マイティマウス見事な一本勝ち!堀口恭司無念!4・25『UFC186』+英国『BAMMA20』

(C) Photo Courtesy of UFC

 2015年4月25日にカナダ・モントリオールで『UFC 186 – Johnson vs. Horiguchi』が開催された。
 メインイベントのフライ級タイトルマッチには堀口恭司が出場。堀口は、総合格闘技15勝1敗で、UFC4戦全勝。2013年10月のUFCデビューから4連勝の快進撃でタイトル挑戦権を手に入れた。2012年以来、長期政権を維持している王者デメトリアス・ジョンソンと激突する。ジョンソンは、師匠の山本“KID”徳郁のUFCデビュー戦で敗北を与えた因縁の相手。そして、日本人のタイトルマッチは2011年のアンデウソン・シウバvs岡見勇信以来。勝てばアジア人初のUFC王者となるだけに注目が集まる。
 試合は地力で勝るジョンソンがじわじわと自分のペースにもっていき1Rからテイクダウンを成功させる。2Rには堀口もジョンソンのタックルをきって逆にテイクダウンを奪うがすぐに立つジョンソン。3Rはグランドで堀口をサイドポジションでがっちり抑え込むジョンソンが完全にペースを握り、そのまま後半ラウンドもジョンソン優勢のまま判定でジョンソンと思われたが、なんと5R、試合終了直前にグランドで上のジョンソンが電光石火の腕十字!これで堀口はタップし、ジョンソンが劇的な一本勝ちで王座防衛を果たした。

 セミイベントには、PRIDE出身で元UFCライトヘビー級王者、あのクイントン・“ランペイジ”・ジャクソンが、2年ぶりにUFCに復帰する注目の一戦。試合はジャクソンがプレッシャーをかけ、対戦相手のファビオ・マルドナドを追い込む。期待されたKO勝利はならなかったものの、手数、プレッシャーで上回るジャクソンが判定勝利となった。

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■ UFC 186 – Johnson vs. Horiguchi
日時:2015年4月25日
場所:カナダ・モントリオール

<フライ級王座タイトルマッチ/5分5R>
○デミトリアス・ジョンソン(王者)
 5R 4分59秒 腕十字
●堀口 恭司(挑戦者)

<キャッチウェイト(215ポンド)/5分3R>
○クイントン“ランペイジ”ジャクソン
 判定 3-0
●ファビオ・マルドナド

<ミドル級/5分3R>
○マイケル・ビスピン
 判定 3-0
●CB・ダラウェイ

<キャッチウェイト(160ポンド)/5分3R>
○ジョン・マクデッシ
 1R 4分53秒 TKO 
●シェーン・キャンベ

<バンタム級/5分3R>
○トーマス・アルメイダ
 1R 4分18秒 TKO
●イーヴ・ジャボウィン

プレミアム
<ウェルター級/5分3R>
○パトリック・コーテ  
 判定 3-0 
●ジョー・リッグス 

<女子バンタム級/5分3R>
○アレクシス・デイヴィス 
 2R 1分52秒 腕十字)
●サラ・カフマン

<ライト級/5分3R>
○チャド・ラプリス 
 判定 3-0 
●ブライアン・バーバリーナ

<ライト級/5分3R>
○オリヴィエ・オウビン・メルシエ (カナダ)
 3R 3分24秒 リアネイキドチョーク 
●デイヴィッド・ミシャウド

<ウェルター級/5分3R>
○ノーディン・タレブ 
 判定 3-0
●クリス・クレメンツ

<女子ストロー級/5分3R>
○ヴァレリー・レトーノー
 判定 3-0
●ジェシカ・ラコージー

<女子ストロー級/5分3R>
○ランダ・マルコス
 判定 3-0
●アシュリング・デイリー

 2015年4月25日にイギリス・バーミンガムで『BAMMA 20: McDermott vs. Lazarz』が開催された。
 イギリスのメジャーMMA団体として定期的に興行を行っているBAMMAだが、今大会のメインではライトヘビー級王座決定戦が行われた。日本のIGFでミノワマンに完勝したオリ・トンプソンをTKO勝ちしているブレット・マクデモットと、ポーランド人ながら、イギリスを主戦場にしているマルチン・ラザーロが対戦。試合は地元のマクデモットが見事に判定勝ちして新王者に輝いた。

 メイン以上に注目されたのが、人気者コリン・フィッシャーが登場したセミファイナルだ。UFCでは連敗してリリースされたものの、その後、母国イギリスのBAMMAに戻り、その派手なルックスとパフォーマンスもあってエース格となっている。対戦相手は、同じくイギリス人でUFC参戦していたアンドレ・ウィナーだ。試合はフィッシャーがエースとして判定勝利した。

■ BAMMA 20: McDermott vs. Lazarz
日時:2015年4月25日
場所:イギリス・バーミンガム

<ライトヘビー級王座決定戦>
○ブレット・マクデモット
 判定 3-0
●マルチン・ラザーロ

<ライト級>
○コリン・フィッシャー
 判定 3-0
●アンドレ・ウィナー

<バンタム級王座決定戦>
○エドワード・アルツァー
 2R 0分56秒 リアネイキドチョーク
●アラン・フィリッポット

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