンブラ組が勝利。ボラドールJr.は当然、納得出来ず、激しい抗議でカベジェラ戦(敗者、髪切りマッチ)を要求。結局、まずはシングルマッチで決着をつける事になった。
セミファイナルでは、アトランティスJr.とソベラノJr.がシングルマッチで対決。テクニコからルードに転向し、絶対エースのミスティコや、サラブレッドのアトランティスJr.を攻撃するソベラノJr.に対し、遂にアトランティスJr.が一騎打ちを要求したのだった。試合は、一本づつ取り合って、運命の三本目。アトランティスJr.は父親譲りの必殺技アトランティダを繰り出し、一度はのがれたソベラノJr.だが、再びアトランティダが極まり、しかも父親アトランティスが大一番でのみ見せた腰を落とした完璧な形で極めてついにソベラノJr.がギブアップ。アトランティスJr.が勝利となった。
■ CMLLアレナメヒコ金曜日定期戦
日時:2023年12月22日(現地時間・放送日)
会場:メキシコ合衆国メキシコシティ・アレナメヒコ
<6人タッグマッチ>
○アンドラーデ・エル・イドロ(ラ・ソンブラ)、ブリジャンテJr.、エスパントJr.
2-1
●ボラドールJr.、マヒア・ブランカ、マグヌス
<シングルマッチ>
○アトランティスJr.
2-1
●ソベラノJr.
<6人タッグマッチ>
○アンヘル・デ・オロ、ニエブラ・ロハ、テンプラリオ
2-1
●サンドカンJr.、イホ・デ・ビジャノ3号、ビジャノ3号Jr.