［週刊ファイト9月8日号］収録 ［ファイトクラブ］公開中
▼30年ぶりウェールズでのスタジアム決戦前SmackDown-RAW拡大版
(c) 2022 WWE, Inc. All Rights Reserved. 編集部編
・アレクサ・ブリスの予想「間違いなくローマン・レインズを倒せると思う」
・2週分収録デトロイトSmackDown前哨刑ドリュー・マッキンタイア血祭
・リドル離婚暴露セス英国遠征前RAW ラケル&アリーヤ女子タッグ戴冠
◆アレクサ・ブリスがWWEユニバーサル王座戦を予想「間違いなくローマン・レインズを倒せると思う」
アレクサ・ブリスが日本時間9月4日にウェールズ・カーディフで開催される30年ぶりの英国スタジアムイベント「WWEクラッシュ・アット・ザ・キャッスル」を前にQ&Aインタビューに答えた。
―― WWEクラッシュ・アット・ザ・キャッスルは現地時間9月3日（日本時間9月4日）ウェールズ・カーディフにあるプリンシパリティ・スタジアムで開催されます。 そこでファンはどんなことが楽しめると思いますか？
アレクサ 激しいアクションと素晴らしい対戦カードね。 私たちも含めてクラッシュ・アット・ザ・キャッスルにつながる良いストーリーがたくさんある。楽しいはずよ。
―― 大きなストーリーの1つはもちろんドリュー・マッキンタイアとローマン・レインズの一戦です。WWEロースターの仲間として、この戦いにどんなことが期待できますか?
アレクサ この対戦にワクワクしてるわ。私はずっとドリューの大ファンだし、彼は圧倒的な実力を持つ男。間違いなくローマン・レインズを倒せると思うし、（凱旋となるマッキンタイアにとって）カーディフよりも良い場所はあるかしら? 本当に面白い対決になると思う…冗談抜きで！
―― WWEスーパースターとしてあなたは世界中を旅することができます。 WWEで訪れたお気に入りの場所と訪れてみたい場所はありますか?
アレクサ 私はディズニーがある場所に旅行するのが好き！マイク・ロームと私は上海、パリ、東京の公演があったので、たくさんディズニーに訪れることができたわ。とても楽しかった。私のお気に入りの場所はオーストラリア。長いフライトだけど、きれいで食べ物が本当においしいオーストラリアが大好き。
―― ローガン・ポールはフルタイムの WWE スーパースターとして参加して新しい風を吹き込んでいます。アレクサ・ブリスの味方、あるいは敵になるような素晴らしいWWEスーパースターになる可能性のある有名人はいますか?
アレクサ 強い個性を持っていないとね。カーディ・Bは本当に良いWWEスーパースターになると思うわ。
―― ディズニー映画のトップ5は？
アレクサ 簡単ね。グーフィー・ムービー、トイ・ストーリー、モンスターズ・インク、ファインディング・ニモ、そして今はミラベルと魔法だらけの家が大好き。
アレクサは「WWEクラッシュ・アット・ザ・キャッスル」でパートナーのアスカ、RAW女子王者ビアンカ・ブレアとタッグを組んでベイリー&イヨ・スカイ&ダコタ・カイとの6人タッグ戦に挑む。「WWEクラッシュ・アット・ザ・キャッスル」は日本時間9月4日（日）午前2時からWWEネットワークでライブ配信される。
「WWEクラッシュ・アット・ザ・キャッスル」対戦カード
・ローマン･レインズ vs. ドリュー･マッキンタイア（WWEユニバーサル王座戦）
・リブ･モーガン vs. シェイナ･ベイズラー（SD女子王座戦）
・ビアンカ･ベレア&アスカ&アレクサ･ブリス vs. ベイリー&イヨ･スカイ&ダコタ･カイ
・セス･ロリンズ vs. リドル
・グンサー vs. シェイマス（IC王座戦）
・エッジ&レイ･ミステリオ vs. フィン･ベイラー&ダミアン･プリースト
■ WWE SmackDown
日時：8月26日（現地時間 日本YouTube日曜以降）
