[ファイトクラブ]米英決戦後NXTアクシアムNフレイザー風 TベイトBブレイカー合体

[週刊ファイト9月15日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼米英決戦後NXTアクシオアムNフレイザー風 TベイトBブレイカー合体
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▼マンディ・ローズ2冠王というか統一王者のお姿!次回はNXT2.0名義1周年です

■ WWE NXT 2.0
日時:9月6日(現地放送時間 日本WWEネットワーク木曜以降)
会場:米フロリダ州オーランド Capital Wrestling Center


 やはりというか、本誌的にニヤリなのはタイラー・ベイトから番組だったこと。パフォーマンス・センターの常連さんもThank you合唱で盛り上がり、米国でも認められたのが確認できる。「お客にも感謝、そして闘ったブロン・ブレイカーにも感謝」と持ち上げるのだが、やはりガラスが出てきて暴行に。
 もっともトリプルH政権でさらに裏方の肩書に”シニア”まで付いて昇進したショーン・マイケルズなんだが、やや古いところがあって、マイク合戦をわざとの英国訛りにするのはどうなのか。洋画専門チャンネルにスパイダーマンの新作『No Way Home』が降りてきて、昔の怪人復活だけでなく、歴代スパイダーマンも集結となるんだが、アンドリュー・ガーフィールドが英国人(本人自身はカ州生まれの二重国籍)って「え?」なんだけど、わかりやすく米語なんですけど・・・。

 ピンチにブロンが出てきてやっぱり『No Way Home』やな(笑)。ということで番組トリが米英ヒーローのタッグ結成でガラス成敗となるのであった。まぁHBK監督の采配センスとか映画のスキット演出への応用がやや古い面はあるんだが、世界の数あるプロレス番組でもNXTがイチバン面白いと思う。本誌だけがそう思っているのではなく、AEWべったりの媒体を除いてグローバルに全部見ているマニアもそう感じているのは事実なのだ。なにしろショーン・マイケルズをずっとリアルタイムで見てきているから、何を考えているか手の内が読めるんです。


 『Worlds Collide』ではカタナ・チャンス&ケイデン・カーターの女子タッグ王座に挑戦ながら、Toxic Attractionの邪魔があって敗退となったニッキーA.S.H.&ドゥドロップが、ジージー・ドリン&ジェイシー・ジェインにリベンジします。
 写真が白黒なのはジェイシーのビッグブーツがドゥドロップの鼻を直撃したため。もちろんそんなのにひるむことなく、ドゥドロップが取りました。


 冷酷なヒールに徹するJDマクダナとウェス・リーのシングル戦。頭蹴ってデビルインサイドで元ジョー・デブリンが取り、エンディングの再登場に繋げます。

◆“ファイナルボス”里村明衣子が再起戦でロクサーヌ・ペレスを撃破

 電光掲示板”最後のボス”の日本語で迎えられる里村は、すっかりフロリダでも大物認知である。「NXTワールズ・コライド」で王座陥落したことをバックステージインタビューで質問されると「とても失望したけど、NXT UKを誇りに思っている」と語り、さらにそこに現れたコーラ・ジェイドに上から目線で対戦要求されると「敬意を持ったロクサーヌとの対戦がすでに決まっているの」と毅然とした態度で断る。試合では里村がダブルニーやアームバーで攻め込めば、ロクサーヌのクロスフェイスに捕まって序盤から白熱の攻防を展開。

 さらに果敢に攻め込むロクサーヌをハイキックで迎撃すると雪崩式フランケンシュタイナーで反撃されたが、最後はオーバーヘッドキックを放つと鬼気迫る形相でスコーピオライジングを叩き込んで3カウント。里村がロクサーヌを下して再起戦を勝利で飾った。試合後には里村がロクサーヌの健闘を称えながらリングを降りると、お辞儀で応えたロクサーヌは突如竹刀を持って現れたコーラに背後から襲撃されてしまう。するとこの行為に怒った里村がリングに戻るとコーラを威圧して追い払った。

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