ロビン・ファン・ロスマーレン王座防衛!4・3『GLORY 20』

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(C)GLORY

 2015年4月3日にアラブ首長国連邦・ドバイで『GLORY 20』が開催された。
 2014年下半期は北米進出を第一に掲げ、北米での大会開催が多かった世界最大のキック団体GLORYだが、2015年は原点回帰というか、北米以外でも大会を開催が予定されており、その第一弾がこのドバイ大会となった。

 メインには、K-1MAXの階級であるライト級王座戦。王者ロビン・ファン・ロスマーレンにアンディ・リスティが挑戦した。リスティを破って新王者となったダビット・キリアに勝利して、王座を奪ったロスマーレン。だが、リスティはあのK-1MAX絶対王者だったジョルジオ・ペトロシアンにKO勝ちするという実績の持ち主。更に、過去の対戦ではリスティがKO勝ちしている。(もっとも、その対戦はトーナメントで行われた為、それまでのダメージを換算すると単純に参考には出来ない)

 そして試合は、4Rにロスマーレンが怒涛の連打で2度のダウン(1つはスタンディングダウン)を奪い見事に判定勝ち。的確に打撃を当ててきたロスマーレンが文句なしの判定勝ちで見事に王座防衛を果たした。

 空位のフェザー級王座決定戦は、下馬評を覆しカナダのガブリエル・バルガがモサブ・アムラーニを判定で下して新王者に輝いた。またミドル級挑戦者決定トーナメントはサイモン・マーカスがスプリット判定でジェイソン・ウィルニスを下し優勝。ミドル級王座挑戦権を獲得した。

■ GLORY 20
日時:2015年4月3日
場所:アラブ首長国連邦・ドバイ

<ライト級王座タイトルマッチ>
○ロビン・ファン・ロスマーレン(王者)
 判定 3-0
●アンディ・リスティ(挑戦者)

<フェザー級王座タイトルマッチ>
○ガブリエル・バルガ
 判定 3-0
●モサブ・アムラーニ

<ミドル級挑戦者決定トーナメント 決勝>
○サイモン・マーカス
 判定 2-1
●ジェイソン・ウィルニス

<ミドル級挑戦者決定トーナメント 準決勝>
○ジェイソン・ウィルニス
 判定 3-0
●アレックス・ペレイラ

<ミドル級挑戦者決定トーナメント 準決勝>
○サイモン・マーカス
 判定 3-0
●ウェイン・バレット

<ライトヘビー級>
○サウロ・カバラリ 
 判定 2-1
●アーテム・ヴァキトフ

<ヘビー級>
○ムラッド・ボウジディ
 判定 3-0
●ダスティン・ジャコビー

<ヘビー級>
○チ・ルイス・パリー
 1R 0分25秒 KO
●パク・ヨンス

<ミドル級>
○サミール・ブキドゥス
 1R 2分0秒 TKO
●ミハイル・チャリック

<ウェルター級>
○チャド・サジャン
 判定 3-0
●アタカン・アースラン

<ライト級>
○アナトリー・モイセフ
 1R 0分38秒 TKO
●マックス・バーマート

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