会場：ミシガン州デトロイト リトル・シーザーズ・アリーナ
英国カーディフでのスタジアム決戦に向かうため、このリトル・シーザーズ・アリーナでの収録は2週分。各2時間番組のため全長5時間の長い大会になってしまった。
トップバッターは、冷や飯食わされている扱いで最近はテレビにすら出てなかったリコシェである。Happyコービンをシューティング・スター・プレスで仕留めるカードなんだが、WWE番組全部をフォローしてるなら「なんで急に今ここでリコシェ？」と思ったに違いない。いずれこのマッチメイクの謎は明かされるであろう。
はい、ドリュー・マッキンタイヤの「次」にはキャリオン・クロス w/スカーレットが控えております。テッィク、タク、テッィク、タク。
◆イヨ・スカイ&ダコタ・カイがタッグ王座獲りへ！RAWでラケル&アリーヤとのトーナメント決勝戦が決定
イヨ・スカイ&ダコタ・カイが次週のRAWで行われるWWE女子タッグ王座決定トーナメント決勝戦でラケル･ロドリゲス&アリーヤと対戦することが決定した。
ベイリーがイヨ・スカイ&ダコタ・カイと共にゲスト解説する中、ラケル&アリーヤとナタリア&ソーニャ・デビルがトーナメント準決勝で激突すると試合途中にアリーヤがナタリアのみちのくドライバーを場外で浴びて大ダメージ。1人残ったラケルは2人相手にダブルスープレックスを決めて孤軍奮闘すると終盤にはナタリアのチープショットで苦戦したものの、最後はテハナボムをソーニャに叩き込んで準決勝を突破した。試合後にはリングに上がったイヨ&ダコタがラケル&アリーヤと睨み合いの火花を散らすとバックステージインタビューでイヨは「ここに来るまで私、ダコタ・カイ、ベイリーの話題しか出てきてないだろ。私たちがどれだけ素晴らしいか、タイトルを獲って証明してやるよ」と王座奪取を宣言した。
◆王者ローマン・レインズがCATCを前に次期挑戦者マッキンタイアを血祭り
WWEユニバーサル王者ローマン・レインズがウーソズや“手下”サミ・ゼインと共に「WWEクラッシュ・アット・ザ・キャッスル（CATC）」を前に次期挑戦者ドリュー・マッキンタイアを襲撃して血祭りに上げた。
マッキンタイアが“ザ・ブラッドラインの手下”ゼインとメイン戦で対戦すると場外に回避しながら攻撃を狙うゼインにチョップやバックブリーカーを決めて攻め込んだ。さらにゼインにコーナートップからのサンセットフリップパワーボムを決められれば、グラスゴーキッスからベリートゥベリー、ネックブレイカーで反撃してチャンスを迎えると突如現れたウーソズに妨害されてしまう。さらにその隙にゼインにブルーサンダーボムを決められるも決定打とはならず、最後はクレイモアを叩き込んで勝利を収めた。
しかし、試合直後に現れたレインズがマッキンタイアを襲撃してスピアーを叩き込むと加勢したウーソズがパイプ椅子攻撃、ゼインがヘルヴァキックを叩き込んでやりたい放題。レインズはダウン状態のマッキンタイアに「山の頂上は俺のものだ」と言って止めのギロチンを決めると最後はパイプ椅子に座りながら血祭りにしたマッキンタイアを見下ろした。ウェールズ・カーディフで開催される30年ぶりの英国スタジアムイベント「WWEクラッシュ・アット・ザ・キャッスル」は日本時間9月4日にWWEネットワークで配信される。
■ WWE RAW
日時：8月29日（現地時間 日本YouTube水曜以降）
会場：ペンシルベニア州ピッツバーグ PPGペインツ・アリーナ
番組はAJスタイルズ&ドルフ･ジグラー組がJudgement Dayフィン･ベイラー&ダミアン･プリースト w/リア・リプリーと対戦するところから。
