[ファイトクラブ]Cody父発案WAR GAMES白熱『サバイバー・シリーズ』CMパンク契約

[週刊ファイト12月7日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼Cody父発案WAR GAMES白熱『サバイバー・シリーズ』CMパンク契約
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 タダシ☆タナカ+シュート活字委員会編
・シカゴ地元CMパンク秘密裡WWE復帰 なぜに想定外事件だったのか
・DamageCTRLゴミ箱飛翔のイヨ・スカイ!ベッキーがベイリーを負かす
・長期政権記録グンサーか 王者回数更新懸るミズかのインターコンチ戦
・期待のドラゴン・リーもヒール転向サントス・エスコバ今は負けさせず!
・金網戦除きシングルだけにした構成評価も弱い絵RリプリーZスターク
・ダミアンとドリューの反目 ブルロープ使うCody ランディ・オートン復帰
・CMパンク!前年比視聴者44% 広告収益24%増 グッズ売上記録更新


■ WWE サバイバー・シリーズ
日時:11月25日(現地時間)
会場:米イリノイ州ローズモント(シカゴ郊外) オールステート・アリーナ 観客17,138人(主催者発表)

―― とにかく驚きのCMパンク登場で、未だに議論百出のマット界です。なにしろSNSなどsocial postの合計が7100万件もあった記録更新だそうで。ところで最初に速報出した際に、画像名の日付間違えて「231115SS・・・」と出してましたね。

オフレコ 今の時代、いわゆる結果だけ早く出すサイトなんかゴマンとあるんだから、専門の有料媒体として他媒体との差別化を徹底した濃厚な分析が売りの本誌は、ゆっくりやればイイとタカをくくっていたら、「CMパンク」が眼に飛び込んできて慌てて簡易的なのだけ出したんで間違えた。今は修正済みや。


▼シカゴ地元CMパンクWWE復帰!『サバイバー・シリーズ』想定外事件

シカゴ地元CMパンクWWE復帰!『サバイバー・シリーズ』想定外事件

―― 執行部はアメプロだけ追いかければイイのではなく、キックもMMAも女子プロも、グローバルなマット界の色んなのを出していかないといけません。また投稿してくれる諸氏にせよ、感謝なんですが編集まで出来るなら万歳なんですけど、こっちが画像処理から文章の編集まで、手を入れないと有料媒体記事になりませから、やることが多すぎるんです。

オフレコ 日付に関するなら、頭の中で「わずか10日前にニック・カーン社長(AEWのトニー・カーンとは無関係)とトリプルHだけで決まった。上層部しか知らせなかった」という情報も即刻出たから、11月15日と打ってしまったんだと思う。
でも、お前も間違っている。「どうせ、やはりビンス(マクマホン)なんだろう」と言ったじゃないか。でも、ビンスは関与してないことが判明した。

―― だってCMパンクは、「トリプルHとは合わない」を、WWE時代の10年前から広言してました。AEWに入ってからも、ライバルをけなすのは業界の常套手段とはいえ、再び「トリプルHは好かない奴!」と繰り返しやってましたからね。

オフレコ まぁ両方とも大人になったんだろう。集団格闘演劇であるプロレスの人選は、個人的な好き嫌いではないからな。いかに商売を上向かせるかなんだから、英語表現のcontroversial(物議をかもす)な問題児CMパンクだろうが、採るべきとなったんだろう。

―― わかりやすい例ではAEWのオレンジ・キャシディでしょう。「こんなインディ・ギミックの奴が全国放送の番組でoverするとは思えない」と言ってましたね。

オフレコ そりゃボクも判断間違えるよ。でも、今はウィル・オスプレイ戦以降、きっちり認めて誉めて書いてるやないか。AEW創成期、同じく重鎮のクリス・ジェリコとかも、オレンジ採用に反対だったんだけどな。

―― トニー・カーンの読みが正しかったというより、プロレスの場合結局はお客様が決めることなんです。そこはプロレス、あくまで真剣勝負なんです。

オフレコ そやな。CMパンクに戻るなら、ボクは採らないと思っていた。これまた間違いを認めるよ。だから驚いた。慌てた。ランディ・オートンの復帰はわかっていたけど、それとはマグニチュードがまるで違う。

