[ファイトクラブ]Hペイジ竹下幸之助AEW伊藤麻希ウォードロウ鞭AコールJハーディ

[週刊ファイト5月26日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼Hペイジ竹下幸之助AEW伊藤麻希ウォードロウ鞭AコールJハーディ
 (c) AEW 編集部編


■ AEW Dynamite
日時:5月18日(現地時間)
会場:米テキサス州ヒューストン フェティータ・センター


 ジョン・モリソンが、AEWではジョニー・エリートとしてフリー参戦してくれた。オーエン・ハート杯男子トーナメント準決勝というお膳立てでサモア・ジョーのキン肉バスターを喰らうのだが、それは重要なことではない。ぜひ正式契約を願うばかりである。

 例によってサンジェイ・ダッドとインドの怪人、そしてジェイ・リーサルがジョー急襲に。新生ROHもDynamiteでまず浸透させる計画のようだ。


 さて、お待ちかねの竹下幸之助のDynamite初登場である。CMパンクが解説席に座り、なんと相手はいきなりの現世界王者ハングマン・ペイジ。これは異例の待遇だろう。ノンタイトル戦で、誰も竹下が勝つとは思ってない。しかし、そんなことはどうでもイイのだ。新顔がチャンピオンの引き立て役を熟す試合もありえたハズなのに、一進一退の攻防になるまさかの名勝負が火を吹くのである。


 プロレスが底なし沼なのは、闘った両者がお客との本当の真剣勝負に最後は共に勝利することが出来る稀有なスポーツ芸術であることだ。バックショットラリアットからのGTSでペイジがフォールを取るが、(傍系番組には登場していたとはいえ)実質のデビュー戦で負けて美味しかったのは竹下なのである。新日ワールド配信によってNew Japanの一部選手は米国のマニア層に知られているとはいえ、完全な無名選手に違いないTAKESHITAが、一夜にしてスター誕生となる奇跡の瞬間。恐らくエージェント担当だったと思われるケニー・オメガにせよ、最高傑作を生みだした余韻に浸っていることだろう。


 いよいよ『Double or Nothing』ではCMパンクvs.ハングマン・ペイジが実現する。両雄が睨み合った。

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