[ファイトクラブ]AEWウォードロウ G-オカーンJコブ登場 TストームD.M.D. サモアJoe

[週刊ファイト6月2日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼AEWウォードロウ G-O-カーンJコブ登場 TストームD.M.D. サモアJoe
 (c) AEW 編集部編



■ AEW Dynamite
日時:5月25日(現地時間)
会場:米ネバタ州ラスベガス ミケロブ・ウルトラアリーナ

 大一番『Doubel or Nothing』を前に、すでに全クルーがラスベガス入り。今回のDynamiteと金曜午後の独自Rampage LIVEはPPV大会とは別のミケロブ・アリーナから。つまり会場3時間目の収録ではない。但し、NHLプレーオフの影響で東部は夕方5時半という悪い時間帯になるようで、ベガスは西海岸なのでローカルタイムだと3時半からになる。もっとも、早くFITE TVで見れてもAEWは公式写真の配布が異常に遅く、ないままになる回まであって本誌の紹介はどうなるかわからない。いずれにせよ、現地水曜からファンイベントなど様々なスケジュールがベガスですでに始まっているようだ。そして現地29日夜の『Doubel or Nothing』は、UFCでもお馴染みのT-モバイル・アリーナからとなる。


 直前の仕込み回、始まったばかりのAEWは予算もなくて組み立て式の金網だったが、今やWWEと同じく天上から降りてくる大掛かりな金網設置になり、よって第1試合がショーン・スピアース会長と、例によって10人のセキュリティーに囲まれて手錠をかけられたウォードロウが入場してくる。レフェリーがMJFという設定だが、ロジック無茶苦茶というか、鍵持ってくるの忘れたと手錠のままゴング鳴らして、試合が始まってしまうのだが、キングコングと化したウォードロウは手錠を引きちぎるのである。

 スピアースのフォールは高速、ウォードロウには超スローなんか当たり前の常套手段なんだが、それでもMr.パーフェクト10の椅子攻撃がMJFに誤爆。替わりのレフェリーを得てパワーボムが炸裂。晴れてPPV大会でのウォードロウ vs. MJFに辿り着くのであった。それにしてもベビーフェイス人気沸騰のウォードロウがMJFに見舞ったパンチ、セールが上手いからというのは簡単なんだがガチのド迫力だった。お見事!


 いよいよCMパンクがハングマン・ペイジのAEW世界王座に挑戦する。ベガスはパンク革命成就の地でもある。対峙の場面で殴ったのはペイジだった。ベビーフェイス同士のカードになるが楽しみなのだ。


 悪くなってるジェリコ・アプリシエーション・ソサエティのお出ましには、もう♪Judasuの合唱も途中で止めさせる徹底ぶり。これに続いてプライベート・パーティと、例によって客席から出てくるエディ・キングストン&ジョン・モクスリーのタッグ戦になる。
 MOXが受けます。また受けます。これでイイんです。

 最後はファンク大学のHardcore Studentと書いてあるTシャツのエディが、敬愛する川田利明のストレッチ・プラムでタップ奪ってるんだけど、レフェリーはずっとMOXだけを見ていて、パラダイム・シフトが決まってのフォールの方を叩いた二重奏である。それにしても、NXTの「チェース大学」にはそそられないが、「ファンク大学」なら皆さん入部希望ですよねぇ。
 絵的にはジェリコとエディが睨み合ってました。『Double or Nothing』では「アナーキー・イン・ザ・アリーナマッチ」として10人タッグ戦。ソサエティ軍に対するはBlack Combat Clubにエディ、そしてサンタナ&オルティーズという総力対抗になる。♪I am an Antichrist
I am an Anarchist・・・カナダの2points0はやはりパンクだったのか。


 出、出、出ました「六本木バイス」ロッキー・ロメロ&トレント・バレッタです。FTRのROHタッグ王座が駆けられているのがミソかも。

 これは新日プロから誰か出てくるなと思っていたら、グレート-O-カーンとジェフ・コブでした。モンゴリアン・チョップも、ツアー・オブ・ジ・アイランドも全世界に配信されました。最後はオカーンがバレッタをテーブル葬に。試合はDQで抗争は続くと。ユナイテッド・エンパイアがROHのベルト奪って誇示する絵にしてました。そうするのかぁ~。

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