祝・アントニオ猪木に位階「従四位」、勲章「旭日中綬章」の授与決定!

 日本人レスラーとして初めて、アントニオ猪木さんに位階「従四位」、勲章「旭日中綬章」の授与が決まった。

 プロレスファンはアントニオ猪木さんに国民栄誉賞をとの願望が募っていたが、この授与を聞き喜びに満ち溢れている。プロレスラー・アントニオ猪木さんとして万人の国民に夢と希望を与えたのはもちろんであるが、参議議員を2期務めあげる中において1990年自ら湾岸危機の中に飛び込み得意とするプロレス外交を駆使。現地で平和の祭典を開催して、日本人の人質全員の解放を成し遂げる。また、国交無き北朝鮮においても平和の祭典を開催し、国交へのきっかけ作りをするなどその行動力による功績が認められての授与が決まったのだ。
 あくまでこの叙位・叙勲は国や公共団体に功績を残した人がお亡くなりになった際に、その生前最後の日にさかのぼり授与されるという取り決めがあり、ファンとしては生前の猪木さんに与えて欲しかったとういうのが本音であろう。
 今回、日本人レスラーとしては初めての快挙であり、猪木さんも天国で喜ばれている事だろう。猪木元気工場(IGF)によると猪木さんへの叙位・叙勲の伝達は、この1月23日に遺族を代表して実弟の猪木啓介氏が受け取る予定だ。

 以前には外国人叙勲で日本とアメリカの友好に寄与したとして2017年の秋に故ザ・デストロイヤーさん、日本とメキシコの友好に寄与したとして2021年秋にミル・マスカラスさんが「旭日双光章」を受章されている。


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 このようにプロレスラーの親善外交による国交が認められ、かつてはテレビ画面を通して日本中を席巻したレジェンド・レスラーが素晴らしい勲章を授与されるというニュースが今再び地上波を通じて放送され、一般市民にまでそのニュースが届くことは、以前から猪木さんが良く口にしていたプロレスをプロレスに関心のない人にまで浸透させる「環状線理論」を、猪木さんは死してもなおその理論を実行し、今のプロレスに活を入れ応援してくれているに違いないと信じる。
 おめでとう猪木さん!


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