[週刊ファイト10月13日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
▼欠場余波?NXT欧州プリティ・デッドリーBrawling Brutesインぺリアム
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■ WWE NXT
日時:10月4日(現地放送時間 日本WWEネットワーク木曜以降)
会場:米フロリダ州オーランド Capital Wrestling Center
現地USAUSAワークの生中継に戻っての番組は、昔の英国の法廷衣装にくるんだ傑作な恰好のプリティ・デッドリーによる”State of the Commonwealth address”審問からなんだが、解説席にバイロン・セクストンがNXTに加わって3名体制になっている。ウェイド・バレット解説員は変わらないが、中央に座るのも新たなスゥド・シャーである。
プリティ・デッドリーが一通りのタッグチームの名を挙げて「ダイヤモンドマイン道場は解散かよ」とも。先週の放送ブルータス・クリードがデイモン・ケンプお10回のパイプ椅子叩きで背中が紫色になったロッカールーム絵も挿入されるんだが、「俺たちがタッグチャンピオン」とやっていると、なんとそこに出てきたのは同じ英国勢、SmackDownのThe Brawling Brutes(ブッチ&リッチ・ホランド)ではないか。しかもパフォーマンス・センターのお客さんは、「ブルーザー・ウェイト! ブルーザー・ウェイト!」と合唱している。やはりそうなるか。
きっちり全部のWWEを見ているなら、トリプルHの采配は次どうするかが読めてくるわけで、本誌としては先に見出しにした通りということになろう。これでプリティ・デッドリー防衛戦メインのカードが対Brawling Brutesと決まった。
試合はカーメロ・ヘイズがダイビング・レッグドロップでオロ・メンサを一蹴するところから。
続いてチェイス大学のアンドレ・チェイス教授がボウディ・ヘイワード、ティア・ヘイル引き連れNXT北米王座ラダー戦の予選としてヴォン・ワグナーを迎え撃ったのだが、会場の赤シャツ軍団の応援もむなしく変形TKOに沈みます。ティアちゃんがロバート・ストーンをボディスラムする場面もあり、中身は良かったかと。
笑える眠り姫ウェンディ・チューはいいんだが、ラッシュ・レジェンドをリバース・スプラッシュで片付ける試合は飛ばして、当初の予定ではToxic Attractionと、アルバ・ファイアにゾーイ・スターク&ニキータ・ライオンズ組の6人タッグが発表されていたものの、いつも「なにかが起こる」パフォーマンス・センターの駐車場からの冒頭セグメントで、アルバのバット攻撃で車内のマンディ・ローズ(の設定)が悲鳴という映像が挿入されていて、どうやらマンディが欠場らしい。ということで急遽、 NXT女子タッグ王座挑戦組決定戦に。
ニキータの開脚レッグドロップがジージー・ドリンに決まりました。王者組ケイデン・カーターとカタナ・チャンスの苦悩の5年間プロモ映像流れてます。
◆ロクサーヌ・ペレスとコーラ・ジェイドのウェポンズワイルド戦が「NXTハロウィン・ハボック」で決定
“神童”ロクサーヌ・ペレスが“元盟友”コーラ・ジェイドと「NXTハロウィン・ハボック」のウェポンズ・ワイルド戦で対戦することが決定した。
ロクサーヌがコーラとグレイソン・ウォーラーのトークコーナー“グレイソン・ウォーラー・エフェクト”にゲスト出演すると、MCのウォーラーから「NXTハロウィン・ハボック」での2人の対戦が発表された。これにロクサーヌが「ハロウィン・ハボックでは私が上回ってやる」と挑発すると、コーラに「もう一度倒してアンタの実力がインチキだと証明してやる」と言い返されて罵り合いを展開。
これに業を煮やしたウォーラーが「ルーレットを回して試合形式を決めるぞ」と言って2人を黙らせると、試合はウェポンズ・ワイルド戦に決定。するとその隙にロクサーヌがコーラと乱闘になると警備員たちが止めに入ったが、MCのウォーラーは抗争するアポロ・クルーズにリング下に引きずり込まれると(前にアポロが流していたように)両眼から血を流しながらも(というパロディ)なんとか脱出した。「NXTハロウィン・ハボック」は日本時間10月23日にWWEネットワークで配信される。