週刊ファイト!麻雀マット界最強決定戦 ユニークなYouTube動画公開

■ 週刊ファイト!麻雀マット界最強決定戦
撮影収録日時:1月23日
協力:麻雀クラブ柳 赤坂見附駅10番出口より1分 ビックカメラ抜け交番向かいのビル3F

 麻雀企画の発端は木村プロにある。パチンコのプロとしてある時期には”日本三大パチプロ”とも称され「木村プロ、田山プロ、安田プロ」の名が挙がったそうだが、近年は「麻雀もプロ級」を自称し始めたどころか、「俺を麻雀番組に出せ」と。
 それにしてもイベントは予算も膨らむ一方のどんどん大きなものになっていき、当日に至っては、皆さん練習にと早くから雀荘に詰めている気合の入れよう。さらに選手のマネージャーや本誌の関係者を含めると、かなりの大勢が赤坂見附の雀荘『柳』に集結。『柳』さん協力のもと、貸し切りだったから良かったものの、現場の総人数、ビデオカメラの台数と、やたら大掛かりなものになったのだ。
 ただ、人選の妙もあって対局は白熱したものになった。絵的にも面白い名場面、珍場面が撮れて、なによりも全員が満足してくれて、居酒屋での宴会までも大変盛り上がったのである。

 麻雀の起源は数千年以上にも遡る。中国で麻雀の原型「マーチャオ」が生まれ、1919年にアメリカで大ブームを引き起こし麻雀は全世界に広がっていった。日本には20世紀初頭に伝わり多くの日本人を虜にして行く。
 麻雀と人生に最も通じていることが1つある。それが「理不尽」だ。人間が生きる上でさまざまな理不尽を感じる。絶対に自分が悪くないと思っていることでも、自分が悪いと認めざるをえない瞬間が必ず来る。この状況に不貞腐れるか糧にするかは自分次第。本当に強い雀士はここを極めている。
 ~麻雀やってこともなければルールも知らない製作者だったが、大いに学ぶことが出来て勉強になった。また、番組としての本戦はその木村プロ、紅一点のキラ☆アン、元NKB統一ランキング・ウェルター級二位の実績もあるキックボクサーのプッシュ中村、さらに海老沢稔プロの選抜4名の対局を29分番組に残すことになったが、麻雀の知識がある撮影監督にして編集担当のピンクタイガー抜きに制作はなかった。あらためて感謝しておきたい。

麻雀を学ぶ
麻雀には「鳴くか鳴かないか」の決断力が必要。
また、捨て牌や点棒状況によって状況判断力も磨かれる。
また、運や確率論もセオリー
押し引きの判断や勝負の見極めどころを見分けることができるようになる。
頭脳スポーツの一つとされており、運や流れを感じ取り勝負勘を磨くことができる。

 大会のMVPは意外(失礼!)にもキラ☆アンだった。推薦者のガンダーラ鈴木によると、女流雀士だとの触れ込みだったが、事前告知を兼ねて会ってみると、アイドル時代のDVD企画で麻雀対決があり、そこで強かったと言うんで、「大丈夫かいな」と心配だったのが正直なところ。
 ところがちゃんとリングコスチュームに着替えてきただけではない。練習の段階からガチに強いことがわかり、大変スイマセンでしたとなるのである。

 ちなみに雀荘での収録後の居酒屋も大にに盛況だったのだが、インタビューの際に「ラウドロック」をやるバンドのリードボーカルであり、英語で歌っているとの気になる発言あり。さらに掘り下げて聞いてみると、映画『ラスベガスをやっつけろ』からバンド名のヒントにした日本の「Fear, and Loathing in Las Vegasのステージは勉強になる」と、ようやく具体的な名前を出してきて、こっちも「2012年と2013年のLIVEにMusic Videoも入った長尺豪華パッケージのDVD『The Animals in Screen』持っていると答えて、ロックマニアでないとわからないであろうマニアックな話も聞けたのだった。

 本誌・紅闘志也から推薦されたプッシュ中村も、企画にアイデアくれるは、薔薇を加えて出てくるキャラとしても目だってくれて大正解の選出であった。当初、名前を聞いても知らない。「もっと知名度ある選手が良い」とか、これまた失礼なこと言っていたのだが、事前に会ってみるとナイスガイであり、アマゾンでも売ってるFUJI-KOブランドの腰痛ケア商品を参戦者に配るなど、気配りの出来る方なのだった。また、「格闘家として必要な才能を全て麻雀から学んだ」と、理論家でもある。勝負でも活躍してくれた。

 早くからテーマは『マット界麻雀最強決定戦』と決まっていたことから、ピンクタイガー含めて”対局”の出来る最低4名が確保できたと日程も決めてとプロジェクトが動き出したのだが、木村プロが「やはりプロが入ってないと駄目だ」と言い出し、イリエマンともども「それでは看板に合わない」と当初は参戦に難色だったのが海老沢稔先生である。当日が初対面だし不安な人選だったのだが、これまた予想を良い意味で裏切ってくれてしゃべれるし、麻雀をよく知らないプロレス格闘技ファンに向けての解説でも、重責を果たしてくれて感謝この上なかったのだ。
 打ち上げでの業界の裏話も実に面白く、所属の”最高位戦日本プロ麻雀協会”だけでなく「今は協会が乱立していてプロレス界のようなことになっている」とのこと。大変興味深かったのだ。

 さて、言い出しっぺの木村プロはどうだったのか。どうかYouTube動画をご覧くださいませ。


 打ち上げにはあとから『柳』のスタッフも合流、実現して良かった企画となったのであった。


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