米移住ウォルターRストロング下し卍?ガンサー改名!ダスティ杯開始

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■ WWE NXT2.0
日時:1月18日(現地放送時間 WWEネットワーク木曜~)
会場:米フロリダ州オーランド Capital Wrestling Center


 番組はLAナイトから。ありゃ? いつからベビーフェイスになったんだ? まぁグレイソン・ウォーラーが嫌われ役で台頭しているからこうしたのか・・・。なんかアメリカの夫婦関係が壊れた時に使われる接見禁止命令が下ったとかで、グレイソンも、コロナで番組から消えていたデクスター・ルミスも近寄れないと言うんだが、闘った方は禁止が解かれるそうで・・・。日本からの視聴者には「さっぱりわかりません」かも。

 と言うことでデクスターとグレイソン・ウォーラーになって、ダイナミックな動きの出来るグレイソンがプッシュされるのはわかります。最後は知らないデカい奴が出てきて、RAWのインド軍にいた奴?かもなんだが、結局介入もあってグレイソンのスタナーが決まります。

◆“ジャケット・タイム”KUSHIDA&イケメン二郎がタッグトーナメントに参戦「絶対にこのチャンスを掴むぞ」

 “ジャケット・タイム”ことKUSHIDA&イケメン二郎がNXTタッグ王座挑戦権をかけたダスティ・ローデス・タッグチーム・クラシック2022に参戦することが決定し、1回戦で昨年のトーナメント覇者で元NXTタッグ王者のMSK(ナッシュ・カーター&ウェス・リー)と次週のNXTで対戦することとなった。

 先に行われた1回戦ではクリード・ブラザーズとエドリス・エノフェ&マリク・ブレイドがそれぞれ勝利して準決勝に駒を進めるとイケメン二郎は「次は誰だ。もちろん!ジャケット・タイムだ。俺は準備万端。KUSHIDAさんも準備OKか!?」と強敵との対戦に気を引き締めると「NXTに来て2度目の賞レース。俺は絶対にこのチャンスを掴むぞ! 次のタッグチャンピオンはジャケット・タイムだ!!」と意気込みを自身のツイッターに投稿した。


 先にプロモ映像が流れて、シンガポールの学プロ出身ダンテ・チェンは確かにNXT2.0になってスグに大きく扱われてデビューしたのだが、ヒザをやってしまい長く出られずにいたそうで、ましてテレビに出ることを待っていた父親が亡くなったそうで・・・。対戦相手、こっちがインド軍なんだっけと、これまた知らない奴なんだが、結局試合にはならず、誰かが襲撃してきて、最初わからなかったのだが、五分刈になってるデューク・ハドソンじゃないか。ということで決着ナシのDQです。


 トニーD(ディアンジェロ)が棺桶をリングに「ピート・ダンのお別れ会」とやり出したのだが・・・。ピート・ダンがRAW/SmackDownのダークマッチやっているので上がる噂があり、先週は”Crowbar on a Pole”マッチでトニーDに負けたんだが、現ジョナことブロンソン・リードの先例もあり、実際にあがるまで不明と書くのが正しいものの、お別れ会ということはピートは昇格なんだろう。多分。

 高台からはカーメロ・ヘイズ&トリック・ウィルアムスが見つめる中、セレモニー?は次の対戦相手キャメロン・グライムスと揉めて、ピートの写真でトニーDがガツンをやられてました。


 UK NXT女子王者として長期政権記録を作ったケイ・リー・レイと、ダイヤモンド・マインの一員としてシングル無敗同士になるアイビー・ナイルのカード。

 マンディ・ローズの介入があったとは言え、それで丸め込まれてケイ・リー・レイが負けるのは本誌は不満です。そりゃアイビー・ナイルは、滅茶滅茶毎日鍛えてというフリーク・アスリートなんだが、ワンパターンの試合しか出来ないからなぁ。もっとも次週がToxic Attractionとレイにインディ・ハートウェル&ペルシア・ピロッタの6人タッグなんだそうですけど。

