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■ WWE SmackDown
日時:9月2日(現地時間 日本YouTube日曜以降 録画番組)
会場:ミシガン州デトロイト リトル・シーザーズ・アリーナ
今回のSmackDownは先週のデトロイト会場にて、5時間かけて収録した2本目の番組である。英国遠征があるから仕方ない。目玉としてはローマン・レインズの王座戴冠2周年のお祝いになるんだが、そんな当たり前になるハズもなく、英国ウェールズでメインに登場するスコットランド出身のドリュー・マッキンタイアが暴れるという絵になった。
他ではキャリオン・クロスがようやく試合で、生贄役はドリュー・グラックでした。もっともちゃんとスカーレットともどもカーディフに呼ばれて最前列で観戦の待遇です。呼ばれなかったスーパースター多数の遠征だったのだが・・・。あと、中邑真輔はHappyコービンにキンシャサをブチ込んでいる。
■ WWE Clash at the Castle
日時:9月3日(現地時間)
会場:英ウェールズ カーディフ プリンシパリティ・スタジアム 観衆62,296(主催者発表)
<第1試合 6人タッグマッチ>
●ビアンカ・ブレア アスカ アレクサ・ブリス
18分49秒 フォール取ったのは姉御ベイリー
○ベイリー ダコタ・カイ イヨ・スカイ
やはりサッカー会場だなぁという地元の唄?をアレンジした”Hey Bayley, I wanna know if you’ll be my girl”大合唱から。それに合わせて6人乱闘で始めたプロの皆さんなのでした。はい、ダコタ・カイ&イヨ・スカイ組は女子タッグ王座トーナメント決勝でラケル・ロドリゲス&アリーヤに負けてます。ということで、またダコタがやられるのだけは嫌だなぁと心配しながら見てたんですが、試合巧者ぶりを魅せてくれて喜ばしい。ボスのベイリーがフォール取りました。
<第2試合 IC王座戦>
[王者]グンサー
19分33秒 ラリアット
[挑戦者]シェイマス
ここでのメインルースター・デビューとなったかのジョバー二・ビンチが合流してグンサーのインぺリアム再整列です。英国ではやはりシェイマスが大ベビーフェイスで、オーストリアのグンサーがヒール。入場だけで変に試合にインぺリアム絡ませず、シェイマス側のリッチ・ホランド&ブッチの乱入はあったものの、基本は純レスリングのもの凄いハードヒット戦であり、漂白剤シェイマスの胸がえらいことになる凄い試合に大会場はAWESOME合唱という理想の展開に。
やはりグンサー提督が死闘を制するんだが、6万人が総立ちになりシェイマスに惜しみない拍手という記憶に残るエンディングでした。
<第3試合 SD女子王座戦>
[王者]リブ・モーガン
11分00秒 コードブレイカー ⇒ オブリビオン
[挑戦者]シェイナ・ベイズラー
お互いが「腕折ってやる」とやりあっていたんだが・・・。リブちゃんの白衣装、いいですねぇ。なんでも元格闘家のリドルと特訓やったそうで・・・リブちゃん、世界で受けてます。ほらね。
AEW RampageではルビーSOHO出てましたけど、次々にライオット・スクワッドが辞めさされていく中で、なぜにWWEはリブ・モーガンを残したか。プロレスのスターとは、感情移入させるか否かなんです。
エイドリアン・ストリートとリンダの姿が・・・。オカマ・ギミック元祖のエイドリアン、もう禿てますけどウェールズ出身ですから。
You cannot talk about this industry throughout the entire United Kingdom without mentioning the impact of Adrian Street and Miss Linda. Thrilled to have them both here in Cardiff for #WWECastle! 🏴 pic.twitter.com/1GczH2Seet
— Triple H (@TripleH) September 3, 2022
<第4試合 タッグマッチ>
○エッジ レイ・ミステリオ w/ドミニク
12分25秒 スピアー
●Judgement Dayフィン・ベイラー ダミアン・プリースト w/リア・リプリー
ドミニクのヒール・ターンはここでした。試合後エッジを急所蹴り、親父にはラリアットをぶち込み・・・。
<第5試合 シングルマッチ>
○セス・ロリンズ
17分20秒 カーブストンプ
●マット・リドル
舌戦がエスカレートしてプライバシーにも及んだ因縁のカード。リドルはマット・リドルに戻りました。遺恨戦に相応しい良い試合だったかと。
<第6試合 WWEユニバーサル&ワールド・ユニファイド王座戦>
[王者]○ローマン・レインズ
30分39秒 スピアー
[挑戦者]●ドリュー・マッキンタイア
「カーディフ、Acknowledge Me(俺を認めろ)」とやったところに、親指プロテクトナシの強烈なグラスゴーKISSと、大一番に相応しい見応えのある攻防に。
さらなるクレイモアが決まった時は、オースチン・セオリーの曲がかかってブリーフ・ケース持って出てくるんだが、ここは番組を通じてドリューとも、ローマンとも歓談している絵が出ていたタイソン・フューリーがパンチ見舞って阻止!
そもそもSmackDownでサミ・ゼインら子分がやられてトライブ(種族)が来てないという設定だったのだが、クレイモアが決まったのにフォールを引っ張り降ろしたのはNXTのソロ・シコア、ウーソズの実弟である。30分超えの熱戦になったが、この結末は予想外だったかなぁ。ということで、帝国のスピアーが決まったのでした。
もっとも、防衛したローマンは早々と帰るんだが、残ったドリューにタイソン・フューリーがリングに合流。この元ボクシング世界王者はリングで唄やるお決まりなんだが、2曲やったあと、今度はドリューがオアシスまで唄うというエンディングにしてました。
▼骨太試合内容 集客 顧客満足度でも頂点極めたWWEウェールズ遠征
▼Tベイト認知強BブレイカーNXT統一 里村明衣子”最後のボス”目立つ
▼All Out裏総括ジェイミーHアクレイムド大声援RS悪魔を憐れむ歌MJF
▼英帰還RAWブラウン・ストローマンDamageCTRL金網ミズBラシュリー
▼米英決戦後NXTアクシアムNフレイザー風 TベイトBブレイカー合体
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’22年09月15日号WWE遠征6万人札止 米英NXT非常事態AEW ノア東京D GoldRush大阪TWOFC