チャド・メンデス豪快TKO勝利！4・4『UFC Fight Night 63: Mendes vs. Lamas』

　現地時間4月4日にバージニア州フェアファックスで『UFC Fight Night 63: Mendes vs. Lamas』が開催された。この大会は非常の珍しく北米時間では昼間（日本時間だと真夜中）に開催となった。それは、夜にNCAAバスケットボールの準決勝が中継される為、UFCは昼間に開催しないと生放送されない為だ。

　メインイベントではフェザー級ランカー同士の対戦となったチャド・メンデスとリカルド・ラマスが対戦する事になった。フェザー級王者ジョゼ・アルドに人気者コナー・マクレガーが挑戦する事になり、にわかに注目が集まっているフェザー級だが、この王座戦の勝者に挑戦する為にも負けられない戦いとなった。実力拮抗と思われたが、試合は一方的だった。打ち合いからメンデスのカウンターが炸裂しらますはダウン。なんとか立ち上がろうとするラマスだが、完全に足元がふらついており、それを捕らえたメンデスが更にパウンド。レフェリーがストップして、メンデスが見事にTKO勝利となった。

　セミファイナルには、ホルヘ・マスヴィダルとアル・アイアキンタが対戦。激戦区ライト級の中でも連勝を重ねている両選手だけに、ここで勝利し、一気に王座挑戦に駒を進めたいところだ。しかし、試合は大変な結末となってしまう。1Rに激しい打撃でアイアキンタを出血させ試合を優位に進めたマスヴィダル。しかし、試合が進むにつれアイアキンタも盛り返し、試合は判定となった。そして判定はなんとスプリットでアイアキンタ。非常に接戦だったのだが、この結果に会場からは大きなブーイング。するとアイアキンタが、この会場の反応に激しい怒りで暴言を吐いてしまったようだ。「俺は一生懸命戦ったのにブーイングかよ！ファック・ユー」と叫び放送事故となってしまった。

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■　UFC Fight Night 63: Mendes vs. Lamas
日時：2015年4月4日
場所：アメリカ・バージニア州フェアファックス

＜フェザー級＞
○チャド・メンデス
　1R 2分45秒 TKO
●リカルド・ラマス

＜ライト級＞
○アル・アイアキンタ
　判定　2-1
●ホルヘ・マスヴィダル

＜ライト級＞
○マイケル・キエーザ
　判定　3-0
●ミッチ・クラーク

＜女子バンタム級＞
○ジュリアナ・ペニャ　
　1R 3分59秒　TKO
●ミラナ・ドゥディエヴァ

＜フェザー級＞
○クレイ・グイダ
　判定　3-0
●ロビー・ペラルタ

＜ライト級＞
○ダスティン・ポイリエ
　1R 3分45秒　KO
●ディエゴ・フェレイラ

プレミアムカード
＜女子バンタム級＞
○リズ・カムーシュ
　判定　3-0
●ローレン・マーフィー

＜ライト級＞
○アレクサンダー・ヤコヴレフ
　判定　3-0
●グレイ・メイナード

＜ヘビー級＞
○ティモシー・ジョンソン
　1R 4分57秒　TKO
●シャミル・アブドゥラヒモフ

＜ミドル級＞
○ロン・スターリングス
　判定　3-0
●ジャスティン・ジョーンズ

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