[ファイトクラブ]NXT新章NフレイザーAxiom英国色JDマクダナTベイツIドラゴノフ

[週刊ファイト9月29日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼NXT新章NフレイザーAxiom英国色JDマクダナTベイツIドラゴノフ
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■ WWE NXT
日時:9月20日(現地放送時間 録画番組 日本WWEネットワーク木曜以降)
会場:米フロリダ州オーランド Capital Wrestling Center

◆ソロ・シコアがNXT北米王座返上!「NXTハロウィン・ハボック」で王座決定ラダー戦が決定

 “ザ・ブラッドライン”のメンバーでNXT北米王者ソロ・シコアが王座返上。「NXTハロウィン・ハボック」で王座決定ラダー戦が行われることが決定した。
 王者シコアが前王者カーメロ・ヘイズと共にオフィスに呼び出されて現場監督ショーン・マイケルズに「シコアはファン投票で選ばれていないから、今回の試合結果は受け入れられない。悪いが王座返上してもらう」と要求されると「わかった。俺はまだやり残したことがある」と言いながら王座ベルトを手渡してその場を後にした。
 続けてヘイズはこの決定に感謝しながら王座ベルトを受け取ろうとしたが、マイケルズに「お前はズルしようとしたからダメだ。だがハロウィン・ハボックで王座決定ラダー戦をやるからチャンスをやろう」と言われて王座決定ラダー戦出場が決定。さらにこの日NXTデビュー戦となったオーロ・メンサーもグレイソン・ウォーラーを下して王座決定ラダー戦予選を突破した。「NXTハロウィン・ハボック」は日本時間10月23日にWWEネットワークで配信される。


 試合は連続三番勝負となるネイサン・フレイザーと、元A-KIDのアクシアムの二戦目から。ということは今回はネイサンが勝って1-1のタイになることはわかっていることなんだが、そんなことはどうでもいい。二人が始めたのは明らかにCatch As Catch Canの欧州レスリングの返し、返されをおっぱじめたのである。
 最後はフェニックス・スプラッシュだったが、スパニッシュフライなど、現代の空中戦を盛り込みつつ、目を見張る攻防を披露してくれて、今回のNXT新章のテーマが明らかに。少なくとも目先の視聴率を犠牲にしても、まずはいったん吸収したNXT UKの良いところを余り知識のない米国の視聴者に訴えていくこと。これがメインの同じく英国勢同士の対決に受け継がれる番組構成なのだった。
 認知度のあるスターを並べれば視聴者の数字は取れる。しかし、それでは未来は開かない。新章になって、このカードを最初に持ってきた意義は非常に大きいのである。


 交流が盛んになってSmackDown-RAWにも出ているToxic Attractionのジージー・ドリン&ジェイシー・ジェインなんだが、ソロ・シコアと違って彼女たちはまだNXTです。お茶の間に通用するプロレスの試合運びは出来てません。ということで、番組にはデイモン・ケンプがやはりロデリック・ストロングを救急車送りにしたのは自分と告白したりのセグメントが挿入されたので、完全に解散となったダイアモンド・マインのアイビー・ナイルが、鼻折れたんでマスク姿のタタム・パクスリーと組んでタッグ試合。ただ、チームとしては実績もないのでケバい色物軍に合体キックでやられてました。


 ジョー・ゲイシーの使徒ダイアド(元GYVのリップ・ファウラー&ジャガー・リード)が、イドリス・イノフェ&マリック・ブレイドにチケット・トゥ・メイへムを見舞うカードが挿入。


 いじめっ娘のウェンディ・チューも、大ヒールと化したコーラ・ジェイド相手ならベビーフェイスですかぁ・・・。DDTでコーラ勝利だけでなく、ハイヒール履いてきたラッシュ・レジェンドがさらにウェンディを蹴ってました。

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