『麻雀マット界最強決定戦』キラ☆アン1・29アクトレスガールズMARU戦

 キラ☆アンがキックボクサーのプッシュ中村に続いて『麻雀マット界最強決定戦』出場に選出された。そこであらためてこれまでの経歴を振り返って貰った。

 奈良県出身で女優を目指して上京したキラ☆アンは、強くなりたいと格闘技道場に入門。そこで風香と出会い、JDスターに誘われることになる。「プロレスラーと女優、両方出来るから」と言われて(笑)。今から18年前のこと。もっとも当時のJDは末期で所属選手がほとんどおらず、練習生として1年強いたにもかかわらず、結局団体は解散に。
 また、AACCからグラップリングの『NO GI なでしこ』大会に出場するも、対戦相手がしなしさとこだった・・・。もっとも格闘家キラ☆アンはここに起因することになる。

小川直也IGF離脱の深淵を完全独占、スターダム旗揚げ~マット界舞台裏’10年9月16日号

 打ち合わせを兼ねて予備知識なく話を聞いてみようと待ち合わせ場所に向かったのだが、戻ってから週刊ファイトのサイトで「キラ☆アン」を検索してみたら、記者が忘れていただけで当時のことからその後まで、沢山の記事があることを発見。いじめられたエピソードに笑ってしまうのだが、本誌は昔からガンガン他媒体が書いてないことに突っ込んでいたのであった。

 偉いと思ったのは、練習をしたのにJDでのデビューが出来なくなって2007年3月31日、なんと新木場1stリングの自主興行にてプロレス・デビューを果たしたこと。デビュー戦というのは経歴について回るものだが、あとにも先にも自分の興行でデビューというのは快挙だろう。

 ちなみにキラ☆アンは、サンリオのキキララからだそうで、その後は試合だけでなくグラビア・アイドル、DVD作品、映画、舞台と活躍している。ただ、本人に話を聞くとバンド活動にもずっと力を入れているようで、様々なグループがあったことやCDが出てないから経歴に出てこないだけだと言う。女子だけグループもあったが、現在は他のメンバーは男であり演奏重視の2つのバンドでボーカルと曲作りをやっている。なんと作詞して英語で歌っているというのは知りませんでした。
 台湾のフェスに呼ばれたこともあるそうで、1つはキャッチ―で踊れるパーティにもかかるラウド・ロック。もう1つは野外フェスにも合うようなさわやか系なんだそうだ。これらは出てきた際にあらためて紹介したいと思う。

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 本誌にはキャットファイト時代の大会レポートが多く出てくるが、なんと本場ニューヨークに呼ばれて「DVD発売用の撮影もやった、好条件だった」というのも知りませんでした。

 麻雀との出会いだが、その数あるDVD作品内で「アイドルが麻雀に挑戦」企画があったそうで、練習の時はダントツだったのに、いざ本番では良いパイが回ってこず「運に左右される」と思ったそうだ。もっとも、プロなら「その日に良いパイが来るように持っていける才能がある」と、当日の強豪たちに警戒感も。アプリで練習しておくそうだ。

 試合は1月29日、アクトレスガール新木場大会でのMARU戦が決まってる。MARUがJDスターから抜けたあとだったので、一緒だったわけではないのだが、その後、MARU主宰の劇団に出演しているので、「シングル戦としては大一番なんだ」と。

 興味深かったのはアクトレスガールのことだ。演劇プロモーションだと明言しているから週刊プロレスは取り上げなくなっているが、間違いなくプロレス試合をやっていることを強調。様々な団体が利用している練習場があるのだが、アクトレスガールズは毎日のようにやっており、他団体より練習量は間違いなく多いと。しかも、大会のあった翌日もやっていたというから、リアルな証言が貴重なのであった。

※月曜1月23日午後、赤坂の雀荘『柳』に来れる麻雀が出来るプロレスラー、格闘家、マスコミや団体フロント含む業界関係者は編集部(宛先fight@miruhon.net)に連絡下さい。


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’23年02月02日号横アリ新日wk17ノア対抗戦ムタ完 現地取材RAW30周年 昭和回顧 感動AEW


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