(c) AEW
■ AEW Dynamite
日時：5月20日（現地放送時間 録画番組）
会場：米テキサス州ヒューストン フェティータ・センター
ヒューストンDynamiteの会場3時間目収録のRampage録画番組。NBAのプレーオフがあるのでまた時間移動で東部時間の夜7時から。つまり地上波FOXのSmackDownより先に放送されたことになる。中継するTNTは水曜夜にせよ頻繁に時間が変わったりするので、それでDynamiteは同じグループ内ながらTBSに移動した経緯があった。
Rampageはクリス・ジェリコが解説席からが恒例だ。そしてThe House of Black（バディ・マシューズ&マラカイ･ブラック&ブロディ･キング）のお出ましである。
引立て役はイービル･ウノ&ダークオーダー10&フエゴ･デル･ソルであり、まずは小さいフエゴが元バディ・マーフィのマシューズにイジメられる展開から。
試合はブロディ・キングがイービル･ウノをゴンゾボムでフォール。ただ、そこにペンタゴンらデス・トライアングルがあらわれて、House of Blackと刻まれた墓石をお披露目。PPV『Double or Nothing』では両トリオが激突することになる。
人気爆発ウォードロウと抗争するショーン・スピアース会長、「次はデカいのとやってやる」と広言していたが、元NXTのキリアン・デインことビッグ・ダモだった。すでに新日本プロレスの北米版New Japan Strongではこのリングネームで再デビュー済み。AEWと共有していくのだと思われる。英国グラスゴーのニッキーA.S.H.クロスの夫であり、彼はアイルランド共和国のベルファースト出身だ。
まぁDynamite初登場はお仕事役からでスピアースのC4に沈むのだが、大きいが動ける良い選手でありAEWが使うのは正解だろう。というか、なんでWWE切るのかという話になるのだが。
オーエン・ハート杯は、イマイチなにをやろうとしているのか記者にもよくわからない。志田光がケガで欠場と発表されて、本人が怒っているとの話も伝わってきているのだが・・・替わりにクリス・スタットランダーがブラケット進行の予定通りにレッド・ベルベットを丸め込む。次の対戦相手になるルビーSOHOが解説席で見守る試合だったが、ジェイド･カーギル&キエラ･ホーガンの急襲にアナ・ジェイ含めてベビーフェイス軍が対抗していた。
スコーピオスカイが再戦をブチ上げるのは当然としても、せっかく人気出てるだからベビーフェイスでいいと思うんだが、これも記者にはよくわからない。サミー・ゲバラとタイ・コンティのお馬鹿カップルは、お客さんもブーイングじゃないか。格闘技総本山ATT会長ダン・ランバートのおっさん、どう見ても正体はプロレス好きの善人なのに。
番組トリはBlack Combat Club（ブライアン・ダニエルソン&ジョン・モクスリー）が、メイン抜擢のダンテ・マーティン&マット・サイダルとなり、ブライン、ロメロ・スペシャルとかやってたんだが・・・。
試合はMOXがダンテにパラダイムシフトなんだが、そこにジェリコ･アプリシエイション･ソサエティが出てきて乱闘というのが会場では延々と続いたそうなのだが、番組ではやってない。
AEWはホームのジャクソンビル、デイリーズ・プレイスがコンサートに使える舞台、それから客席の会場なので、ずっと遠征巡業でも花道とリングの（お客から見て後方が）花道で繋がっているスタイルなのだが、そこのリングと花道の間にブライアンの片足が挟まったのがちらっとだけ番組中に映るのだが・・・。そもそも録画番組だから、どこをカットして繋ぎ直したのかよくわからないのだが。
結局、今になってYouTubeが公開されて、そうしないとファンが勝手に個人撮影のをアップしてしまうからで、「試合後こういうことになりました」とやってるんだけど。ただ、挟まったこと自体はリアルながら、それを逆手にとって「セール」にしてしまい、なかなか抜けないという芝居を延々とやったのはブライアンの咄嗟の自作自演なんだそうです(笑)。
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