戦いの神バッカス? 2・12 『ACF82nd~武士正200試合記念大会~』

■ 格闘技のおもちゃ箱 ACF82nd ~武士正200試合記念大会~
日時:2月12日(日)開場 午後12時30分 試合開始午後1時
会場:大阪 弁天町・世界館

 ミナミの格闘オヤジこと武士正が、200試合記念大会を主催。自らがその大会で、キンコンカンコンケンチャンマン(UBF)という一見、ふざけた名前ながら実力派の彼と初代ACF認定のMMAライト級の王座をかけて雌雄を決する。
 ケンチャンマンは、プロでのキャリアは一年だが、アマチュア修斗のウェルター級王者にも輝いている。アグレッシブな攻撃スタイル投(投げ技)・打(打撃/パンチ・キック)・極(v1アームロックをフェバリットホールドとし、あらゆる関節技を駆使する)すべてにバランスのとれたオフェンスで、キャリアに勝る百戦錬磨の武士正との好勝負が、期待される。
 オッズは難しく五分と五分。タイヤファイトGIFU80のタイトルを保持する武士正が、2冠王に輝くか? 自らの拳で勝どきをあげ、200戦目の記念試合を飾り、勝利の美酒を味わうことができるか?

<ACF MMAライト級初代王座決定戦 5分×3ラウンド>
武士正
vs.
キンコンカンコンケンチャンマン

 「24時間 戦えますか?」というインパクトのある言葉を目や耳にした人は多いだろう。滋養強壮剤ドリンクのCMソングのメロディーと歌詞は、いまだに強い記憶として焼き付いている。まさに武士正選手が、そうだ。彼はいつ睡眠をとっているのだろう、休んでいるのだろうと思う。
 彼と知り合って10数年の月日がたつ。今はダブプロレスに所属している内田祥一選手の紹介で、ハロウィンパーティに数人で参加して以来、交流が生まれた。とにかく酒が強いし、明るく、有言実行だ。令和のお騒がせ漢ことイリエマンも、関西のアニキと慕っている。

 先日、ホテルのコ・ワーキングスペースに設置されているパソコンで、格闘技の色んな試合を視聴していると、韓国から来ていると話かけてきた男性旅行者数人が、武士正は韓国で、有名だよと熱く語ってくれた。なんでも武士正選手と、キム・ボソン選手(韓国の有名俳優)との試合を生観戦(韓国Road FC 35)したらしい。筆者が「知人だよ」と話すと驚いていた。
 スマホの翻訳機能を使いながらなので、ユン・ガンチョルに電話して通訳を依頼したが、ガンチョルは、パチンコの話と、意味不明な内容ばかりで困った。韓国人旅行者は、ACF大会前夜に韓国に帰国するらしく、2月12(日)に開催される武士正選手の試合も、2月26(日)に東京で開催される『インパクトx ACF』での「武士正 対 鶴巻伸洋」、「田馬場貴裕 対 ユン・ガンチョル」の試合を観戦できないのを悔しがっていた。

 その韓国人の旅行者は、武士正選手のことを戦いの神バッカス? オリオン?に武士正選手が似てると、やたら言っていた。バッカスはお酒の神だけど、まぁ武士正選手は酒好きだから良いかな(笑)。実力者の鶴巻選手とは、インパクトで、格闘技タッグマッチで対決しているが、シングルでの決着戦となる。
 そんなビッグマッチの2週間前にも、200試合記念のビッグマッチを挙行する武士正選手。まさに疲れ知らず、ザ・バトル・オブ・エバーモア

 格闘技ファンは注目の一戦だ。


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