シカゴ地元CMパンク秘密裡WWE復帰 なぜに想定外事件だったのか

―― トリプルHは、「(親会社)TKOすら知らなかった」と大会後に述べてましたけど・・・。

オフレコ えええ? エンデバーグループ兼TKOグループ・ホールディングスCEOのアリ・エマニュエル? 彼はCreativeには関わってないし、いくら年間4大PPV大会とか称される『サバイバー・シリーズ』であっても、見てもいないだろうに(笑)。CEOの役割は「金儲け」だけなんだから。

―― 結局、大手は採らないとなってImpact Wrestling、今は再びTNAに名称戻りますが、あるいはMLWとかに行くというのもちょっと違いますからねぇ。新日本に行くという話も一部出てましたが、どうなのか。

オフレコ CMパンクには「叶ったり」のオファーには違いないな。捨てる神あれば拾う神あり、と。

―― (実はロッカールーム・リーダーである)セス・ロリンズのCMパンク批判演説は、これは番組上のアングルなんだけど、ドリュー・マッキンタイヤがさっさと帰ってしまったのはガチとか、現地の媒体も騒いでいます。そりゃ同僚であっても嫌ってる選手は大勢いるでしょう。

オフレコ それらは後半でやろう。まずは順番で見ていくしかない。

DamageCTRLゴミ箱飛翔のイヨ・スカイ!ベッキーがベイリーを負かす
<第1試合 女子ウォーゲームズ戦>
○ベッキー・リンチ⇒ショッツィ⇒ビアンカ・ベレア⇒シャーロット
 33分35秒 雪崩式マンハンドルスラム⇒テーブル葬
●ベイリー⇒イヨ・スカイ⇒カイリ・セイン⇒アスカ w/ダコタ・カイ

―― ベビーフェイス軍がアドバンテージ(先行)で、ヒールにやられまくって次のベビーフェイスが出てくるお約束展開のWAR GAMESからです。ダコタ・カイが怪我したままもありますが、変に男子の5対5に合わせず、4対4にしたのは正解でしょう。

オフレコ それでいて、あとで気が付いたんだけど、試合尺はほぼ一緒の33-34分強だったんだけどな。

―― なんも悪くなかったし、やる側のミスもなかった。良く練ってあった試合展開なんですが、先週号で「イヨ・スカイは5度目のWAR GAMES」を紹介済みであって、NXTで見たことの焼き直しではあります。

▼録画NXT旧英国R制 DamageCTRL感謝祭WarGames日曜朝WWE

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オフレコ それはいつも言ってることや。NXTで実験したことのエッセンスをお茶の間向きのSmackDown-RAWでやるのがWWEなんであって。もっともTVマッチだと尺が短いけど、PLE(プレミアム・ライブ・イベント)の場合は、34分貰ってるから工夫も必要なら、新しい段取りの見せ場も考えないといけない。

―― ただ今回のは、全員がNXTにいた面子なんで、細部まできっちり見てきた我々には新鮮味はなかったかもです。またイヨがゴミ箱飛翔やってくれましたけどね。

オフレコ 途中でベイリーが寝るんだとわかった。まぁ、WAR GAMESでどっちが勝ったとか、まったくどうでもイイだけどな(笑)。

―― あくまで今後の展開で、アスカがDamageCTRLに入ったことでリーダーは誰なのかとか、長期計画におけるユニットの解体劇が、まだ先のようですがありますからね。

オフレコ 子供産んでも、お尻がたるんでないベッキーはんと比べたら、メキシコ系のベイリーはNXT時代からしたらえらく大きくなってしまった。

―― そういう観点から見るんですかぁ? まぁ、4児の母なのにグラップリング競技に挑戦した「あきぴ」なんか、スタイル抜群のままじゃないですか。

▼Jewels関西勢3連勝 松田亜莉紗-無敗戴冠 須田萌里十字殺 あきぴ

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オフレコ あとショッツイはハードウェイで流血してたけど、WWEは極力そこはカメラで撮らないようにしていた。もちろん公式写真にも省かれている。

―― そこがAEWとの大きな違いですね。男子WAR GAMES含めて、あのSwerveストリックランドとハングマン・ペイジの地獄絵巻テキサス・デスマッチに対抗しませんでした。ショッツイのはガチ流血ですね。

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オフレコ ショッツイが選ばれてるのは嬉しいんだけど、なんか、いつも自爆してるなぁ。そこが心配の第1試合でありました。

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