Rampage漆黒組トリオ負 男女混合 クラウディオROH王座戦ダスティン

(c) AEW

■ AEW Rampage
日時:8月26日(現地放送時間 録画番組)
会場:米オハイオ州クリーブランド ウルスタインセンター


 Dynamiteの前後辺りから色々な問題が表面化してアメプロ通をお騒がせしているAEWである。そのクリーブランド会場からの3時間目はトリオ選手権トーナメントから。ハウス・オブ・ブラック(ブロディ・キング&マラカイ・ブラック&バディ・マシューズ)vs.ダークオーダー(ジョン・シルバー&アレックス・レイノルズ&10号)であり、CMパンクに卑怯者呼ばわりされても出てこなかったハングマン・ペイジも後者に付いている。


 ブロディ・キングの暴れっぷりがド迫力である。客席にはベストフレンズにダンハウゼンも見物という図式でのカードであった。

 ただ、せっかくの単なる6人タッグ戦ではなく、意味の或る、中身の伴ったトリオ王座トーナメントなのに、途中で音楽が鳴ってミロが花道に出てきて、大きいバディ・マシューズなんか一回転して吹っ飛ばされて痛ぁあ~なんだが、その間隙を縫ってレイノルズがマラカイ・ブラックを丸め込むケツってどうなのか。
 漆黒組が納得するハズもなく、リングで3対1でミロを吊るし上げるも、ダービー・アレン&スティングも出てきて・・・とやってはいたんだが。いずれにせよ、ハウス・オブ・ブラックが勝利したかのような最後の絵で終わるセグメントであった。


 地元クリーブランド出身のウォードロウのTNT王座戦。兄貴ドルフ・ジグラーに倣ってハリウッド・ホンクを名乗るライアン・ネメスなんだが、実は彼もクリーブランド出身という・・・。こちらは”鉛筆”サンジェイ・ダット率いる軍団で、クリス・セイビンも加わったようなんだがウードロウ勧誘のため見物する絵にしてました。

 ただ、地元の大声援を受けたベビーフェイス、ウォードロウのパワーボム4連発となることはわかりきったことなんだけど。


 パワーハウス・ホッブスが、よく知らないアッシュトン・デイをスクワッシュする短い試合、ちなみにバックステージのセグメントではリッキー・スタークスがQTマーシャルらにリンチされて口から血流しているスキットもあったのだが・・・。続いてはお口直し?なのか、サミー・ゲバラとタイ・メロ(改名)夫妻によるブチューのKISSから始まるAAA認定の男女混合タッグ王座戦と。


 相手はオルティーズとルビーSOHOという、相棒サンタナが怪我で休んでいるんで無理に組ませたような・・・まぁそういうことです。このあとで、あらためてCMパンクの「足が痺れてる・・・」の言い訳スキットも挿入なんだが、地元シカゴのPPV『All Out』がどうなるかは未だ発表されてません。


 マーク・ヘンリーによる事前収録のインタビュー・セグメントに続いては、この日の大トリになるROH世界王座戦。クラウディオ・カスタニョーリにダスティン・ローデスが挑みます。WWEでは何度かやったカードなんだが、今は立場が違います。


 まぁダスティン「まだまだやれる、がんばった」ということになるのだろうが、フィニッシュがなぁ。飛び越えようとしたのが頭が急所に当たってということにして、しかし、三味線だったとすぐにヨーロピアン・アッパーカットを見舞ってクラウディオのフォール。まぁ、WWEでの試合を見ている方には、こうしましたかというエンディングでした。


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