■ 映画『ザ・コントラクター』
10月7日(金)より新宿バルト９ほか全国公開！
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負傷からなのだがステロイド等禁止薬物が出たからと、特殊部隊からお払い箱にされたクリス・パイン演じる軍人の物語。請求書は溜まってるし、妻も子供もいるから民間軍事組織のベルリン任務を受けてしまうのだが・・・。
日本版ポスターには『スター・トレック』とあり、やはりそれが当たり役なのかなぁというクリス・パインである。はい、記者もBlu-rayでシリーズ買い直しました(笑)。2017年公開の『ワンダー・ウーマン』はイスラエル出身の黒髪ガル・ガドットなので劇場まで行きましたとなるんだが、恋人役がクリスだったのが、悪くはないんだがちょっと無理に若作りとも感じたのに、2020年公開の『ワンダーウーマン 1984』でも、またクリス復活にするのかと。しかし、現在42歳のクリス・パイン、この『ザ・コントラクター』（請負人）は実年齢というか、話の展開も「あるある」内容になっていて、主人公のリアリティーを出せている。
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もっとも「身体づくりのため、たくさんトレーニングしました」と語っているように、俳優業は大変なのである。よくやったと誉めるしかない。キアヌ・リーブス主演『ジョン・ウィック』シリーズの仕掛け人がプロデューサーとのことだが、あっちの非現実な展開とは違うので、予備知識は植え付けない方がいいのかも。『24 TWENTY FOUR』のキーファー・サザーランドが出てくるが、なんか最近洋画チャンネルでよくやってる2002年公開、コリン・ファレル主演の『フォーン・ブース』の役と似ているなぁ。制作業を除けば、役者としてはこういう役なんですかねぇ。
監督はスウェーデン出身のタリク・サレーによる本格的なハリウッド映画進出1作目とのことだが、サスペンスとしてのテンポもよく期待が持てよう。推薦作です。
原題：THE CONTRACTOR
配給：クロックワークス
監督：タリク・サレー
脚本：Ｊ・Ｐ・デイヴィス
製作：エリカ・リー、ベイジル・イヴァニク
出演：クリス・パイン、ベン・フォスター、ジリアン・ジェイコブス、エディ・マーサン、Ｊ・Ｄ・パルド、フロリアン・ムンテアヌ、キーファー・サザーランド
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