シュートダウン始動!仏指令WUW地下タッグ三州ツバ吉&梅沢菊次郎

 11月19日、新宿区歌舞伎町の地下にある鎖で囲まれた格闘技空間 BAR&FIGHT地下闘技場は現代の地下格闘技、プロ格闘技、プロレスの会場とは異質な空気に包まれた…。

 『IMPACT.41〜No Destruction, No Creation〜』、サブタイトルの意味は“破壊なくして創造なし”。果たしてこの意味を読み取れた人はいたのだろうか?という疑問を抱きながら、今大会新ルールとして行われた1分間のキックボクシング戦シュートダウンである。
 撃ち落とすという意味のShot downが正しいかと思われるが、Shoot downはプロレスの「シュート」(真剣勝負/ガチンコ/)Shootと掛けての命名かと思われる。そして、IMPACTはそんな新たな戦いを“仕掛け”てきた。

 新ルール、シュートダウンは掴みなしのK-1ルールで10オンスグローブ、レガース着用、本戦1分、延長30秒、再延長30秒マスト判定となっており、試合開始からガンガン全力で飛ばす選手たちの熱い闘いに観客は熱狂した。


 そして、ラウンドガールを務めたArisis有泉香代、YASUYOはIMPACT公式ラウンドガールとなって新コスチュームで登場。激闘に清涼の華を添えた。

■ IMPACT.41〜No Destruction, No Creation〜
日時:11月19日
会場:地下闘技場大会

【試合結果】

■全試合終了後ダークマッチ(WUW世界地下タッグ選手権 1/無制限)
【挑戦者組】○三州ツバ吉&梅沢菊次郎(18分37秒 TKO)舞牙&田馬場貴裕●【王者組】
※ストラングルホールド→レフェリーストップ
※王者組が防衛に失敗、三州&梅沢組が新王者となる。


 全試合終了後、突如 三州ツバ吉のテーマソングが流れ、田馬場、YANKEE STATIONで舞牙、梅沢の順でリングイン。
フランスWUW本部からの指令はリングイン後にこの試合がWUW世界地下タッグ選手権であるとコールされた。

 梅沢と舞牙の肉弾戦から闘いはスタート。三州と田馬場は蹴り合いからの関節の取り合い、グラウンドで田馬場が優位に立つと舞牙が三州をさらに追い込む。梅沢と舞牙がまたもや肉弾戦。梅沢が打ち勝つと田馬場と頭突き合戦からのベイダーハンマー、三州が舞牙へ蹴りの連打で舞牙をアウトサイドさせると、田馬場へバズソーキック、そして梅沢のボディプレスさらに三州がダメ押しのPKからストラングルホールドで捕獲。レフェリーストップを呼び込み、三州&梅沢組がWUW世界地下タッグベルトを腰に巻いた。

 勝利した梅沢は有泉香代を抱えあげる暴走モードであったが、三州は「このベルトを持って、海外での防衛戦戦い抜きます」と宣言し締めた。

■第11試合メインイベント IMPACTファイティング・スピリット継承スペシャルマッチ(シュートダウン 無差別級 1分3R)
○大澤空(3R 判定2-1)こりく●

 IMPACTファイティング・スピリット継承マッチと題打たれたIMPACT所属同士のメインイベント。
 的確にローキックを打つこりくにリーチを活かしたパンチで前へ出続けた大澤が優勢を取る。
 こりくも負けじと打ち返すが、ボクシング技術で手数が上回った大澤が判定で勝利を納めた。

■第10試合セミファイナル(シュートダウン 75kg以下契約 1分1R延長30秒/再延長30秒)
○闘威(1R 17秒 KO)景●
※ボディへのヒザ蹴り

 battle bearのリーダー闘威が千葉拳の景をパンチからのボディへの膝一閃で勝利。
 次回12月17日IMPACT東京zoo大会で行われるキックボクシング70kgトーナメント一回戦で戦うdaisukeとのストーリーが生まれた。

■第9試合(シュートダウン 無差別級  1分1R延長30秒/再延長30秒)
○ムエタイマシーン3号(1R 判定3-0)グレートyoカーン●

■第8試合(シュートダウン 78kg契約 1分1R延長30秒/再延長30秒)
○首バーコードAKIYAMAN(1R 47秒 KO)直樹●
※左フック

■休憩中ダークマッチ(IMPACT相撲レスリング時間無制限)
○三角宗&○daisuke(押し倒し)田馬場貴裕●

※2対1で負けた田馬場が再試合を要求

○田馬場貴裕&清水来人(2-0)三角宗&daisuke●

①田馬場(押し倒し)三角
②清水(押し倒し)daisuke

■第7試合(プロレスリングタッグマッチ 1/15)
△内田ノボル&KURO−OBI(時間切れ引き分け)清水来人&ISAMI△

■第6試合(シュートダウン特別ルール 57.5kg 1分1R延長30秒/再延長30秒)
○サトマネ(1R 判定3-0)来瀬るい●

■第5試合(プロレスリングタッグマッチ 1/15)
○定アキラ&アンドー・ザ・ジャイアント(6分32秒 片エビ固め)田馬場貴裕&ニンジャ・リー●
※ランニングニーアタック

■第4試合(プロレスリングマッチ 1/10)
○田馬場貴裕(1分50秒 ヨーロピアンクラッチ)HⅡ●

■第3試合シュートダウン 65kg以下契約 1分1R延長30秒/再延長30秒
○ケイタ!!(延長 判定3-0)正臣●

■第2試合(シュートダウン 68kg以下契約 1分1R延長30秒/再延長30秒
○サイコパス阿久津(1R 判定3-0)りく●

■第1試合(シュートダウン 55kg以下契約 1分1R延長30秒/再延長30秒)
○とく(延長 判定2-0)しのざき●

■オープニングダークマッチ(タイヤ手押し相撲レスリング三つ巴戦)
○daisuke(押し出し)田馬場貴裕●
○daisuke(押し出し)三角宗●

※2勝したdaisukeが勝利


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