◆“太陽の戦士”サレイが復帰間近「NXTに新しい情熱とエネルギーと共に戻ってきた」

 一時帰国していた“太陽の戦士”サレイが復帰を前に「NXTに新しい情熱とエネルギーと共に戻ってきた」と意気込みを語った。映像で登場したサレイは「2021年は新たな始まりの年だったのですが、何もかもがうまくいきませんでした」と日本語、英語字幕で昨年の挫折から語り出すと「心身ともに回復するために日本に戻りました。一旦は諦めようかとも思いました」と正直な胸の内を告白した。
 さらに日本でのエピソードとしておばあちゃんにもらった太陽をモチーフにしたネックレスを見つけ、どんな時も諦めてはいけないこと、そしてそのネックレスのお陰でものすごい力が湧いてきたことを伝えると最後は「リングでは太陽の戦士、でも外ではただのサレイ。今、私はアメリカ、そしてNXTに新しい情熱とエネルギーと共に戻ってきた」と英語で意気込みを語った。
 それにしてもおさげ髪に変身なんですかぁ? 猫かぶった女子高生の話し方や声になっているし、なんか違うんじゃないか。


 ダスティ杯タッグトーナメント1回戦の2つ目は、ファンタズマ軍(ラウル・メンドーサ&ホアキン・ワイルド)が、若手マリック・ブレイド&イドリス・イノフェに丸め込まれて負ける番狂わせ結果に。本誌、過小評価賞のサントス・エスコバ親分がブロン・ブレイカーのNXT王座に挑戦表明していたから、ファンタズマ軍ともども昇進準備に入ったんでしょうか。


 ダコタ・カイが知らない選手、いや相棒含めて二人まとめて片付けてましたけど。トリプルH一派が一掃されたNXT、混乱が続いていて行き当たりばったりでカード編成しているような・・・。


 さて、番組トリは真打ち登場。米国移住に反対していた前妻と別れたことで、ウォルターが今後米国に定着してくれるそうで、職人ロドリック・ストロングと音が響き渡る激しいチョップの打ち合いまでやってくれて大満足。ようやく番組は最後で締まることになる。

 仲間はAEWに行ってしまうし、おまけに格闘家で一緒にNXTだったマリナ・シャフィールがAEW DARKに登場したら皆から誉められてしまう有様。ましてクルーザー級王座も統一後にはなかったことにされて冷や飯待遇になってしまったロドリック・ストロングさん。誰もがケツはわかっているカードなんだが、やはりそんなことはどうでもイイのだ。観客の興奮は”NXT, NXT”の大合唱から、やがて”Fight FOREVER”へと変わっていく。これぞプロレスの感動。もうウルウルしてしまい、涙なしには見れない。そしてロドリックが大男のウォルターを雪崩式ブレーン・バスターで投げるのだ。リングが壊れるじゃないかの衝撃インパクトがあり、当然ながら投げた方のロドリックも痛いとの表情でカバーが遅れるからカウント2になる。名勝負はクライマックスを迎えた。


 最後はパワーボムで説得力のある3カウント。ただ、マイクを取ったウォルターが”ガンサー”と言うんだが、他のネットを見ないでじっくり見たい記者は、正直なんのことかわからず。その後、インぺリアムがきてさらにロドリックを痛めつけようとすれば、マルコム・ビベンズ軍ダイヤモンド・マインのクリード兄弟が救援に来てと、大勢レフェリーも止めに入る大乱闘で番組は終わる。
 WWEネットワーク視聴が現地テレビ放送より1日遅れるので海外サイトを見たら、”ガンサー”がアメリカ本隊所属となった新しいウォルターのリングネームなんだとある。しかし、”ガンサー”というのはナチ将校の名前でもあるらしく、「酷いリングネームだ」と激しく非難されている。う~む。せっかく凄い試合だったのに、新契約の最初からケチが付いてしまったのだった。


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