英帰還RAWブラウン・ストローマンDamageCTRL金網ミズBラシュリー

[週刊ファイト9月15日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼英帰還RAWブラウン・ストローマンDamageCTRL金網ミズBラシュリー
 (c) 2022 WWE, Inc. All Rights Reserved. 編集部編


 なにしろグローバル目線でのマット界は、なんといってもAEWバックステージでのリアル喧嘩勃発である。これまで順調過ぎる躍進を遂げてきたAEWだが、本誌は既にほころびが見え隠れしていることを逐一活字に残していたので「突如」ではなかったのだが、これはもう大事件に違いなく、主力選手の離脱もありうる業界を揺るがす問題であり、騒ぎは一向に収まってはいない。
 それを意識した発言なんだろうが、リブ・モーガンが「WWEのモラルは高い」と出している。そりゃそうだ、水増し発表なしで英国ウェールズの巨大スタジアムが62,296人で埋め尽くされたばかりである。そして無事に米国に戻ってきた御一行によるRAWとなった。

■ WWE RAW
日時:9月5日(現地時間 日本YouTube水曜以降)
会場:ミズーリ州カンザスシティ Tモバイル・センター

 リア・リプリー口調だと「ドミニク・ボーイ」なんだそうで・・・(笑)。はい、PPV見てないお茶の間にもなにがあったのかおさらいです。

◆ドミニク・ミステリオがジャッジメント・デイ入り!父レイ&エッジへの襲撃に加担

 “闇落ち”したドミニク・ミステリオがジャッジメント・デイ入りして父レイ・ミステリオ&エッジへの襲撃に加担した。
 エッジが番組オープニングに登場すると思い出を語りながら「ドミニク、どうしたんだ?ジャッジメント・デイがお前を狂わせたのか?」とWWEクラッシュ・アット・ザ・キャッスルで裏切ったドミニクに語り掛けた。さらに「お前はもう子供じゃなく、スーパースターになったんだから償ってもらうぞ。話し合いではなく、お前をぶん殴ってやる」と言って呼び出したが、そこへ現れたのはレイ。レイに「息子がやらかしたことはわかっているが、代わりに謝罪する」と許しを懇願されるが、これを拒否するとジャッジメント・デイのリア・リプリーと共に全身黒服のドミニクが現れた。ドミニクは父レイの説得を無視してフィン・ベイラー&ダミアン・プリーストと共にエッジを襲撃すると救出に向かうレイも妨害し、ベイラーが椅子攻撃からクー・デー・グラでエッジに止めを刺してKOした。

 ブラウン・ストローマンの復帰は英国ではなく、こっちでしたかぁ。裁判中のウソーズは英国行けないから、NXTから実弟のソロ・シコアが介入という展開だったんだが・・・。

◆“巨獣”ブラウン・ストローマンが電撃復帰!乱入したWWEタッグ王座挑戦者決定戦をブチ壊し

 “巨獣”ブラウン・ストローマンが電撃復帰してWWEタッグ王座挑戦者決定フェイタル4ウェイ戦に乱入するとチャド・ゲイブルらを次々に蹴散らして大暴れした。
 ニュー・デイ、アルファ・アカデミー、ロス・ロザリオズ、ストリート・プロフィッツがWWEタッグ王座挑戦者決定フェイタル4ウェイ戦で対戦していると試合途中に突如、“巨獣”ストローマンがサプライズで復帰。会場は大盛り上がりとなる中、ストローマンは挑戦者決定戦に乱入するとチャド・ゲイブル、ロス・ロザリオズ、オーティスと次々に蹴散らして大暴れ。さらに止めに入るセキュリティを返り討ちにすると最後は場外でアンジェロ・ドーキンスをランニングパワースラムで解説席ごと破壊して雄叫びを上げた。その後、バックステージでは「巨獣が戻ったからにはもう誰も安全ではないぞ! スマックダウンで会おう」とSD登場を予告した。


 ラケル・ロドリゲス&アリーヤがニッキーA.S.H.&ドゥドロップを下す女子タッグ戦、あくまでラケルのプッシュは変わってません。


 オースチン・セオリーが「タイソン・フューリーに邪魔されてキャッシュ・イン心配したけど、ブリーフケースは持ったままだ」と主張するのに対して、ケビン・オーエンズは「お前は所詮、その程度の男だ」とやり返す長いセグメントから、尺を貰った長いシングル戦でもKOのスタナーが決まります。

 ふ~ん、ビアンカ・べレアは10ヶ月フォールされてなかったのか。そこまで気が付かなかったなぁ。

◆ “ダメージ・コントロール”イヨ・スカイが再び王座獲りへ「来週こそはWWE女子タッグ王座を手に入れる」

 ベイリー&イヨ・スカイ&ダコタ・カイが“ダメージ・コントロール”としてロウに登場するとイヨが「来週こそはWWE女子タッグ王座を手に入れる」と次週の王座戦に闘志を燃やした。
 “ダメージ・コントロール”の文字がビジョンに映し出される中、ベイリー&イヨ&ダコタの3人がリングに登場するとベイリーは「クラッシュ・アット・ザ・キャッスルでビアンカ・べレアら3人を倒したぞ」とPLEでの勝利をアピールした。さらにイヨは「来週こそはWWE女子タッグ王座を手に入れる」と王座決定トーナメント決勝で敗戦した王者ラケル・ゴンザレス&アリーヤとの再戦に意気込むと、ダコタは「せいぜい王者の真似事でもしているがいいわ」と王者を挑発した。するとそこへ現れたRAW女子王者ビアンカに「今から1対1で対戦するのはどう?」と対戦要求されるとベイリーはこれを拒否。さらにビアンカに「ベイリーは何もコントロールできてないじゃない」と侮辱されると一時3人で取り囲んで一触即発となったが、ベイリーらはリングを降りると「もう勝ったんだから何も証明することはない。王座は私のタイミングで頂くわ」と捨て台詞を吐いた。

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