このRAW回、俗に言うPPV前のGo Home SHowであり、大一番を煽る各種アングルの念押しなのであって、特に大きなサプライズもなかったというのに、トリプルH政権への興味からか平均視聴者は前週よりもさらに10万人増えて210.7万人を記録。CMスポンサーが見ているランキング、18歳から49歳のデモグラフィックで視聴率0.59%を叩き出し、ケーブル局で1位なのは無論のこと、地上波でもRAWに勝ったのはABCの人気リアリティ番組『The Bachelorette』だけという、アメプロ新黄金時代を象徴する驚異的な数字を叩き出している。ちなみにケーブル局ESPNのテニス『US Open』は175万人、視聴率は0.36%だった。
◆エッジ&レイ・ミステリオが20年ぶりのタッグ結成！CATCでジャッジメント・デイと激突へ
“R指定の男”エッジがミステリオ親子と共に抗争するザ・ジャッジメント・デイを竹刀で襲撃して大乱闘になると「WWEクラッシュ・アット・ザ・キャッスル（CATC）」で20年ぶりのタッグ結成となったエッジ&レイ･ミステリオとフィン･ベイラー&ダミアン･プリーストのタッグ戦が決定した。
ベイラー&プリースト（with リア）が対戦したAJスタイルズ&ドルフ･ジグラーを撃破するとプリーストは「今夜はお前のジャッジメントデイ（裁きの日）にしてやる」と言って抗争するエッジを呼び出した。するとそこへ現れたエッジはジャッジメント・デイを１人ずつ挑発すると「ところで俺は1人で来てないぞ」と発言。すると竹刀を持ったミステリオ親子が背後からジャッジメント・デイを襲撃した。エッジがプリーストをクローズラインで場外に蹴散らすとレイはベイラーを竹刀で滅多打ち、ドミニクはリアと対峙するも攻撃できずに竹刀を取り上げられたが、エッジ&レイが加勢して劣勢となったジャッジメント・デイを退却に追いやると、CATCでエッジ&レイとベイラー&プリーストのタッグ戦が決定した。
その後、この試合にエッジは「俺とレイは2002年のサバイバーシリーズ以来のタッグ結成だ。20年ぶりに俺たちが組んだら何かが起こる」と意味深にジャッジメント・デイを挑発した。ウェールズ・カーディフで開催される30年ぶりの英国スタジアムイベント「WWEクラッシュ・アット・ザ・キャッスル」は日本時間9月4日にWWEネットワークで配信される。
◆“女帝”アスカが6人タッグ戦快勝でイヨら挑発「誰もワシらに勝たれへんのじゃ！こらボケ！」
“明日の女帝”アスカがタッグを組んだビアンカ･ベレア&アレクサ･ブリスと息の合った連続攻撃で６人タッグ戦を制すると「WWEクラッシュ・アット・ザ・キャッスル(CATC)」の対戦相手イヨ・スカイらを挑発した。
ビアンカ&アスカ&アレクサはCATCの対戦相手ベイリー&イヨ&ダコタ・カイを想定して地元出身のダニー・モー&ケイ・スパークス&ケイティ・ハートと対戦。アスカは「こいや！こいや！」とケイティを挑発してショルダータックルを放つとダニーにもバックハンドブローやスープレックスを叩き込んで圧倒。終盤にはアスカのハイキックからアレクサがケイティにDDT、さらにビアンカがケイにKODを叩き込むと最後はアスカがダニーをアスカロックで捕まえてタップ勝ちを収めた。試合後にアスカは「誰もワシらに勝たれへんのじゃ！こらボケ！」と大阪弁でベイリー&イヨ&ダコタに挑発メッセージを送ると３人でリズムに乗りながら勝利をアピールした。ウェールズ・カーディフで開催される30年ぶりの英国スタジアムイベント「WWEクラッシュ・アット・ザ・キャッスル」は日本時間9月4日にWWEネットワークで配信される。
さて、ピッツバーグ大会である。NFLピッツバーグ・スティラーズの面々も会場に招待されている。昔はブルーノ・サンマルチノなんだが、今やカート・アングルの故郷ということになろう。そして音楽が鳴り、金メダリストに”You Suck”の大合唱が始まるのだ。ヒールなんだが、これは大歓迎の情景なのである。ここでピッツバーグの意味が出ることになる。セグメントの相手はアルファ・アカデミー（チャド・ゲイブル師匠とオーティス）のレスリング経験者である。