[週刊ファイト10月20日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
▼B.Brutes激闘Imperiumロンダ戴冠エッジ降参リドル復讐Extreme Rules
(c) 2022 WWE, Inc. All Rights Reserved. タダシ☆タナカ編
・酒樽こん棒も技術の欧州大戦争ピカ一!シェイマス実況席葬グンサー
・リブ・モーガン王座3ヶ月 ロンダ様返り咲き映画『ハーレークイン』覚醒
・問われるはキャリオン・クロス売り出しになったか否かDマッキンタイア
・In Bayley We TrustボードStryper(笑) ロックマニアしかわかりません
・長試合持ち味エッジもフィン・ベイラー戦30分途中ダレWe quitします
・NXTのFight Pit檻リドル勝利Sロリンズ最後絡まずダニエル・コーミエ
・悪くない3時間6試合に収めた大会ようやくブレイ・ワイアット復帰で幕
■ WWE Extreme Rules
日時:10月8日(現地時間)
会場:ペンシルバニア州フィラデルフィア ウェルズ・ファーゴ・センター
酒樽こん棒も技術の欧州大戦争ピカ一!シェイマス実況席葬グンサー
<第1試合 6人タッグ Good Old Fashioned Donnybrook戦>
○シェイマス リッジ・ホランド ブッチ
17分50秒 ブローグ・キック
グンサー ルドヴィグ・カイザー ●ジョバーニ・ビンチ
前夜のSmackDownでのもの凄いハードヒット戦が強く記憶に残ったまま、日本では同じ日曜日に解禁なんで余計に余韻を引きずったまま、この欧州大怪獣戦争がオープニングに。PPVだから全試合メインという建前なんだろうが、やはりこれがイチバンの激闘だったかと。
あの前夜のグンサーが使ったのはアイルランドのこん棒シレイリなんだそうで、杖の頭に野獣が付いている怖い凶器である。さらにバレルとは樽であって、歴史上保存食クラッカーの樽をロゴにする米国では馴染みのレストラン・チェーン、クラッカーバレルがAEWのスポンサーに付いた2019年の『All Out』で使われていたが、これはWWEでも昔からたまに出てくる小道具である。昨年7月のSmackDownでは酒樽の方が使われていた。ただ、どっちが真似したとかアホなことを言いだす輩がいるから、今回は「ダニブルク・マッチ」だって。要するに酒宴の乱闘なんだと。
当然、SmackDownのケツ逆でシェイマスがまずグンサーを実況席に叩き付け、ブーローグキックをビンチに見舞っての勝利。シェイマス、受けてます。
◆ロンダ・ラウジーがSD女子王座に返り咲き ER戦でリブを失神させてレフェリーストップ
“地球上で最も危険な女”ロンダ・ラウジーが「エクストリーム・ルールズ」で因縁のリブ・モーガンを関節技で失神させてSD女子王座に返り咲いた。
ロンダはERのSD女子王座エクストリーム・ルールズ戦に挑むとバットを持ち出したリブを一本背負いからのアンクルロックで攻め込んだ。さらにリブに消火器を噴射されるも、パイパーズ・ピットで反撃するとバット攻撃や黒帯ムチ攻撃を繰り出してなんでもありの激しい攻防を展開する。ただ、バットだ。パイプ椅子だのを何度も何度もやり過ぎ。1,2回、ガツンとやるから説得力が出るんであって・・・。
終盤にはリブにパイプ椅子攻撃からのダイビングセントーンでテーブルごと破壊されてダメージを負ったが、最後はアームバーからテーブルを押し付けながら決めた関節技でリブを失神させてレフェリーストップ。ロンダは7月の「マネー・イン・ザ・バンク」でリブに奪われた王座を奪還すると「だから私が王者なのよ。アンタじゃない」と息巻いた。
リブ・モーガン王座3ヶ月 ロンダ様返り咲き映画『ハーレークイン』覚醒
<第2試合 SmackDown女子王座戦 Extreme Rules>
[王者]●リブ・モーガン
12分05秒 三角締め
[挑戦者]○ロンダ・ラウジー
3度目の対決、二度負けたことになってるロンダの再戴冠はわかっていたことなんだが、このデザインはお客が見たかったものなのかどうか。まぁ3ヶ月王座を保持したリブは、いわゆるハードコア戦をやりとげた安堵感からか、なんか笑顔になっていたけどね。