[ファイトクラブ]MローズBブレイカーNXT女子Breakoutロクサヌ決勝ティファニー変更

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[週刊ファイト6月2日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

■ WWE NXT2.0
日時:5月24日(現地放送時間 日本WWEネットワーク木曜以降)
会場:米フロリダ州オーランド Capital Wrestling Center


 現地火曜夜、USAネットワークでの生中継よりさらに短い1時間23分のWWEネットワーク正規版。トニーD(ディアンジェロ)のイタ公の子分チャニング・ロレンツォ&トロイ・ドノヴァンだって。ステレオタイプの見本市かも(笑)。相手は細身の黒人組エドリス・エノフェ&マリック・ブレイド、こちらも記憶にございません。

 お約束でファンタズマ軍が急襲、そのままノーコンテストかと思いきや、一応はイタ公組がダブルキックで勝利だったかと。いずれにせよ、イタリアン・マフィアとメキシコ・カルテルの抗争は続いてます。


 ソロ飛行を余儀なくされ、しかも脇腹やられたからとさらしを巻いているウェス・リーが巨漢のサンガとシングル戦。チョークスラムに沈むのだが、前週、メディカルがクリアしなかったと試合に出れなかったザイオン・クインがイチャモンを付けてきて、最後はリーとサンガが肩を組む絵にしてました。ふ~ん。


 ケイ・リー・レイがアルバ・ファイアに改名。ファンタズマ軍のエレクトラ・ロペスにスワントーンボムのフィニッシュで勝利なんだが、ロペスの次はコーラ・ジェイドなんだと。PPV大会『In Your House』を控えて色々カードをやりくりしているのだろうが、女子ブレイクアウト・トーナメントでもニキータ・ライオンズ負傷欠場で練り直し。作る側の苦悩はわかるんだが、ややゴタゴタになっている感ありか。


 くだんのトーナメント、ロクサヌ・ロペスがコードレッドでラッシュ・レジェンドに勝利するのは順当だったと思われる。


 一人残されたインディ・ハートウェルが、女子王者マンディ・ローズとシングル戦。案の定、カタナ・チャンス&ケイデン・カーターがToxic Attractionのジージー・ドリン&ジェイシー・ジェインと乱闘になり、その隙にマンディのランニング・ニーが決まるケツだったが、そこで終わるハズもなく、パジャマ姿のウェンディ・チューが中に各種ボールの入った枕でどつくと。『In Your House』のタッグ王座はチビ助だが仕事の出来る職人本物タッグ組、女子王者はイロモノ対決になるんでしょか。


 ということで「女子ブレイクアウト・トーナメント」は、代打で出てきたティファニー・ストラットンが、記者にも顔を名前を憶えられているファロン・ヘンリーというカードに。番組上はパリス・ヒルトン風セレブキャラで言わないのだが、実は五輪器械体操選手だったティファニーがコーナートップからくるっと回転してフォール。

 決勝は元ロキシーのロクサヌとティファニーになりました。

◆イケメン二郎が怒涛の攻撃も因縁のワグナーに報復ならず

 “スタイルストロング”イケメン二郎がNXTで暴走する因縁のヴォン・ワグナー(with ロバート・ストーン)と対戦。怒涛の連続攻撃を仕掛けるもワグナーのスイングボディスラムを浴びて報復に失敗した。イケメン二郎はこれまでジャケットを破られ、リングから客席に投げ飛ばされた因縁のワグナーと再戦すると、ゴング前からハンドスプリング・エルボーを叩き込んで怒りを爆発させた。続けてワグナーにパワースラムで反撃されるも、延髄切りからスプリングボード・ミサイルキック、ジャケットパンチ4連打で攻め込むと場外へ蹴散らしたワグナーに場外ムーンサルトを繰り出して怒涛の連続攻撃を放った。

 しかし、終盤にイケメン二郎がジャケットを裏返しにされて捕まるとワグナーのスイングパワースラムを浴びて無念の敗戦。試合後には“美女”ソフィア・クロムウェルの指示を受けたワグナーによって観客席に投げ飛ばされそうになったが、ここでジョシュ・ブリッグスが救出に現れて命拾いした。

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