またAEWアンドラデ暴力帰宅令!ルーシュ正式契約Hペイジにお仕事

(c) AEW

■ AEW Dynamite Anniversary
日時:10月5日(現地時間)
会場:米メリーランド州ワシントンD.C. エンタテインメント&スポーツ・アリーナ

 番組Dynamiteの3周年記念大会にして、最初の開催地だったワシントンD.C.に帰還しての生中継は、わざわざ15分延長の2時間15分特番仕様であり、どんなカードがマッチメイクされ、誰が勝った、負けたはあるんだが、それらはそういう上辺を知りたいならネット検索で無数に出ていることで、公式写真の入稿を待ってから出すスタイルの本誌はもともと出すのが遅くなること含めて、今回はやらない。なにしろ、また暴力沙汰が起きてしまったからだ。

 どっちサイドの媒体かによって情報が交錯しており、どっちの言い分が正しいのか本誌はどちら側にもつかないが、アンドラデとサミー・ゲバラがリアルの喧嘩をやらかしてしまった。
 背景として、表沙汰になったマラカイ・ブラックを筆頭に、トリプルH政権になってWWEが呼び戻し攻勢をかけている事実がある。思い起こせば、アンドラデのAEW登場を機に、まず親父リック・フレアーがAEWに行くかもという話があり、これはWWEがフレアーの過去の不祥事をリークして、それは不味い、訴訟沙汰に巻き込まれかねないとなってAEWは断念せざるをえなかったのだが・・・。一時は、最後に嫁となったシャーロットも一族全員がAEWに移るという話すら、まことしやかに囁かれていた。ところが、事情や立場は変わるものであり、今や逆にシャーロットのいるWWEに「戻らないか」と声かけられていた次第なのだ。


 サミー・ゲバラは良くも悪くもキャラ通りの生意気な若造であり、エディ・キングストンともバックステージでの喧嘩になってエディは暫く謹慎処分を喰らっていた。残念ながらレスラー仲間から嫌われやすい選手になるんだが、アンドラデとのSNSでの事前の挑発合戦にせよ、単なる試合の煽りだけでなくリアルも含まれていたことになろう。
 重ねて本誌は他媒体の報道を最初から色眼鏡で見るから、どっちが先に殴りかかっただのを鵜呑みにはしないけれど、サミーの方は試合に出たのに対して、アンドラデは帰宅命令となった事実がある。この日はRampageの収録が会場で続く予定だったが、ダークオーダー10号とのカードは消滅した。ただ、意味深に「引退か、マスク剥ぎか」が賭けられており、AEW主催者側もリアルなタンパリング(契約選手の不当な引き抜き)の嫌疑があるアンドラデを挑発していたマッチメイクの責任は否定できない。また、アンドラデはクビを覚悟でわざと暴力に及んだという見方が出ていることも指摘はしておく。現時点では内部者はかん口令が敷かれた経緯であり、繰り返しになるが本誌はAEW含めてどちら側にも組みしない。


 大会は、このところ人気のアクレイムドが、「ナショナル・シザース(ハサミ)・デイ」を宣言。そのお祝いのセグメントもあれば、この日から正式契約になったルーシュが業界のお約束に則り、その最初の試合はお仕事役から入るものなので、ハングマン・ペイジのバックショット・ラリアットに沈んでいる。そこから、ジョン・モクスリーが出てきて「3年待った。あとはお前だ!」とやるんだが・・・。もっとも、「お前は余計なことを言う」と釘を刺したのがインサイダー間では意味深だ。そもそも、かのCMパンクとエリート勢の暴力沙汰にせよ、発端としてはハングマン・ペイジがCMパンク批判でリアルを混ぜたマイクだったことがCMパンクを激怒させたからだ。

 番組メインはブライアン・ダニエルソン&ダニエル・ガルシア組と、クリス・ジェリコ&サミー・ゲバラのタッグ戦であり、何事もなかったかのようにサミーがフォールを取って勝利している。ただ、AEWでまた不祥事が起きてしまった。


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